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自衛隊ニュース   1087号 (2022年11月15日発行)
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全自陸上競技会4年ぶり
18種目に男女300人

 「第26回全自衛隊陸上競技会」(防衛省主催)が10月27日、自衛隊体育学校陸上競技場(朝霞)で開催され、男女18種目に隊員・学生約300人が出場、練成成果を競った。4種目で大会記録が更新された。

 秋晴れでほぼ無風の絶好の陸上競技日和の下、4年ぶりに開催された競技会で選手たちが躍動した。
 トラック短距離の男子100メートルは須貝夢一郎1陸士(1普連)、同400メートルは大川叶吾2空士(北警団)が優勝。
 中距離の800メートルは防大の齋藤弘晃学生、1500メートルは小林翔大3陸曹(普教連)が制した。
 48人が出場した長距離の3000メートルは二組に分けてタイムレースで競われ、村山京平3陸曹(2普連)が大会記録を更新して優勝。5000メートルは湯澤亮太陸士長(普教連)がトップでゴールした。
○  ○
 1万メートルは4年前の前回大会を大会新記録で制した朝賀勇也2陸曹(2普連)が終盤以降独走。自身との勝負となったが、各周回のタイムを落とさず走り切り、2連覇を達成。
 コロナ禍などで思うように練習できない中で臨んだ大会を、「近くの目標に向かって日々練習してきた。(終盤以降は)普段の練習で意識してきた通りに走ればタイムは落ちない、と信じていた」と振り返った。
 これまでに2度、元日に行われる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に出場している高田駐屯地。「(北陸)予選に向け、高みを目指しチームとして取り組んでいきたい」と、エースの決意も語った。
 40歳以上の各種目でも力走が見られた。このうち1500メートルは、松倉弘明2空曹(3空団)が大会新記録で優勝。3000メートルは平田繁聡1陸曹(普教連)が同じく大会新で、5000メートルは中村太一陸曹長(3師団付隊)がそれぞれ制した。
 フィールド2種目のうち、男子走り幅跳びは小堀健斗陸士長(13普連)が勢いのある跳躍を見せ、同ボール投げは高橋怜学生(防大)がただ1人90メートルを超える力投を見せて優勝を飾った。
○  ○
 女子選手も4種目でベストパフォーマンスを見せた。100メートルは田中梓穂璃海士長(横弾整補所)が2連覇。走り幅跳びは岡田穂乃香3曹(福井地本)が優勝、田中士長が2位に入った。ボール投げは鳴海麗奈陸士長(施設教導隊)が大会新記録で制した。
 3000メートルは薬師かれん3海曹(横教)が内枦保舞3陸曹(43普連)をゴール直前でかわし、優勝を果たした。


新添3尉 銅メダル
世界柔道女子70キロ
 世界柔道選手権大会が10月6〜13日、ウズベキスタン・タシケントで開かれ、自衛隊体育学校(朝霞)柔道班の新添左季3陸尉が女子70キロ級で銅メダル、混合団体戦で金メダルを獲得した。男女個人戦各7階級と団体戦に日本から23人が出場した。
 世界選手権個人初代表の新添3尉は、粘り強い戦いで勝ち上がり、準々決勝は東京五輪銀メダリストのオーストリア人選手に反則勝ちを収めた。
 クロアチア人選手との準決勝は、ゴールデンスコア(延長戦)に三つ目の指導を受け、反則負けを喫した。ドイツ人選手との3位決定戦は中盤に膝車で技ありを奪い、優勢勝ちした。
 試合後、新添3尉は「目指していた結果ではなく満足していないが、3位決定戦で勝ち切れてよかった」と振り返った。
 新添3尉は男女3人ずつ6人で競う混合団体戦にも出場。フランスとの決勝、3-2で日本がリードしている重圧のかかる中、最終戦(女子70キロ級戦)に臨み、足技で崩して素早く襟を取り送り襟締めで一本勝ちし、日本の5連覇達成に大きく貢献した。

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