航空自衛隊航空安全管理隊(司令・岡本秀史空将補=立川)は3月16日に創立40周年を迎え、「隊司令感謝状贈呈式」及び「航空安全管理隊40周年記念式典」を開催した。午前中に行われた感謝状贈呈式では、立川市、国立市、日野市防衛協会に対し、創立以来の協力支援に深い感謝の意を表し、岡本隊司令より感謝状を贈呈した。
午後に実施された40周年記念行事は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、来賓の招待は見合わせ、隊司令以下、所属隊員のみでの開催となった。
記念式典で、岡本隊司令は、「当初約20名という小所帯で発足した当隊も、逐次増員され、他自衛隊にはない、安全管理に係る専任部隊として、歴史を刻んできた。また令和元年からは立川分屯基地の基地業務も当隊に移管された。そして来年度には、入間基地への移転、それに伴う立川分屯基地の閉鎖という大きな変革が計画されている。変化は時に大きな苦労を伴うが、同時に大いなる刺激を味わい、貴重な経験も得ることができる。実りある形で変化をとげ、航安隊の新たな歴史を皆で作っていこう」と述べ、結びに航空自衛隊創設以来、航空大事故により志半ばで命を落とした方々のご冥福を祈り、安全管理を司る当隊が、今後も事故の絶無に全力で貢献していくことを誓い挨拶とした。
式典後に、「航空安全管理隊40周年記念 令和4年3月16日」の文字とともに所属隊員全員で記念撮影を行った=写真。 |