航空中央音楽隊(隊長・松井徹生2空佐以下46名)は、9月28日から3日間、オランダ国防省から招待を受け、オランダ国際軍楽祭(オランダ・ミリタリー・タトゥー2018)に参加した。
オランダ国際軍楽祭へは、前週のデュッセルドルフでのドイツ国際軍楽祭に引き続いての参加となる。
オランダ国際軍楽祭は、1954年から毎年開催され、今回で64回目となる歴史ある軍楽祭。今回は、オランダ陸海空軍の各軍楽隊及び警察の楽団のほか、ノルウェー及びフランスの軍楽隊及び消防の楽団、そして航空中央音楽隊が参加し、マーチング音楽、現代音楽及びクラシック音楽により各国それぞれの伝統音楽及び文化が表現された。
航空中央音楽隊は、ブルーインパルスをイメージした「インフィニティ」、日本発の世界的カルチャーとして定着しているゲーム音楽「スーパーマリオブラザーズ」、日本ならではの郷愁を表現した「ふるさと」、和太鼓、チャンチキ及び篠笛による祭り囃子の演舞とバンドがコラボレーションした「八木節」を演奏した。
最後は航空自衛隊行進曲「空の精鋭」で締め括り、会場一杯の観客に楽しんでもらうとともに、参加した他国軍楽隊等からも好評を得ることができた。
3日間で合計5回行われた公演には、昨年を上回る2万人を超える観客が来場し、軍楽祭を楽しんでもらうことができた。 |