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自衛隊ニュース   1081号 (2022年8月15日発行)
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1面 4面 5面 6-7(PDF) 9面 10面 11面 12面

陸幕長、比軍司令官ら招待
 吉田圭秀陸上幕僚長は7月26日、フィリピン陸軍司令官ロミオ・S・ブラウナー中将と同海兵隊司令官代理ラウル・ジーザス・L・カルデス准将を公式招待し、市ヶ谷で懇談を行った。
 吉田陸幕長は日本とフィリピンとの共通点を三つあげ「『島嶼防衛』、『人道支援・災害救援(HA/DR)』、『日・フィリピン陸軍種間の防衛協力に加えて両国の強固な同盟国である米国との連携』について意見交換したい」と述べた。ブラウナー司令官は、昨年のフィリピン陸軍への人命救助機材供与やHA/DR能力構築支援等への謝辞を伝え「両国の防衛についても意見交換をしていきたい」と述べ、カルテス司令官代理も昨年陸自が参加した比米共同演習「カマンダグ21」の成功を歓迎し、「これからも陸上自衛隊との訓練を期待したい」と述べた。

東北、北陸大雨で陸自が災派

 東北地方の日本海側や北陸地方で8月3日以降記録的な大雨が降り、河川氾濫、住宅浸水などの被害が発生。4県から災害派遣要請を受け陸自東北、中部両方面隊の隷下各部隊が全力で対応に当たった。

30、14普連など4県に展開し 住民救助などに全力

 新潟県では4日午前6時半、第30普通科連隊長(新発田)が要請を受理。村上市に延べ約180人態勢で隊員を派遣し、約1200戸で安否を確認、延べ約70人を救助した。また約23・5トンの給水支援も行った。空自新潟救難隊はUH60ヘリで情報収集に当たった。8日午前11時45分、県から撤収要請を受け、活動を終えた。
 石川県では4日午後5時、第10師団長(守山)が要請を受理。第14普通科連隊(金沢)が延べ約130人態勢で小松市中海町の住民の安否を確認した。5日正午撤収要請を受け、活動を終了した。
 福井県では午後0時半、第14普通科連隊長が要請を受理。同連隊と第6施設群(鯖江)が延べ約20人態勢で南越前町内の約50メートルの道路啓開を行い、1人を救助した。約1300食の給食運搬等も行った。第10飛行隊(明野)はUH1ヘリで情報収集した。6日午後8時5分に要請を受け、撤収した。
 山形県では午前8時半、第6師団長(神町)が要請を受理。第20普通科連隊(同)が延べ約20人態勢で飯豊町に展開し、約17トンの給水支援を行った。
 東北方面航空隊(霞目)、第6飛行隊(神町)はUH1ヘリで映像伝送、情報収集を行った。同日午後8時、撤収要請を受理した。


第32期高級課程卒業式合同で
統幕校など
 7月29日、目黒地区に所在する統合幕僚学校(学校長・田尻祐介陸将)、陸自教育訓練研究本部(本部長・廣惠次郎陸将)、海自幹部学校(学校長・真殿知彦海将)、空自幹部学校(学校長・影浦誠樹空将)は合同で第32期自衛隊高級課程卒業式を行った。式には中曽根政務官、鈴木統幕副長、吉田陸幕長、酒井海幕長、井筒空幕長が陪席した。
 今期の卒業生は自衛官42名(陸自17名、海自12名、空自13名)とタイ、インド、パキスタンからの留学生各1名。昨年8月末に「合同統合教育」に入校、10月にそれぞれの「自衛隊幹部高級課程」に進み、3月からは「統合高級課程」で統合運用に関する広範な知識、技能を総合的に習得した。その中で3年ぶりに国外研修を実施。仏、豪、ベトナムを訪問し、現地の現状や政策等を肌身で感じ国際感覚を養った。また、グループ研究で「令和4年度自衛隊統合防災演習(04JXR)」に参加、統幕の検証活動を支援した。
 田尻統幕学校長は式辞で「本年末までに、国家安全保障戦略等いわゆる戦略3文書の見直しが政府一丸となって進められている。強い意志と情熱を持って各部隊等における任務遂行の原動力となるとともに、昨今の急激な情勢変化に適合するため、新領域への対応を含む統合運用体制のさらなる強化のけん引者となってもらいたい」と要望した。

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