第8特科連隊(連隊長・高橋俊哉1陸佐)は3月15日、北熊本駐屯地において国会議員や市町村長、歴代連隊長、隊員家族をはじめ、約1000人の参加を得て連隊創隊53周年を盛大に祝った。
式典に先立ち、郷土砲兵及び第8特科連隊殉職者の追悼式を行った後、日頃から連隊に支援・協力している関係者に対して感謝状が、即応予備自衛官4名に対しては褒賞状がそれぞれ連隊長から贈呈された。式辞で高橋連隊長は、連隊創隊以来、今日にいたるまでの輝かしい業績を紹介するとともに、「これまで諸先輩が築きあげた名誉と栄光を守り新たな気持ちでこの美しい日本を、九州を、守る決意であります」と述べ決意を新たにした。引き続き、警備隊区のひとつである芦北町を代表する葦北鉄砲隊の一糸乱れぬ演武により、会場内の来賓の感動を誘うとともに、新入隊員によるリペリング降下に引き続くFH70(155mmりゅう弾砲)による陣地進入、空包射撃までの一連の流れを展示した。 |