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自衛隊ニュース   1127号 (2024年7月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

援護会同開く<香川>
 香川地方協力本部(本部長・上田俊博1陸佐)は5月29日、善通寺駐屯地において、同駐屯地所在の中隊長等との援護会同を実施した。
 会同は、香川地本援護課と中隊長等との連携を強化し退職隊員の適職援護を実現するため香川地本の施策として実施したもので中隊長等26名、先任上級曹長23名、援護陸曹等20名及び自衛隊援護協会進路相談員が参加した。
 本部長から香川地本の援護状況や援護組織の有用性などの説明を受け、援護センター長及び援護班長から就職援護に関する制度説明、再就職の現状、再就職の流れ、各種課題の共有、中隊長等から提出された問題認識への回答を実施した。
 続いて、自衛隊援護協会進路相談員からの連絡事項、予備自衛官等制度説明を実施。各説明や意見交換を通じて中隊長等が実施する就職指導の具体的なアドバイスを行うとともに、地本と部隊との連携強化を図った。
 中隊長等からは「援護の状況や中隊長等として着意すべき事項について理解できた」、「任期制、定年制の退職予定隊員に対する就職援護の重要性・必要性について再認識できた」等の意見があり、就職指導の重要性を再認識する良い機会となった。
 香川地本は中隊長等が実施する就職指導を積極的に支援するとともに、全ての退職予定隊員に対し適職援護を実施できるよう努力を継続する。

再就職準備を<札幌>

 札幌地方協力本部千歳・恵庭地域援護センター(センター長・平賀3陸佐)は6月5日、医薬品製造を行う一般社団法人日本血液製剤機構千歳工場の協力を受け、令和6年度から9年度までの定年退職者7名に対して定年制インターンシップを実施した。

不安解消できた

 はじめに会社概要及び事業概要の説明を、続いて各施設の研修、採用に関する説明及び質疑応答をそれぞれ行った。
 隊員からは「具体的な勤務状況や勤務環境を把握でき、再就職のイメージアップができた」、「再就職への不安を解消できた」などの意欲的な声が聞かれた。
 札幌地本は隊員が再就職準備を不安なく進められるよう、部隊と連携を図りつつ親身な就職の援助を行っていく。


洋上追悼式支援、整斉と<福岡>
 福岡地方協力本部(本部長・久田茂将1陸佐)は5月24日から27日の間、福岡市博多港中央ふ頭において海上自衛隊第11護衛隊護衛艦「くまの」、第1潜水隊群潜水艦救難艦「ちはや」、海上自衛隊佐世保音楽隊等の支援を受け、艦艇広報及び日本海海戦記念大会支援を実施した。
 24、25の両日は護衛艦「くまの」が寄港し、協力団体、SNS等を活用した事前申し込みにより集った約1600名を対象に艦艇公開を行い、港は大いににぎわった
 26日は「ちはや」が入港し、日本海海戦記念大会関係者及び募集対象者・協力者に対し艦艇公開を実施。27日は日本海海戦記念大会洋上追悼式を佐世保音楽隊とともに支援した。甲板上では参加者約200人が見守る中、参列者による供物や花束が海に投下され、儀仗隊による弔銃発射が行われるなど厳粛な雰囲気の下で式が行われた。
平和の尊さ認識
 来艦者からは「最新鋭の護衛艦を見ることができてうれしい」、「潜水艦救難艦の任務を初めて知ることができ、海上自衛隊に興味をもった」など艦艇見学を楽しんだとの声が、また洋上追悼式参加者からは、「追悼式を通じて平和の尊さを改めて認識した。自衛隊には引き続き頑張っていただきたい」などの声が寄せられた。
 福岡地本は、引き続き陸海空自衛隊の活動についてあらゆる機会を通じて広報活動を実施し、募集対象者情報等の獲得、一層の理解と協力機運の拡充に努めていく。

派遣準備訓練を<長野>

 長野地方協力本部(本部長・力久健1陸佐)は6月4日、募集対象者を引率対応し、松本駐屯地において実施された海外派遣事前準備訓練を見学した。
 本訓練は第306施設隊が東ティモールにおける能力構築支援事業の準備訓練を公開可能な訓練として、長野地本へ案内をいただき実現したもので、募集対象者1名が参加した。
 午前中は土木修繕訓練として駐屯地の一部を使用し、コンクリート舗装前の解体作業及び測量が行われ、午後の車両整備の教育では点検項目に基づいた隊員の作業が行われた。
 訓練及び教育はとても貴重な機会となり、参加者は一つ一つの作業を真剣なまなざしで見学していた。

