防衛省では、全国の駐屯地・基地等及び共済組合支部等を通じて生涯生活設計(ライフプラン)支援施策を実施しており、このたびライフプランに関するセミナーと個別相談会が市ヶ谷において開催された。生涯生活設計支援施策は、在職中から退職後にわたる生涯の各段階において、職員が充実した生活を送り意欲的に職務に取り組めるよう支援するもの。
▽ライフプランセミナー
　市ヶ谷で、「20歳代ライフプランセミナー」が1月21、22の両日、開催され今回は第一生命保険相互会社から講師を招き、20歳代を想定した講義が行われた。講義ではライフプランの必要性や基礎知識についての話がされたほか、結婚・出産費用など主に隊員のライフイベントに合わせた内容となった。特に自衛官は「若年定年制」の特殊な環境から、他の職業に対するモデルでは対応できないため、このセミナーの有用性は高い。受講者の意識も高く、配布された資料を手に講師の説明に対して真剣に耳を傾けていた。更に30・40歳代も同様にライフプランセミナーが開催されるとのこと。
▽ライフプラン個別相談会
　また、1月27、28日にはライフプラン個別相談会が厚生棟で開催された。ここでは各種金融機関のフィナンシャルプランナーに、個人個人に合わせた生涯生活設計について直接話が聞ける。個別に行われるため、各家庭の事情や状況を踏まえた具体的な話を聞けるとあって、どの相談ブースも話し込む姿が見られた。
▽共済ホームページでも
　共済組合のホームページには、ライフプラン支援サイトが開設されており、おり、ここではライフプランシミュレーションをはじめ、結婚、出産、子供の教育、健康、老後など、人生の様々な出来事やそれに伴うお金にまつわる各種情報や知識の提供など多彩なメニューが用意されている。ログイン方法などについては、共済組合各支部まで。