大久保駐屯地アーチェリー部は2月13日から15日までの3日間、体育学校(朝霞)で行われた第14回全国自衛隊アーチェリー大会に出場、一昨年、昨年に引き続き団体戦3連覇の快挙を達成した。
大会は3人制の団体戦と個人戦の2部門で実施され、藤原良蔵2尉以下9人が競技に臨んだ。
2部門のうち団体戦には14チームが出場。30メートル先の的に3人で6射ずつを4回、計24射を放ち、合計点を競った。
昨年、2連覇を果たした大久保は今大会も大活躍。藤原2尉、亀川一久曹長、山?翔伍3曹でつくるAチームが順当にトーナメントを勝ち上がり、決勝でも三宿駐屯地に214対202で快勝した。押条末男2曹、谷川正拳士長、荒井俊1士でつくるBチームも大健闘、3位決定戦では少年工科学校Aに207対210の僅差で負けたものの4位と好成績を収めた。また、本大会が初出場となった女性自衛官3人のCチーム(鴨川士長、大橋士長、尾松1士)は善戦したが一歩及ばなかった。
一方、大久保チームは個人戦でも存在感を示した。個人戦には55人が出場、予選の上位32人で個人戦Aクラストーナメント、それ以外で個人戦Bクラストーナメントを行い、30メートルの距離で各試合ごと12射ずつ射ちあい合計点を競った。
大久保チームは個人戦Aで亀川曹長が第2位、藤原2尉が第3位、山?3曹が第5位、押条2曹が第7位と上位を占めた。
競技会は個人・団体戦とも1射ごと緊迫した空気が流れる中、駐屯地アーチェリー部員はプレッシャーに打ち負けることなく終始安定した平常心と集中力・粘り強さを見せ3年連続で栄えある功績を獲得した。
アーチェリー部部長の山崎3曹は大会後、「3連覇に満足せず、4連覇を目指して頑張るとともに、部員数も増加してきたので、部全体の戦力の底上げに力を入れ、有意義な余暇の活用が計れる明るく楽しい部活動にしていきたい」と語った。 |