|
|
987号 (2018年9月15日発行) |
|
|
第52回自衛隊高級幹部会同 |
9月3日、防衛省において「第52回自衛隊高級幹部会同」が、自衛隊最高指揮官の安倍晋三内閣総理大臣を迎えて開催された。自衛隊の高級幹部に対して防衛省の政策方針を周知徹底させることを目的に実施されるこの会同で安倍首相は、小野寺五典防衛大臣をはじめ、副大臣、各政務官、事務次官、各幕僚長、各機関長・部隊長ら講堂に集まった防衛省・自衛隊の高級幹部約180名に対して訓示を述べた。
安倍首相は今夏の豪雨災害における自衛隊の活動に対し「本当に頼りになった」と高く評価。また、今冬に策定予定の防衛大綱、中期防について「これまでの延長線上ではなく、大局観ある、大胆な発想で考え抜いてほしい」と要望した。最後に厳しい環境の中でも「自信と誇りを胸に、日本と世界の平和と安定のため、ますます精励されることを切に望む」と激励した。
続いて小野寺大臣は今後取り組む課題として「防衛政策の根幹となる自らの防衛努力について」「日米同盟の強化」「安全保障協力の推進」「規律の維持と安全の確保」について訓辞。「責任の重さを今一度深く認識し、緊張感を持って日々の職務に当たって頂きたい」と要望した。 |
|
NEXT → |
|
|