海自第14護衛隊(舞鶴)は11月12日、「秋のスポーツ交流会」と題し舞鶴海上保安学校の学生・職員とソフトボール競技を行った。第4術科学校職員、護衛艦「みょうこう」、ミサイル艇「うみたか」乗員が参加。海上保安学校からは約40名もの参加が得られた。
舞鶴地区隊員の健康増進及び平素からの海上保安庁との相互理解の深化、連携の強化が目的。試合開始後、すぐに意気投合し、和気あいあいとした雰囲気で競技を楽しむことができた。
参加者からは「組織が違うと序列や階級などが気にならず、話しやすかった」、「とても楽しい会でした。第2回があればぜひまた参加したい」、「スポーツ以外にも一緒に物作りをするなどの交流があっても良いと思う」など、ポジティブな感想が多く寄せられた。
ここ舞鶴には、第八管区海上保安本部と海上保安学校が所在する。当隊ではこの地の利を生かし、海上自衛隊と海上保安庁の平素からの連携強化を踏まえ、これまで、相互の組織・部隊研修をはじめ、女子会、環境美化活動、メンタルヘルスや組織マネジメントに係る勉強会などを積極的に企画し、実践している。
「小さな改善を積み重ねていけば、大きく前進できる」(スポーツ界や実業界で「マージナルゲイン・アプローチ」として注目されている考え方)という信念の下、今後も引き続き、さまざまな行事を通じて、多層的に交流、連携を図り、「海」という共通の職場における連携、「海の団結」を強化していく。 |