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自衛隊ニュース   2009年11月15日号
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地元で「地域感謝祭」支援
《1普連》
車両展示等でアピール
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 第1普通科連隊(連隊長・松戸厚1陸佐)は11月3日、東京・練馬区で開催された地域感謝祭で広報活動を行った。北豊島自動車学校が主催したこのイベントには防衛省から1普連と東京地本が支援したほか、東京と隊友会練馬支部が自衛隊グッズを販売品しながら会場を盛り上げた。前日は激しい荒天でありながら文化の日は必ず晴れるとの予測通り見事な晴天の中、警察署や消防署なども参加、会場には約7000人が訪れる盛況ぶりを見せた。自衛隊コーナーでは、1普連が車両展示、東京地本練馬地域事務所が防弾チョッキ・ミニ制服試着や募集活動を行い地元の人々との交流を深めた。
 また、東部方面総監部広報室(朝霞駐屯地)所属のあづま君がサプライズの登場で、会場スタッフ始め来場者から「テレビで見たことあるよ」と握手や写真を求められ大変な人気ぶりだった。
 1普連は、隊員が車両展示で説明をしながら自衛隊をPRし、こちらもあづま君同様に写真撮影に応じていた。展示車両は82式指揮通信車、1/2トン救急車、高機動車、73式小型トラック、軽装甲機動車、オートバイで、特に指揮通信車には人が集まりすぎて急きょ、あづま君がじゃんけんゲームを行い待ち時間を楽しい時間に変えていた。楽しい時間はあっという間に過ぎ、イベント終了近くになると「自衛隊の皆さんが帰られます。皆さん敬礼で見送りましょう」とアナウンスがあり、来場者は一斉に1普連隊員に向かって敬礼や拍手しながら手を振って見送り、隊員とあづま君らは笑顔で手を振りながら会場を後にした。
 見送った子供たちは、「自衛隊車両が帰っちゃうと寂しいね」「すごい存在感だね」と話し、印象に残る良い広報活動となった。

米国実動訓練に参加
北部方面対舟艇対戦車隊
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 北部方面対舟艇対戦車隊(隊長・中山2佐)は、諸職種協同要領と日米相互の連携要領を演練するとともに総合戦闘力発揮のための能力向上を図るため、9月8日から9月25日までの間、ワシントン州ヤキマ演習場で実施された米国実動訓練(雷神)に参加した。
 隊長以下19名は、9月4日、駐屯地を出発し訓練に参加、所望の成果を収め、10月1日、所属隊員の歓迎の中、駐屯地に無事帰隊した。
 訓練の間、ヤキマ演習場到着後3日間は雨だったものの、以降は連日30℃を超える猛暑の中、特に11日の初弾射撃前3日間は、早朝に起床して射撃準備に臨み、11日の単独射撃訓練においては、国内では実施できないMPMSの火器特性を最大限発揮した射撃である経路指定射撃(射手・上野3曹)及びUTDS(目
標変換)射撃(射手・青山3曹)を実施し、16日の協同射撃訓練においては、特科との協同による連携要領及び情報の共有要領(射手・嶋田3曹)を実施して、様々な射撃要領について演練した。
 23日の総合訓練では、長射程射撃(第一線中隊等からの情報に基づく前進支援射撃)(射手・高野2曹)及び連続射撃(逆襲部隊に対する前進阻止射撃)(射手・白石2曹、重藤2曹)を実施して、日頃の成果を遺憾なく発揮し、見事命中させた。
 部隊では、雷神で得た成果及び教訓を今後の部隊訓練に迅速・的確に反映させていくとしている。

 


雪月花
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 都心の神田川や日本橋川などを巡る「水辺の旅」に参加した。神田川の浄化に取り組んでいる「神田川船の会」が春秋2回開催している。隅田川両国国技館前の船着場を出た船はすぐに神田川に入りお茶の水駅の下にきた。学生時代から何十年も見てきた景色の中の点に自分がなったことに感慨をおぼえる。清流には程遠いが憧れていたクルージングである。見上げるホームからは携帯でこちらを写しており写しあいになった。みどりの隙間から見慣れた景色の後ろ側を通過する、旧交通博物館の後ろはレトロな感動、江戸城を積みあげた石垣には大名の家紋が彫られており勢力を誇示しあっている。お目当てのお江戸日本橋の下にきた。てっぺんを高速道路に隠されて全体像を見られないが日本の道路起点であることでも知られている。地上は銀座と日本橋地区をつなぎ交通量も最大級だが水面までは騒音も届かない。ここから見る橋はヨーロッパの世界遺産を上回る風格と気品があり橋脚には彫り物やオブジェもつけられている。そしてハイライトは扇橋<RUBY CHAR="閘","こう"><RUBY CHAR="門","もん">、パナマ運河と同様で、水を溜め込んだ水門と水門の間に船は取り込まれた状態になり、水位が下がってから前方の水門が開くあの様式である。東京にこんなすごい物があるのにびっくり。3時間の小さな旅だったが川を取り入れた先人の知恵と開拓魂を知ることができた。

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