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スペーサー
自衛隊ニュース   1089号 (2022年12月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

県議会副議長が初の5日間招集訓練
<石川>
 11月11日から15日までの間、金沢駐屯地において令和4年度第2回予備自衛官招集訓練(5日間)が行われた。この訓練には、総勢74名の予備自衛官が参加し、この中には石川県議会副議長不破氏の姿もあった。
 不破氏は金沢市議会議員を経て、平成23年4月に石川県議会議員となり、現在3期目。令和4年2月からは石川県議会副議長を務めている。一昨年度に予備自補制度を知り、自身が保有する土木に関する資格を生かし、予備自衛官補(建設)となり、昨年度10日間の教育招集訓練を終え、予備自衛官に採用、今回は初めての5日間招集訓練であった。石川県議会副議長として昨年度に増して多忙な状況にありながら、公務との折り合いをつけ、訓練に臨んだ。昨年度の教育招集訓練から1年以上経過しての久々の訓練であったが、体力検定・射撃訓練・職務訓練、特殊武器防護訓練など5日間にわたるカリキュラムを精力的にこなし、しかも体力検定は1級という成果も残し、見事5日間招集訓練を完遂した。
 また、不破氏には、かねてより予備自衛官の充足率の向上への各種施策に対しても積極的にご協力をいただいており、教育招集訓練所感の石川地本HPへの掲載協力に留まらず、自らSNSで発信されるなど予備自衛官募集にもご尽力いただき、今回は予備自衛官の出頭促進についてもご協力いただいた。訓練最終日には石川地本長が日頃の不破氏の地本へのご協力及び5日間訓練参加への感謝を直接伝えた。
 石川地本は「今後も様々な活動等を通じて、予備自衛官等制度の普及、促進を図り、予備自衛官の充足率の向上に努めていきたい」としている。

ハロウィンキッチンターミナル
「自衛官身近に感じた」
<札幌>
 札幌地方協力本部(本部長・佐藤和之1陸佐)は、10月23日、MEGAドン・キホーテ苫小牧店において、北部方面後方支援隊、第7音楽隊と協同し、市街地広報を実施した。
 本イベントは、地元の総合経済高校マーケティング部学生による苫小牧市長への意見提出(提案)から5年前に実現した町おこしのイベントであり、ハロウィン実行委員会が主催するもので「旧市街地を再び盛り上げよう」を合言葉に、JR苫小牧駅南口バスターミナル跡地にも色とりどりのキッチンカーが20数台参加していた。
 JR苫小牧駅南口の本会場と北口のMEGAドン・キホーテ苫小牧店を北エリアとし、ハロウィンによる仮装をした老若男女が、店舗内から同駅連絡通路を練り歩き、最後は店舗内の特設会場に集い、苫小牧市長(岩倉博文氏)及び総合経済高校生徒代表が挨拶をし、第7音楽隊の演奏に来場者も聞き惚れていた。また、後方支援隊による装備品展示、広報ブースでの制服試着やVR体験、限定グッズの配布を通じて、自衛隊に対する親近感を醸成した。参加した一般来場者(約510名)からは「苫小牧にも来てくれてありがとう」、「自衛隊で勤務してみたい」や「自衛官が身近に感じられました」などの声が聞かれた。
 札幌地方協力本部として、あらゆる場面を通じて、自衛官が職業の選択肢となるよう幅広い世代に対して自衛隊の魅力を発信し続け、自衛官等の採用業務に邁進していく。

酒田でかつやくする車大集合
「社会のために働く姿」に親しみを
<山形>
 山形地方協力本部酒田地域事務所(所長・森3海佐)は、11月3日、イオン酒田南店で行われた「酒田でかつやくする車大集合」に参加した。
 このイベントは、地域で活躍する車の見学を通じて子供たちに「社会のために働く姿」への親しみを感じてもらうために企画されたものであり、酒田所は今回が初参加。パトカーや消防車、クレーン車等の地域で活躍する車が立ち並ぶなか、自衛隊ブースでは第20普通科連隊の支援を受けて軽装甲機動車と1/2tトラックを展示した。
 当日はあいにくの空模様であったが、開始時刻である午前10時には開場を待つ家族連れで長蛇の列ができた。開場とともにそれぞれのお目当ての車に向かい、試乗や写真撮影を楽しむ家族連れで会場は賑わった。自衛隊ブースも写真撮影を希望する家族連れが列をなし、「大きくてかっこいい!」、「自分も運転したい」等、自衛隊車両を見て喜ぶ子供たちの声が多く聞かれた。
 酒田所では「今後も地域との繋がりを重視し、育てる募集を積極的に行っていく」としている。

