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自衛隊ニュース   1127号 (2024年7月15日発行)
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「防人」応援隊
隊友会

 6月24日、隊友会(理事長・岩楓ホ)定時総会がホテルグランドヒル市ヶ谷で開催された。
 総会には、本部役員及び県隊友会長など約100名が参加し、全ての議案が、審議・承認された。次いで行われた懇親会には、中谷元隊友会顧問、佐藤正久隊友会相談役、鬼木防衛副大臣、増田防衛事務次官、上田陸幕副長、真殿海幕副長、内倉空幕長らの来賓が参加。また、各友好団体からも日本郷友連廣瀬副会長、自衛隊家族会増田会長、陸修偕行社火箱理事長、水交会河野理事長、つばさ会杉山会長、自衛隊援護協会伊藤理事長、全国防衛協会連合会島田理事長、千鳥ヶ淵戦没者墓苑榊枝理事長、日本国防協会岡部理事長、防衛基盤整備協会吉田専務理事らが参加し会を盛り上げた。全国から集まった県隊友会長らは「一同に会えるので、この会は楽しみだ」と、情報交換や近況報告の話に花が咲いていた。
 隊友会は、「これからも国民と自衛隊との架け橋を目指し会員一丸となって我が国の平和と安全に寄与していく。そのために新たに退職自衛官や予備自の方々に隊友会の意義を理解して頂き共に行動してほしい」としている。


航空自衛隊連合准曹会第31回評議委員会
 6月25日、「航空自衛隊連合准曹会第31回評議委員会」が全国72カ所から参加の准曹会長をはじめ、多くの関係者が集まって盛大に開催された。
 航空自衛隊連合准曹会(会長・上田順一准尉)は、精強な航空自衛隊作りの基盤となる「人」を育てることを目的としている。そのため、全国の基地を繋ぐ上級空曹のネットワークとして准曹士先任と協力し、各種表彰や地域貢献等で空自隊員としての意識と相互信頼を深めると共に、活動を通じて地域や家族等の理解促進を図ることで航空自衛隊の発展に寄与している。そのような活動の一つとして今年も優秀若年隊員顕彰表彰が行われ、最高顧問の内倉浩昭空幕長より一人一人に表彰状と盾が、つばさ会副会長代理の理事杉本孝哉氏より記念品が手渡された。
 内倉空幕長は「准曹の大きな塊が部隊の原動力となりその塊を引っ張るのが最前線にいる皆さんであることに感謝している。また、地域との繋がりを大切に、住民としての姿を見せることも大きな役割である」などと訓示した。
 今回の優秀若年隊員顕彰受賞者は以下の通り。
 2空団整備群本部・佐瀬智拓3曹、3空団基群管理隊・片桐杏奈士長、硫黄島基地隊基地業務隊・奥冨寿一3曹、救難団百里救難隊・広瀬勲3曹、2捕保管部2課・石井優介3曹・救難団小松救難隊・肩大佑3曹、3輸空隊司令部監理部・佐藤大地3曹、3術校2教部4科・小畑力也3曹、南高群19高隊・漢那憲琉士長、南警団55警隊・川本一馬3曹
 また、全国からデザインを募集した連合准曹会のチャレンジコインが、評議委員の承認を得て完成し、お披露目された。デザインが採用された1術校1教部4科の丸山大輔2曹は、「航空自衛隊の誰もが身につける作業服のデジタル迷彩柄を中央に配置し、人こそが組織を支える根幹であることを表現した。デジタル柄は日本列島の形になるよう工夫しました」と語った。コインは全国の支部へ配布され、内外の交流等で使用される。

