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自衛隊ニュース   2010年1月1日号
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横須賀3自衛隊准曹
自衛足し記念日祝賀会
准曹間の絆深める
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 11月24日横須賀セントラルホテルで、横須賀三自衛隊准曹自衛隊記念日祝賀会が開催され、横須賀地区の陸2個駐屯地、海4部隊、空1部隊、防大から准曹ら約120名が参加した。この会の趣旨「陸海空の准曹の連携強化のため垣根を外して親睦を深める」とおり、制服の色が違うという事を全く感じさせないこの祝賀会は、去年に続き2回目。
 開会宣言、国歌斉唱、黙祷、来賓紹介及び挨拶、祝電披露と続いた後、米海軍第7艦隊最先任上級上等兵曹 マーコス・シーバル先任伍長、陸自最先任上級曹長 下浅准尉、海自先任伍長 畑中曹長、空自准曹長士先任 作山准尉、陸自曹友連合会会長 三浦准尉、空自連合准曹会会長 柿本准尉による鏡開きが行われ、献杯・乾杯。最高潮に盛り上がった会場内は、部屋が壊れるほどの拍手と歓声に包まれた。来賓のスピーチに続いて、久里浜駐屯地 太鼓部の和太鼓演奏が行われた。「さすが地元で大活躍している久里浜太鼓はやっぱりすごいね?」などと言いながら、耳は音に、目は動きに奪われながら楽しむ隊員たち。
 スピーチのひとりあたりの時間も短く、正しく「親睦を目的にした会」だった。「制服を着た3自衛隊の祝賀会が横須賀から全国に広がっていく事」を願った会はあっという間に解散の時間となったが、皆本当に楽しそうな顔で帰って行った。


冬季山岳遭難救援隊を編成
災害等に万全の備え
《5普連》
約半年、13名態勢で
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 青森駐屯地所在の第5普通科連隊(連隊長・西帶野輝男1陸佐)では12月15日、「冬季山岳遭難救援隊」の編成完結式を実施した。
 本格的な雪のシーズンを迎え、冬山で遭難した人の捜索・救助に活躍する救援隊は、昭和32年1月に八甲田山で4人が遭難した際に第9師団の隊員が捜索に参加したのをきっかけに、3年後の昭和35年に正式に発足した。ここ10年間で9回の出動があり、平成19年2月に起きた八甲田山系前岳雪崩遭難事故の捜索救助活動で活躍するなど、県民から大きな信頼を得ている。
 編成完結式では、救援隊員24名が、スキーや無線機、防寒具、非常糧食など約30kgにもなる装具等の点検を受けた。その後、西帶野連隊長は訓示に立ち、「即応態勢の維持、救援隊員としての誇りの堅持と技術の向上、安全管理」の3点を要望した。また、派遣が命じられた場合には救援隊が先陣に立って細心の注意を払いながら任務を全うするよう述べたほか、救援隊が出動せざるを得ないような災害が発生しないよう祈念すると話した。
 救援隊は総員85名、常時13名態勢の半週交代で来年5月6日までの約半年間、各種災害に備えて待機することになっている。

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