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2010年2月15日号 |
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北澤大臣が郷土部隊視察 |
《松本駐屯地》 |
直接退院に声かけ激励 |
精強レンジャー退院の訓練展示も見学 |
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新しい年を迎えた平成22年1月15日、陸上自衛隊松本駐屯地(司令・三上繁1陸佐)は、郷土出身の北澤俊美防衛大臣の視察を受けた。
北澤防衛大臣は、午後2時25分、ヘリコプターで駐屯地ヘリポートに到着。儀仗隊長(第13普通科連隊第2中隊長・谷口慎3陸佐)率いる120名の儀仗による出迎えを受けた後、記念撮影、幹部挨拶、状況報告、隊内巡視、訓練展示、訓示、隊員との懇談などの時程に基づき、約2時間の視察を行った。
状況報告では、第13普通科連隊の状況及び松本駐屯地の状況を説明。特に、災害派遣実績、訓練の状況等を説明した。三上連隊長は、「松本は、山岳レンジャーとして全国にその勇名を馳せていると自負しております。後ほど訓練展示で彼らの実力をご確認いただきたいと思います」とアピールした。訓練展示は、屋外において第13普通科連隊のレンジャー隊員により、ヘリから隊舎屋上へのリペリング降下・建物内からの負傷者救助等を展示した。防衛大臣も寒空の中、準備された戦闘外被を着込み興味深く見学、隊員の練度に満足した表情を浮かべていた。
隊員との懇談では、長野県各地区出身隊員9名を交え、北澤防衛大臣も長野県川中島町出身ということもあり、終始笑顔で隊員との懇談を楽しんでいた。
訓示では、「ここ松本駐屯所在部隊は、長野県唯一の自衛隊の部隊であると同時に、精強な山岳部隊として、我が国の防衛のために無くてはならない存在です。また、多くの災害派遣を実施し、国体等の各種大会支援、更にPKO等にも従事するなど、諸官の活動に対し、心から敬意を表します。本年は松本駐屯地創設60周年を迎える節目の年と聞いております。精強な山岳部隊の伝承を受け継ぎつつ、今後も自衛隊として果たすべき任務を着実に遂行して頂き、三上繁第13普通科連隊長をはじめとする各部隊の指揮統率の下、今後とも職務に精励するよう」要望した。 |
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第3回ミリタリーテクノフェア開く |
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防衛施設学会(大野友則会長)主催の第3回ミリタリーエンジニアテクノフェアが、2月4日グランドヒル市ヶ谷で開催され約300人が来場した。同フェアは昨年3月5日の第1回から恂h衛調達基盤整備協会の後援で始まったが、関係者らの真剣な取り組みで専門業界の注目、評価が高まってきている。今回は参加企業も13社となり、ほとんどが著名大手となっている。
会場には参加企業のブースが設けられそれぞれに実験をしたり体験するなどのプレゼンテーションを行った。また隣接する会場では参加全社が15分ずつの講演が行われ官民の来場者はメモを取りながら熱心に聞き入っていた。
同学会は、国の安全に関わる防衛施設関連技術は産官学が連携・共同して技術の開発研究に取り組む必要があるとし、その技術は防衛のみならず民間にも紹介していく方針である。 |
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家族会に90人参加 |
《国分駐屯地》 |
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第12普通科連隊(連隊長前田忠男1陸佐)第2中隊は、1月9日に「家族会」を、隊員・家族総勢約90人で行った。
会の冒頭で、会長の別府曹長が挨拶をしたあと、名誉会長でもある圖師中隊長が、「訓練や業務が多忙で家を空けることが多く家族の皆様には大変ご迷惑をおかけしており申し訳ありません。家族の皆様の支援とご協力のお陰で今日まで訓練を無事に行うことができました。大変感謝しております」と述べた。
会は、新会員の紹介やプレゼントタイムなどがあり、奥さん方や子供さん達の笑い声の絶えない和やかな雰囲気のまま終了した。
家族会の実施に携わった末川3曹は、「これを機に、ますます中隊と家族隊員の親睦を深めていければ、さらにより良い中隊になっていくのではないだろうか」と語った。 |
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全自ハンドボール連盟会長から表彰 |
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佐世保教育隊(司令・奥村國弘1佐)体育教官室勤務の金子弘明曹長は1月16日、全自衛隊ハンドボール連盟会長から表彰状を授与され、このたび佐世保地方総監(加藤耕司海将)に受賞の報告を行った。
今回の表彰は、同海曹が全自衛隊ハンドボール大会に佐世保チームの選手及びコーチとして13回出場し、優勝10回、第2位3回と抜群の好成績を残す傍ら審判員として中学生から社会人の全国大会、日本リーグの審判員として50試合を達成し日本ハンドボール協会から表彰を受けるなど、自衛隊内外のハンドボールの普及・発展に大きく尽力した功績によるものである。
今回表彰を受けた同海曹は、「全自衛隊連盟審判長・長崎県協会審判長として今後も自衛隊内外のハンドボールの発展に貢献します」と総監に力強くあいさつを行った。 |
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