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2010年9月15日号 |
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盛大に納涼花火大会 |
3自衛隊員参加の盆踊りも |
《武山》 |
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武山駐屯地(司令・市野保己陸将補)は夏休み最後の土曜日にあたる8月28日、3自衛隊(武山駐屯地所在の陸・海・空各部隊)・横須賀市西地区納涼花火大会を実施し、隊員の士気の高揚と周辺地域市民との交流を図った。
この納涼花火大会は、3自衛隊と横須賀市西地区との共催により25回目の開催となり、三浦半島の夏の終わりを告げる風物詩として駐屯地近隣の住民をはじめ、県内各地からも多数の観客が訪れている。
今年の大会は、天候にも恵まれ、残暑の強い日射しが照りつける中、約1万2000人の観客が来場した。
大会は、観客から大きな声援を受ける中、高等工科学校和太鼓チーム「桜花太鼓」の太鼓演奏に始まり、高等工科学校軽音楽部によるバンド演奏、高等工科学校吹奏楽部によるミニコンサートと続いた。大会は盆踊りの開始とともに、更に盛り上がりを見せ、「炭坑節」「東京音頭」「横須賀音頭」に合わせ、隊員や来場者の踊りの輪は幾重にもなった。そして勇壮な第31普通科連隊自衛太鼓チームによる太鼓演奏の後、約1200発の色鮮やかな花火が打ち上げられた。
なお、大会行事にあわせて各部隊等による模擬売店、駐屯地曹友会による「ぼんぼりコンクール」(各部隊と近隣各地区からの出展)など多彩な催しのほか、曹友会及び高等工科学校生徒による近隣老人ホーム等の入所者を接遇案内するボランティア活動も行われた。フィナーレとなるスターマインが打ち上げられると、観客から割れんばかりの歓声と拍手が続き、全ての行事が終了した。 |
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大型ヘリ体験搭乗で援護基盤拡充図る |
《静岡地本》 |
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静岡地方協力本部は8月28日、航空自衛隊静浜基地でヘリコプター(CHー47)の体験搭乗を実施した。今回、富士地域援護センターは、退職自衛官の再雇用に関し、防災関係職員の制度説明の一環として自衛隊への理解を深めてもらう目的で、自治体の人事担当者を案内した。
参加したのは、御殿場市・牧之原市の両市からの6人で、この日は、天候もよく風も穏やかな絶好の飛行日和となり、他の募集対象者の中・高校生やその保護者等とともに、約20分間の駿河湾上空のフライトを満喫した。
参加者からは、普段体験出来ない上空から故郷の景観を見て「海岸線がとても美しく感じられ、我がふるさとへの愛着が増した」などの声が聞かれた。 子供の戦車試乗も
静岡地方協力本部富士地域援護センターは8月17日、相模原市の児童養護施設「中心子どもの家」の小・中・高生と支援関係者30人に対して駒門駐屯地主催による戦車の体験試乗を支援した。
これは、静岡県自衛隊援護懇話会会員である大滝光弥氏(エイコー産業(株)代表取締役)が理事長を務める「ダイヤモンドクラブ」(相模原市などの中小企業約20社で作る交流団体)が、養護施設から施設支援の一つとして要望を受け実施されたもの。
この日、子供達は、直接戦車に手を触れたり、目を輝かせて戦車試乗を楽しんでいた。また、昼食時には「自衛隊のご飯は美味しい」と3、4杯おかわりする元気いっぱいな子供達もおり、将来の自衛官を期待する声もあがっていた。 |
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