築城基地航空祭を満喫
ダイナミックな展示に募集対象者が歓喜
<熊本>
 熊本地方協力本部(本部長・ 本賦1陸佐)は、11月26日、県内の募集対象者に対して航空自衛隊の魅力をPRし、志願及び入隊意欲を向上させるため、航空自衛隊築城基地航空祭前日見学会に参加した。
 見学会当日は、冬到来前の穏やかに晴れた一日で、築城基地上空は青空が広がる航空祭日和となった。見学会参加者は、目の前に広がる広々としたエプロンに展示された多くの航空機やPAC3等の装備品に終始興奮気味であった。
 到着後ほどなく始まった飛行展示では、F2を筆頭に多くの航空機が上空を飛行し、その度に会場に集まった多くの来場者から歓声が上がった。
 特に来場者を沸かせたのはF2×4機による模擬空対地射爆撃であり、地上アナウンスがユーモアを交えたマイクパフォーマンスで人々を惹きつけ、轟音を響かせて飛行するF2をより一層魅力的に見せていた。
 参加者からは、「航空自衛隊の航空機を見たことがなく、地上展示と飛行展示両方見ることができてすごく楽しかった」「基地内の隊員に話を聞き、航空学生に興味が出てきた。まだ高校2年生なので来年チャレンジしたい」などの感想があり、航空自衛隊の魅力を十分にPRすることができたと思われる。
 熊本地本は、厳しい募集環境においても本部長要望事項である「挑戦、連携」の下、積極的な募集施策に努め、募集対象者の目線に立った効果的な募集広報活動に努めていく。

入間航空祭2022
募集ブース大盛況
<埼玉>
 埼玉地方協力本部(本部長・高田軍司1空佐)は、11月3日「入間航空祭2022」において募集ブースを開設した。
 入間基地の航空祭は2019年以来3年ぶりの開催となり、例年とは異なり人数制限及び時間短縮の中、一般応募及び招待者の約27000名が、雲ひとつない秋晴れの下、久しぶりの入間航空祭を楽しんでいた。
 今回の航空祭はブルーインパルスの飛行展示はなかったものの、入間基地所在部隊の航空機(CH47J、U125、U680A、T4、C1、C2、U4)の展示飛行が行われた。その中でそれぞれラストフライトになったC1(029号機)とT4パイロットに対し、消防車からの放水アーチが行われるなど、感動的でひと味違う航空祭となった。
 埼玉地本の募集ブースも3年ぶりとなり、当時を知る広報官も少ない中、たくさんの方に足を運んでもらえるように看板作成や入間航空祭限定の缶バッチを制作する等、様々なアイデアを出し、準備を万全にした。当日は、募集課長(鳥畑2陸佐)以下27名の隊員及び入間市家族会の3名の計30名にて対応した。
 募集ブースは、飛行場地区手前のメイン道路に設置され、VR体験、制服試着、個別相談、アンケート回収及びグッズ配布を実施した。空挺団出身の広報官が空挺降下後の隊員の協力を得て、装具の試着コーナーを開設し、多くの来場者の興味を誘った。それぞれのエリアでは順番を待つ列が長く伸び、1000名を超える観客が来場し大盛況となった。また、巡回広報として埼玉地本マスコットキャラクター「サイポン」とともに広報官も募集ブースから飛び出し、他のイベント会場へ行き自衛隊と埼玉地本をアピールした。「サイポン」は子供達に大人気でたくさんの家族が「サイポン」と写真を撮っていた。
 埼玉地本は、来年の入間航空祭も自衛隊をアピールできるよう、様々なアイデアを出し、さらにパワーアップするとともに、たくさんの笑顔と親しみのある広報に努め、募集対象者情報の獲得につなげていく。

西九州新幹線開業イベントを支援
ブルー、長崎市上空を飛行
<長崎>
 長崎地方協力本部(本部長・江上昌利1海佐=当時)は、長崎県の要請により9月22日から23日の間、西九州新幹線(長崎〜武雄温泉)開業イベントを支援した。
 9月22日は晴天に恵まれ、航空自衛隊第4航空団(司令・増田友晴空将補)第11飛行隊(ブルーインパルス)6機による予行飛行が実施され、長崎駅周辺は多数の見学者であふれた。
 開業日の9月23日は雨模様となり、展示飛行の実施が危ぶまれたが展示飛行は行われ西九州新幹線開業を祝福した。また、イベント会場の一つである長崎水辺の森公園では、西部方面航空隊(司令官・南雲憲一郎空将)による募集広報と第11飛行隊パイロットによるサイン会も実施され盛況であった。来場者はイベント会場や、長崎市内の見える場所に、約12万人におよぶ見学・来場者であふれた。
 なお、長崎県におけるブルーインパルスの飛行は、平成26年10月15日「長崎がんばらんば国体」において諫早市上空の飛行から2度目であるとともに長崎市上空は初めてである。
 ブルーインパルスの展示を目の当たりにした長崎県民は、「長崎市内にブルーインパルスが飛ぶなんて感激!」「ありがとう」などの声で溢れていた。
 長崎地本は、長崎県内の多くの県民に航空自衛隊に対する理解の深化と促進を図ることに努め、航空自衛官及び航空学生の志願増加に繋がるよう引き続き積極的な募集広報活動に努めていく。

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