優秀地本、広報官等を表彰
「誇りを持って職務に邁進してほしい」
 6月17日から18日、都内において「令和6年度全国地方協力本部長等会議」が実施され、これに合わせて募集、援護、予備自衛官業務等で顕著な功績を収めた地本や広報官が表彰された。
 森下泰臣陸上幕僚長は訓示で、少子高齢化等によって募集環境が厳しいなか、人材確保に努める各地本に感謝の気持ちを伝えるとともに、募集目標必達への強い使命感・責任感を全員で感じ、誇りを持って職務に邁進するよう激励した。なお第1級賞状は各表彰に先立ち、大臣室において木原稔防衛大臣から表彰された。
 表彰地本等は以下のとおり
【優秀自衛隊地方協力本部表彰】
・第1級賞状
 秋田、新潟、香川
・第2級賞状
 旭川、青森、千葉、神奈川、長野、岐阜、大阪、兵庫、奈良、島根、愛媛、佐賀、大分、宮崎
・陸上幕僚長褒賞
 帯広(予備自衛官等業務)、福島(援護業務)、群馬(募集業務)、山梨(予備自衛官等業務)、高知(予備自衛官等業務)、沖縄(募集業務)
【優秀広報官表彰】
・第2級賞詞
 相馬幸徳2陸曹(旭川)、柴田和宏1空曹(青森)、児玉光則空曹長(秋田)、佐伯伊仁陸曹長(千葉)、井坂健太郎1海曹(神奈川)、笠原徹1陸曹(新潟)、寺島親1陸曹(長野)、林紀男1陸曹(岐阜)、岩田徹陸曹長(大阪)、阿藤敬陸曹長(兵庫)、垣内貴雄陸曹長(奈良)、小村義徳1陸曹(島根)、稲毛伸幸3陸曹(香川)、煖エ直哉1陸曹(愛媛)、小出剛1陸曹(佐賀)、瀬戸口良宏1陸曹(宮崎)、江口亮太2陸曹(大分)
・陸上幕僚長褒賞
 遠藤彩沙2空曹(札幌)、三枝亮1空曹(函館)、高橋智洋陸曹長(帯広)、上川原和徳陸曹長(岩手)、渡部雅也2陸曹(宮城)、武山健太3空曹(山形)、高野和明2陸曹(福島)、白府優一1空曹(茨城)、川中子裕紀海曹長(栃木)、田畑亜沙美1陸曹(群馬)、近藤隆徳2海曹(埼玉)、石川洋輔3陸曹(東京)、森長誠2海曹(山梨)、渡邉淳1陸曹(静岡)、山田隆文1陸曹(富山)、鈴木大輔1陸曹(石川)、岡部朋洋2空曹(福井)、山附D洋2空曹(愛知)、服部哲尚陸曹長(三重)、植田いづみ1陸曹(滋賀)、加畑宏樹1陸曹(京都)、北畠大毅2陸曹(和歌山)、土屋勝文2陸曹(鳥取)、谷口萌3陸曹(岡山)、尺野高尚2陸曹(広島)、橋本興仁2陸曹(山口)、山楓「来生陸曹長(徳島)、北川順一2陸曹(高知)、野中剛1陸曹(福岡)、島田雄大2陸曹(長崎)、三池政明1陸曹(熊本)、林優華3海曹(鹿児島)、砂川真臣1空曹(沖縄)
【隊員自主募集優秀部隊等表彰(第2級賞状)】
 第13旅団、第13後方支援隊、第13飛行隊、第2高射特科団、西部方面混成団、中部方面音楽隊、中部方面特科連隊第3大隊

人的基盤の抜本的強化目指す
検討委員会立ち上げ 人材確保へ
 7月8日、防衛省は「人的基盤の抜本的強化に関する検討委員会」の1回目の会合を実施した。今後も続くことが予想される、募集対象人口の減少や高い有効求人倍率を背景とした厳しい募集環境に対応するため、人的基盤の抜本的強化に乗り出した。
 強化策は次の3つ。(1)処遇面を含む職業としての魅力化(2)AI等を活用した省人化・無人化による部隊の高度化(3)OBや民間などの部外力の活用。副大臣を委員長とし、事務次官が副委員長を、大臣官房長、防衛政策局長、整備計画局長、人事教育局長、地方協力局長、4幕僚長、情報本部長、防衛装備庁長官が委員を務める。3度の委員会を経て8月下旬をめどに取りまとめの公表を行う。
 委員長の鬼木誠副大臣は「自衛官候補生については採用計画数に対して3割、自衛官合計の採用計画数でも5割の達成率となっており、この厳しい状況は令和6年度以降も続くことが見込まれる。研究職・技官等の人材確保を含め、大きな課題だ」と危機感を示し「戦略三文書に定められた、防衛力の抜本的強化の実現に必要な人的基盤の強化に関する政策を速やかに検討する必要がある」と述べた。

カンボジア陸軍司令官を公式招待
 7月9日、森下泰臣陸上幕僚長は、カンボジア国軍副司令官兼陸軍司令官のマオ・ソパン陸軍大将を公式招待した。森下陸幕長とソパン陸軍司令官とが顔を合わせるのは、昨年9月にインドで開催された多国間会議「インド太平洋地域陸軍参謀総長等会議(IPACC)以来で2度目。自衛隊は、1993年にカンボジアPKOに陸自施設部隊を派遣、2013年からは施設分野での能力構築支援を11回実施している。また昨年からは陸軍種間の幕僚協議も始まり、そこで今回の公式招待やHA/DR、PKO等の分野での協力についても合意した。
 森下陸幕長は両軍種間関係が深まっていることを歓迎し「包括的・戦略的パートナーであるカンボジアと連携を強化することで、インド太平洋地域や国際社会の平和と安定に寄与できる」と述べた。ソパン司令官からは、これまでの日本政府のカンボジアに対する地雷除去関連支援や、インフラ整備などの様々な支援について謝辞が述べられた。会談は、国際社会及び地域の平和と安定に向け双方が協力していくことで一致した。

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