施設科も希望に

 見学終了後、隊員との懇談が実施され、参加者からは「非常に分かりやすく親切に対応していただきました。需品科希望でしたが、施設科も選択肢の一つになりました。海外派遣への意欲も向上しました」との感想を聞くことができた。
 長野地本は今後も部隊と連携しつつ、様々な駐屯地等の見学を計画し、募集対象者の志願化へつなげるとともに、自衛隊に対する親近感の醸成に努めていきたい。


「ちはや」公開<岡山>
 岡山地方協力本部(本部長・山口行徳1陸佐)は518、19の両日、玉野市宇野港で開催された「たまの・港フェスティバル」において、陸自第13偵察大隊(出雲)、中部方面特科連隊第3特科大隊(日本原)、海自呉地方総監部、潜水艦救難艦「ちはや」の支援を受け、広報を実施した。
 艦艇一般公開では、両日で6763人が乗艦・見学するとともに、募集対象者に対する体験喫食と特別公開を行った。
 参加者からは「潜水艦救助の他の任務は」、「白く丸い潜水艦(DSRV)のようなものは何に使うのですか」、「お仕事は大変ですか」と、積極的な質問もあった。
 岡山地本の広報ブースでは87式偵察警戒車、軽装甲機動車、155ミリ榴弾砲を展示し、広報活動を行った。装備品の回りには順番待ちの列ができ、興味深くのぞき込む姿や装備品をバックに笑顔でポーズを取り撮影する姿が見られ、陸上自衛隊の装備品への関心の高さが伺えた。
 呉地方総監部も広報ブースを展開し、ガラポンくじや南極の氷を展示。岡山地本キャラクターの「うみの助」と呉地方総監部キャラクターの「やまと」も着ぐるみ姿で登場し盛り上げた。
 岡山地本は「海上自衛隊の基地がない岡山県にとって、艦艇の一般公開は理解や認識を深めていただく良い機会となる。艦艇広報や装備品展示、広報ブースは多くの見学者でにぎわい、より身近に感じてもらうことができた」としている。

高校生に説明<愛知>
 愛知地方協力本部豊田地域事務所(所長・安藤幸治尉)は5月2日、愛知県立衣台高校で行われた進路ガイダンスに参加し、就職希望の高校2年生に対し自衛隊の制度について説明を行った。
 同校は進路ガイダンスの他、「桜蕾フェアー」(卒業生が語る会)やインターンシップ等の就職者に対する各種行事に自衛隊を参加させるなど、良好な関係を築いている。
 本ガイダンスには警察、消防の他、民間企業も参加。自衛隊ブースには21名の生徒が説明を聞きに訪れ、初めて聞く自衛隊の説明に熱心に耳を傾けていた。
 説明を担当した豊田所広報官の長尾3海曹は、自らが自衛隊に入隊した経緯や、海上自衛隊の施設職域で勤務した内容や現在の年収等をわかりやすく説明し、参加した生徒は興味を抱いた様子だった。
 生徒からは、「海上自衛隊に航空部隊があるなんて知りませんでした。ぜひ見学させてほしいです!」との感想も聞くことができた。
 愛知地本は自衛官等募集を取り巻く環境が厳しい中、地域や学校との連携を強化して一つ一つのイベントを大切にして、自衛隊の魅力の情報発信に努め募集目標の達成に邁進する。

トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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音楽で地域交流<立川>
 東京地方協力本部立川出張所(所長・星2陸尉)は5月10日、武蔵村山市立雷塚小学校において、東部方面音楽隊の支援を受けて音楽演奏会による自衛隊の広報活動を行った。
 子供たちに自衛隊音楽隊の音楽に触れてほしいというPTAからの申し出と、仕事の一つとしての「音楽を通しての自衛隊」を知るきっかけとなるように、との学校の依頼を受けて実施した。
 体育館では約300名の子供たち、約50名の保護者が今か今かと目を輝かせて待っていた。
 雷塚小学校副校長による東部方面音楽隊の紹介を受け、演奏服に身を包んだ音楽隊がさっそうと入場。アニメ「名探偵コナン」の行進曲、振り付けも加えた楽器紹介、指揮体験等、工夫を凝らした内容で約1時間の演奏会は終始盛り上った。
 保護者からは「またぜひ実施してほしい」、「素敵な演奏会でした」等の絶賛の声が、生徒たちからも「また来てほしい」など演奏会終了を惜しむ声が聞かれた。
 立川出張所は今後も地域の学校、PTA、子供たちの目線に立ちながら自衛隊の活動への理解と関心を高めていく。

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