防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
spacer
防衛ホーム
spacer
home
spacer
news
spacer
購読
spacer
2021 2023
2022年 INDEX
12月1日 12月15日
11月1日 11月15日
10月1日 10月15日
9月1日 9月15日
8月1日 8月15日
7月1日 7月15日
6月1日 6月15日
5月1日 5月15日
4月1日 4月15日
3月1日 3月15日
2月1日 2月15日
1月1日 1月15日

-

スペーサー
自衛隊ニュース   1073号 (2022年4月15日発行)
-
1面 2面 3面 4面 5面 7面 8面 9面 10面 11面 12面

新体制がスタート

-
新指揮官が着任
-
7普連
 3月17日付で前野直樹1陸佐が、第33代第7普通科連隊長兼ねて第36代福知山駐屯地司令に着任した。新たな連隊長の登庁を連隊各幕僚が出迎えた。
 初めに殉職者を祀る「留魂の碑」において18柱の御霊に対して献花を行った。
 着任式において、第3師団長の荒井正芳陸将より紹介を受けた前野1陸佐は、伝統あるこの福知山駐屯地の連隊長という重責を受け、身の引き締まる思いと強い決意を示した。
 着任にあたり、任務を完遂することが第一。統率方針を「任務完遂」とした。そして、各種事態にすぐさま対応出来るよう「即応」、組織力を遺憾なく発揮すべく「連携」、困難に直面した際もそれぞれの立場に応じて克服するために「創意」の3点を要望した。
 連隊は引き続き、前野連隊長を核心として、「任務を必成する強い部隊」を目指す。
-
19普連
 3月14日、福岡駐屯地において、第19普通科連隊の第32代連隊長に足達好正1陸佐が着任した。
 久留米駐屯地で行われた着任式において足達連隊長は、統率方針を「即時即応の態勢下、強靭な第19普通科連隊を育成増進する」とし、要望事項に「誇りを持て」と「高きから高きへ」の2点を掲げた。
 昨今の緊迫さを増す国際情勢、自然災害の激甚化等に鑑み、即時即応の部隊育成、誇りと伝統の堅持、更なる高みを目指そうとの思いから要望したとのことである。
 また着任の辞において、「我々がこの福岡の地で、日々職務に精励できますのは、後援会の皆様やOB会の皆様等、多数の方々のご支援・ご協力の賜物でもあります。引き続き、我々第19普通科連隊を温かく見守り、変わらぬご支援・ご協力を頂ければ幸いです」と述べた。
 新風第19普通科連隊の飛躍を祈念する。
-
43普連
 第43普通科連隊は、3月17日、都城駐屯地において、第30代第43普通科連隊長・谷雅和1陸佐の着任行事を行った。
 連隊長は、都城駐屯地音楽部の演奏が響き渡る中、威容を保つ隊員を巡閲した。着任の辞では、「一丸」を要望事項に「あくなき探究心をもって進化しなければならない。明確な目的意識をもって訓練等を行い、進化する43連隊を目指したいと思う。一丸となることにより進化する、すなわち強くなる。また、地域とともにある駐屯地、部隊を造り、共に汗をかき、泥にまみれ、一丸となって進化していこう」と述べ、着任行事を終了し、第43普通科連隊は新たな一歩を踏み出した。
部隊改編
-
第1偵察戦闘大隊
朝霞で新たにスタート
 第1戦車大隊及び第1偵察隊は3月15日及び16日、駒門駐屯地及び練馬駐屯地において、部隊廃止に伴う隊旗返還式を実施した。
 第1戦車大隊及び第1偵察隊は、昭和37年1月18日に第1管区隊が第1師団に改編されたとき、駒門駐屯地へ第1戦車大隊として、練馬駐屯地へ第1偵察隊として配置された。あれから60年を迎えた本年度「30大綱」「31中期防」に基づき、より迅速かつ柔軟な運用を可能とする観点から、編成・装備を見直し、新しく偵察戦闘大隊へ部隊を改編するため、その歴史に幕を閉じた。
 3月17日には、新たに第1偵察戦闘大隊として朝霞駐屯地に配置され、新しい1偵戦大の初代大隊長として、1戦大隊長から引き続き、徳永2陸佐が任命され編成完結式を実施した。
