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自衛隊ニュース   1127号 (2024年7月15日発行)
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練度の維持および向上を図る

第1回分隊競技会
激走!夏日の弘前演習場
<39普連>
 第39普通科連隊(連隊長・萱沼文洋1陸佐=弘前)は、弘前演習場において「令和6年度第1回分隊競技会」を実施した。
 令和6年度の分隊競技会は、連隊目標の3本柱として掲げる「実戦において戦えることを基準とした分隊戦闘能力の向上」の一環として計4回実施する内の1回目で、今回の競技会では戦闘力の3要素のうちの機動力及び火力の一部を取り入れた形で武装走、火力要求、射撃、担架搬送といった複数の課目を取り入れた形となった。
 開会式で、連隊長は統裁官として「分隊の総力を結集発揮せよ」、「実戦において勝利するため戦闘力を向上せよ」、「安全管理を徹底せよ」の3点を要望し、特に、「本競技会を迎えるにあたって各人は今一度安全管理について考え自らの安全管理基準をもって競技会に臨んでもらいたい」と述べた。
 競技会当日は、曇天模様の空から時折強い日差しが照りつける厳しい状況の中、各隊員は林内を駆け下り、射撃し、仲間を搬送する等実戦を意識した武装走コースを激走した。

第1次連隊訓練検閲
必中の精神で臨む!
<33普連>
 第33普通科連隊(連隊長・金子洋幸1陸佐=久居)は、5月中旬に第1次連隊訓練検閲を実施した。受閲部隊の重迫撃砲中隊(中隊長・齋藤1陸尉)は、当初、久居演習場で防御陣地の構築、じ後、駐屯地において作戦準備を万全にし、あいば野演習場(滋賀県高島市)において実弾射撃を実施した後、練度について評価・判定を受けて、後の練成の資を得た。
 統裁官の金子連隊長は、本検閲を実施するにあたり、「漏れのない準備の完整」「第一線部隊に寄与する射撃の実施」「基本基礎の徹底」の3点を要望した。
 防御陣地の構築では、昼夜の気温差が激しい状況にも関わらず、隊員達は3日間黙々と築城作業をして防御陣地を概成させた。
 あいば野演習場での実弾射撃では、隊員達は射撃の終始を通じ、士気旺盛であり、日々の訓練成果を遺憾なく発揮し、基本基礎の徹底を図り、安全・確実かつ精度の高い射撃効果を収め、実弾射撃を終了した。
 重迫撃砲中隊は、今回の検閲で得た成果を今後の訓練に反映させ、更なる部隊の精強化を向上させるべく、引き続き訓練に励み、来たる8月の師団訓練検閲において、作戦が確実に遂行できるよう火力戦闘部隊としての練度を維持・向上していく。

基礎となる部隊の訓練検閲
陣地攻撃における行動を確認
<36普連>
 第36普通科連隊(連隊長・古賀理都靖1陸佐=伊丹)は、5月26日~28日までの間、日本原演習場(岡山県勝田郡奈義町)において「令和6年度基礎となる部隊の訓練検閲」を実施した。
 本訓練検閲は第4中隊(中隊長・柏原3陸佐)が「陣地攻撃における普通科中隊の行動」を課目として受閲、各級指揮官の指揮、部隊の基本行動及び隊員の基礎動作を確認する検閲とした。
 26日の訓練開始にあたり隊容検査が行われ、統裁官の古賀連隊長は「情報と火力と機動を連携し、任務を完遂せよ」「基本基礎を確行せよ」「安全管理の徹底」の3点を要望し、「柏原中隊長を核心とし全隊員が一丸となって、任務に邁進することを期待する」と訓示を述べた。
 部隊の戦闘戦技能力の確認において小銃小隊は、目標発見から識別及び距離判定を迫撃砲小隊及び対戦車小隊は陣地進入から陣地占領をそれぞれ実施した。その後状況下の訓練を開始し、26日17時から徒歩行進(約40キロ)を実施した。27日早朝、第4中隊は目標に向かい攻撃前進を開始。各小隊は小隊長の的確な指揮のもと速やかに戦闘準備を整え、迅速にそれぞれの目標に近迫した。また自隊の火力を効果的に発揮して機動と火力を連携させ、主動的に行動して、敵を撃滅し、目標地域を奪取した。
 総評において統裁官は「困難な状況下においても、任務完遂のため、それぞれの責務を果たそうと努力し、重大な事故もなく、無事に本訓練検閲の状況終了を迎えた。幾多の改善事項及び課題はあるものの、中隊として任務に邁進したものと認める」と述べた。

連隊SUT PJ指導者集合訓練
<6即機連>
 第6即応機動連隊(連隊長・中津健士1陸佐=美幌)は、6月17日から21日までの間、最先任上級曹長の湯浅正明准陸尉を長とする連隊SUT(Small Unit Tactics:分隊戦術行動)プロジェクト(PJ)指導者集合訓練を実施した。
 本訓練は各中隊におけるSUT指導者の認識を統一し、任務遂行能力の向上に資することを目的として実施した。
 各中隊のSUT指導者にSUTの原理原則を理解させるとともに、小部隊における基礎的な各種隊形、戦術的停止、道路通過、接敵時の行動、負傷者発生時の行動及び拘束者発生時の行動の概要を取得させ、夜間においても同様の行動が出来るよう、駐屯地内及び美幌訓練場において実施した。
 また、本訓練においては、どうしたら各中隊の隊員に分かりやすく教育できるか等を連日話し合い、練度判定における評価項目及びチェックリストを作成して連隊共通の到達基準を明確化し、任務遂行能力の向上を図った。
 連隊は引き続き、SUTPJにより指導者の育成・連携の強化を図り、連隊の任務遂行能力の向上に資するようまい進する。

旅団総合戦闘射撃に参加
<18普連>
 第18普通科連隊長(上原直樹1陸佐=真駒内)は、5月24日から29日までの間、上富良野演習場で令和6年度旅団総合戦闘射撃に参加した。
 本訓練は諸職種が連携して火力発揮能力の向上を図るとともに夜間における各種戦場監視器材を活用して現有装備能力の実効性が検証され、連隊は所望の成果を獲得した。

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