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スペーサー
自衛隊ニュース   1081号 (2022年8月15日発行)
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1面 4面 5面 6-7(PDF) 9面 10面 11面 12面

防衛省・自衛隊 地方協力本部

「愛知サマーセミナー」
<愛知>
 愛知地方協力本部瀬戸地域事務所(所長・道高裕之1陸尉)は、7月18日に私立東邦高等学校において実施された第33回愛知サマーセミナーに参加した。愛知県内の高校に通う生徒の中から、自衛隊の講座を選択してくれた生徒19名と、中学生、大学生、自衛隊OB、教員の方々など合計31名の参加者に対して、自衛隊の職業紹介や魅力について、自衛隊クイズを用いて約80分間の講話を実施した=写真。
 参加者からは、「自衛隊のイメージが変わり、今後の進路の選択にも加わりました」「自衛隊には、色んな職種や職域があることを知れて良かったです」「近年、女性が増えてきていることを知ることができて良かったです」と興味を持った意見が多数であった。
 瀬戸所は、「今後も積極的に各種説明会を実施して、自衛隊の魅力について情報発信を行っていく」としている。愛知地方協力本部は、近年の少子化の進行による募集対象者の減少、高校卒業者の進学率の高止まり、併せて、コロナ禍の状況において、自衛官等募集を取り巻く環境が益々厳しくなっている中、地域住民とのふれあいを重要視し、1つ1つのイベントを大切にして募集対象者の視点に立った募集広報を行い、募集目標の達成に邁進する所存である。

入隊者から嬉しい報告「前期教育総合成績3位」
<神奈川>
 神奈川地方協力本部市ヶ尾募集案内所(所長・内山智仁1空尉)は、今春、陸上自衛隊(第34普通科連隊自衛官候補生前期課程教育隊・板妻駐屯地)に入隊した田中真自衛官候補生より嬉しい連絡があった。
 田中自候生より『お疲れ様です!もうすぐ前期教育が終わります。任地は板妻普通科です。成績は新教隊で3位でした!』(原文まま)と喜び溢れる報告を受けた。担当であった広報官の江澤雅宏2等陸曹は、田中自候生と入隊後も連絡を取り合っており、報告を受けてすぐ祝福の言葉を送った。
 田中自候生は、4年制大学新卒時に一般曹候補生と自衛官候補生の両試験を受験、見事両方の試験に合格。だが、体育教師になる夢を諦めきれず、教員試験に挑戦するも当時合格に至らなかった。そのような時期に江澤広報官が「横浜市の教員選考試験では、特別選考(2)の社会人経験者として、自衛官としての勤務経験が活かせる制度があるのは知っている?就職浪人するより社会人経験を積んで、試験科目が少ない選考を受けたらどうかな」と情報を提供した。
 この制度は、各地の教員試験でも多く採用されている選考方法であり、教員免許状取得は前提だが、社会人経験通算3年以上が考慮され一般選考より試験項目が少なく『指導案』という科目のみで選考試験に挑めること、働きながらでも試験対策をしやすいこと等のメリットがあった。
 この情報提供を受けて田中自候生は、教員になる夢を目指しながら自衛官候補生として社会人の一歩を踏み出す決心をした。祝福の返答を受取った田中自候生からは「就活中の時、江澤さんからの情報を聞いていなかったら就職浪人をしていたかもしれない。教育期間中、とても充実した毎日を送れたので、今後の進路については、もう少し考えてみたい」と返事があり、卒業式で旗手を務めた凛々しい姿の写真が添付されていた。
 市ヶ尾募集案内所は「広報官との出会いにより、入隊者が自衛官として成長していく姿は大変誇らしい。これからも一期一会を大切にし、対象者に寄り添った募集広報活動を進めていく」としている。