1戦大・1偵は
60年の歴史に幕
 編成完結式において執行者(兒玉第1師団長)は「編成・装備の効果的な運用」「家族を大切に」の2点を要望するとともに「首都防衛における偵察及び機動打撃力としての活躍を期待されているのが新編された偵察戦闘大隊。部隊新編の母体となった第1戦車大隊及び第1偵察隊の歴史と伝統を継承しつつ、新しい装備、新しい土地そして何より新しい仲間とともに、新たな歴史を刻んでいってもらいたい。我が国防衛の要は、首都防衛を担任する我々第1師団であるが、その偵察と機動打撃力の中核となる偵察戦闘大隊の重責を自覚し、あらゆる隊務に精励することを期待する」と訓示を述べた。
-
第12高射特科隊に改編
対空火力の骨幹を増強
 第12旅団(旅団長・坂本雄一陸将補=相馬原)は3月17日、相馬原駐屯地において、第12高射特科中隊から第12高射特科隊への改編行事を執り行った。
 第12高射特科中隊は平成13年3月に、第12高射特科大隊(宇都宮)が改編、相馬原駐屯地へ移駐してきた。そして今日まで旅団の防空任務の核心を担ってきたが、このたび21年の歴史に幕を閉じ、新たに師団対空情報処理システム(DADS)を装備した第12高射特科隊として生まれ変わった。
 第12旅団長(坂本陸将補)は「第12高射特科中隊は旅団の作戦・戦闘に応ずる対空戦闘の中核であり、対空情報戦闘訓練を通じ旅団全般の対空戦闘能力の向上に努めるとともに、着実に旅団の任務遂行能力の向上に寄与してきた。(中略)改編後は、新装備への習熟や段階的・計画的な練成により早期戦力化を実現し、第12高射特科中隊の歴史と伝統を継承した、任務にまい進するさらなる強靭な部隊を目指してもらいたい」(要旨)と訓示した。
 初代第12高射特科隊長を拝命した平尾勝幸2陸佐は「今まさに諸官とともに歴史の一ページを刻んでいることに興奮し身の引き締まる思いである。戦力化を図るにあたり求められることは『より組織的に戦う』ことである。そのためには機材がつながるだけでなく、人と人とのつながりも重要となる。これまでのよき伝統と魂を継承しつつ、ともに第12高射特科隊が刻む歴史を輝かしいものとするため諸官の先頭にたって挑戦していくことを誓う」と訓示を述べた。
 第12高射特科中隊は旅団の防空任務の核心として新たな歴史を刻みつつ任務にまい進する。
-
第15施設隊に改編
島しょ展開能力を拡充
 第15施設中隊は、3月17日、那覇駐屯地において、第15施設中隊から第15施設隊(隊長・小田紘嗣2陸佐)への改編行事を行った。
 本改編は、島嶼における早期戦力発揮及び施設等の早期復旧による部隊の継続的な展開等を目的として人員・装備の拡充を行った。
 第15旅団長の井土川一友陸将補は本改編行事の訓示において、「エンジニアのプロとしての誇りと自覚をもって、沖縄の特質に応じた施設技術を向上させ、事態抑止と対処の実効性向上に努め、国防の第一線旅団内の唯一の施設部隊として団結し、飽くなき執念をもって任務を完遂することを要望・期待する」と述べた。

入間警備犬入隊式

 中部航空警戒管制団基地業務群(群司令・大石和浩1空佐=入間)は3月8日、まだ、あどけなさが残る新規配置警備犬3頭の入隊式を行った。ハンドラーによる訓練開始の申告後、群司令から警備犬の担当ハンドラーそれぞれに対し、首輪が授与された。期待と不安が入り交じる中、首輪を受け取ったハンドラーの眼差しは、必ず優秀な警備犬を育成するという強い決意が感じられた。
 首輪授与後の訓示で群司令は「昨今、航空自衛隊における警備犬は非常に注目されている。担当になったハンドラーは、あらゆる任務に対応し、航空自衛隊で活躍できる警備犬を育成してもらいたい」と述べた。


NEXT →
(ヘルプ)
-
shop
-
マスク
-
日本の機甲100年
通販部
10
Copyright (C) 2001-2022 Boueihome Shinbun Inc