ゲストフォーラム初参加卒業生が活躍!
<京都>
 京都地方協力本部宇治地域事務所(所長・大石真琴人3陸佐)は7月6日、京都府宇治市に所在する京都文教大学において開催されたゲストフォーラムに、同大学から自衛隊に入隊した卒業生2名とともに初めて参加した。
 本フォーラムは、学内の公務員対策講座受講学生を中心に、職業に対する見識を深める目的で実施され、33名の学生が自衛隊に関心を寄せて参加した。
 自衛隊についての説明は、前半に担当広報官が仕事内容をわかりやすく伝え、後半は、同大学の卒業生である広報官の松本3曹と航空自衛隊小松基地に勤務する警備職の高橋1空士から自身の就活経験や自衛隊に対する熱い想いが語られた。
 質疑応答では、大学職員及び学生から「3回生の今頃はどういう対策をしていたか」「教育隊で一番苦労したことは何か」等の質問が相次いだ。
 終了後のアンケートでは、「体力ばかりで自由なし、という印象が大きく変わった」「先輩が来てくれて、女性自衛官の働き方が学べた」等、自衛隊に対する好意的な意見が多く、学生の進路における選択肢のひとつとして自衛隊の魅力を発信することができた。
 宇治地域事務所は「知って貰うことから募集が始まる。今後も学生と触れ合う機会を継続的に構築していく」としている。

私のことを覚えていますか? 継続した交流が大切
<山形>
 山形地方協力本部酒田地域事務所(所長・森美樹3海佐)は、6月29日、酒田市立鳥海八幡中学校で実施された「WAKU WAKU WORK 2022」に参加し、3年生約80名の授業を支援した。この取り組みは、山形県庄内総合支庁地域産業経済課が中学生に職場体験を通じてふるさとの魅力を理解してもらうことが目的。
 鳥海八幡中学校での「WAKU WAKU WORK」の開催は初めてであり、学生に楽しみながら自衛隊に親しんでもらおうと、体験を取り入れながら説明を実施した=写真。
 1/2tトラック展示では、「このライトは市販の車と違うのですか」、「夏場はすごく暑そうですね」などの声を聞くことが出来た。自由時間に自衛隊のブースを訪れた学生からは「ぜひ艦艇広報などのイベントに参加してみたい」、「自衛隊に興味を持つことが出来た」など多くの反響があった。また、今回の学生は昨年10月に酒田所において総合的な学習の支援を行っていたこともあり、「昨年も会いましたよね。今回も楽しかったです」、「私のことを覚えていますか?」などの嬉しい声をいただいた。
 酒田所では「学生が自衛隊に親しみを持ち理解を深めてくれていることを、学生の発言から確信を持つことが出来た。今後も担当地域の学校の体験学習を支援し、学生に自衛隊の魅力を積極的に伝えていきたい」としている。

県立錦江湾高校が西方総監感謝状を受賞
<鹿児島>
 鹿児島地方協力本部(本部長・稲崎精一郎1海佐)鹿児島募集案内所(所長・迫口 真也1陸尉)は、7月14日、自衛官募集功労により西部方面総監感謝状を受賞した鹿児島県立錦江湾高等学校に対し、同感謝状の伝達を実施した。
 受賞した同校の過去3年間の入隊者数の総数は14名であり、募集ポスターの掲示、募集案内資料の備え付け等、学校長をはじめとして、学校を挙げての組織的な募集への取組み、生徒に対する自衛隊への理解の促進に寄与されたことが本受賞につながった。
 また、本校は文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校であり、昨年度はSSHクラブ生徒及び教諭約40名に対して、南極に関する講話を実施し、自衛隊の任務の重要性について更なる理解の促進を図った。
 伝達に際し、本部長から「毎年、優秀な人材を自衛隊に入隊させていただき感謝いたします。今年も引き続きご協力の程よろしくお願いします」と改めて自衛官募集に対する謝意と更なる自衛官募集への協力をお願いした。
 受賞に際し、学校長は、「崇高な任務に就く自衛隊という組織に我々国民は、大変お世話になっております。今後も自衛官等募集に関する情報提供等を継続していきます」との謝意を述べられた。
 鹿児島募集案内所は、「引き続き、あらゆる場を通じて、更なる学校との良好な関係の維持・構築に取り組むとともに、多くの適質入隊者の獲得に尽力していく」としている。

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