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スペーサー
自衛隊ニュース   1129号 (2024年8月15日発行)
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こぼれバナシ
 2000年から販売している自衛隊みやげのお菓子のパイオニアである「撃シリーズ」に新商品が加わりました。その名も「撃ショコラ タルト クッキー」略して「撃ショコラ」です。
 今回は、今までにない試みとしてパッケージにタレントさんの姿を!その方は、テレビや雑誌など活動している元陸上自衛官の福島和可菜さんです。パッケージの写真撮影で、初めてお目にかかったのですが、ハキハキとして気さくな感じで「ラジオのイメージ通り」でした。綺麗に日焼けされていて健康美が溢れていました。
 早速迷彩服に着替えて頂き、撮影開始。「自衛隊お菓子のパッケージらしいポーズを?」という意味不明な要望に、色々なポーズで応えて下さいました。流石プロです。シャッター音が聞こえると次のポーズに切り変わり…どんどん違うポーズが出てきます。
 私たちも新聞に使う装備品や隊員さんの写真を撮る時、多くの写真を撮ってその中から選びます。タイミングや角度、明るさなど多くの課題をクリアしたものを使用します。100枚撮っても1枚も納得できるものがない時などザラにあります。
 しかし、今回はほとんど素敵でした。福島さんとカメラマンさんの息も合っていましたし、夢のようなキラキラしたあっという間の撮影でした。福島和可菜さん、本当にありがとうございました。「撃ショコラ」は9月より販売予定。12個入り税込1000円です。
(吉田)

未来の薬剤官を発掘せよ!
<阪神病院>
 自衛隊阪神病院(病院長・内藤智子陸将補)は、7月11日、大阪府及び兵庫県に所在する大学生に対し、今年度2回目の就職支援セミナーを開催した。セミナーには、募集相談員の須磨一夫氏が引率の下、薬学部6年生4名が参加した。
 自衛隊阪神病院勤務の薬剤官(丹下友伸1陸尉)から、自衛隊の薬剤師と民間薬剤師との違いや幹部候補生学校への入校など、薬剤官となるためのキャリアパスや勤務場所の説明を参加者は真剣な面持ちで聞いていた。
 薬剤官の勤務場所である薬局や、薬剤を保管している倉庫などを見学するうちに緊張が解け始めた参加者から「薬は要望通りに補給されますか?」、「病院内で調剤しますか?」など積極的に質問がなされた。また「自衛隊×薬剤師という異なる専門性を掛け合わせることに強い魅力を感じました」「チームマネージメントも行うという点において、薬剤師として成長できる場が多く、魅力的に感じました」などの声が寄せられた。
 募集相談員の協力により、就職活動中の薬学部学生の就職先として、自衛隊薬剤官を紹介することができた。
 自衛隊阪神病院は、引き続き自衛隊病院における医療特技者等の活動を周知する機会を通じて募集広報に寄与していく所存である。

富士学校・駐屯地開設70周年

「地域とともに」信頼築いていく

 陸上自衛隊富士学校・富士駐屯地(学校長兼司令・中村裕亮陸将=当時)は、7月21日、「富士学校開校・富士駐屯地開設70周年記念行事」を盛大に執り行うとともに、駐屯地を一般開放した。
 70周年という節目を迎えた本年は、記念行事前日に富士学校開校70周年記念植樹式を行い、協力団体(富士学校後援会、小山町協力会、須走彰徳山林会)から贈られた記念碑の序幕及び桜の木を植樹し、富士学校・富士駐屯地の更なる発展を祈念した。
 記念行事当日は好天に恵まれ、国会議員、地元首長、歴代学校長、各協力団体等の方々など、部内外から多数の来賓が参列した。観閲式において中村学校長は、開校・開設以来70年に渡り富士学校・富士駐屯地の発展にご支援・ご協力いただいた地域の皆様等への感謝を述べるとともに、これからの時代に向けて「富士学校の役割の進化」、「企業の皆様との連携」、「国民の皆様、特に地域の皆様との信頼関係」が重要であるとし、「第一線部隊に最大限寄与することを求められている富士学校及び富士駐屯地としては、私どもの活動に対する地域の皆様のご理解が不可欠であり、常に感謝の気持ちを忘れず『地域とともに』を合言葉とし、これまで以上に信頼関係を築けるよう引き続き努力して参ります」と述べた。

日米連携をアピール

 観閲行進においては、富士学校隷下及び富士駐屯地所在部隊の主要装備及び最新装備約130両が次々と行進し、最後に祝賀行進として米海兵隊(キャンプ富士)が行進して日米の連携をアピールするとともに、陸上自衛隊のV22オスプレイ、UH1J、AH1S及び航空自衛隊のT4が記念飛行を行った。また、観閲行進に先立ち、静岡・山梨地方協力本部がそれぞれのマスコットとともに行進し、隊員募集をアピールした。
 引き続き実施した訓練展示では、装備品の性能を分かりやすく展示・説明するとともに、部隊の行動を、迫力ある空包射撃や、隊員のきびきびした動きにより展示した。
 その他、駐屯地内各所において戦車・装輪車体験搭乗や装備品展示、音楽演奏、子供向けのアトラクションを実施し、県内外から集まった約9000名の来場者に楽しんでもらった。
 富士学校・富士駐屯地は、今後もより一層心を燃やして任務にまい進していく。


エークシェー国際軍楽祭に登場
日本からは初参加 観衆を魅了

日本らしさを表現

 陸上自衛隊中央音楽隊(隊長・志賀亨1陸佐)は、7月25日から27日にかけてスウェーデンで開催された「エークシェー国際軍楽祭」に日本の音楽隊では初めて参加し、4回の公演を行った。開催国のスウェーデンをはじめ、デンマーク、フィンランド、ベルギー、ドイツ、イギリスの軍楽隊が各国の特色を出す中、中音は和太鼓や龍笛等日本らしさを感じるマーチングを披露して観衆を魅了した。
 公演は全7曲、10分間の演奏で日本代表として相応しい高い演技力で魅せた。まずは、国旗を先頭に「陸軍分列行進曲」で入場すると、スウェーデンでもお馴染みのゲーム「モンスターハンタ-」のテーマで友好を示した。続いて欧州で発展した「ドラムコー(NITRO)」の演奏で親近感を醸成すると、日本の「さくらさくら」では和装した鶫3曹の歌唱で、日本らしさを表現。そして、スウェーデンのグループ「ABBA」の大ヒット曲「ダンシングクイーン」と続く。最後は和太鼓演奏から、「さくらさくら」と「ダンシングクイーン」をモチーフにアレンジした「八木節」で、豪華絢爛に両国の融和を表現して締めくくった。「君が代行進曲」で威風堂々と退場する隊員達には惜しみない拍手が送られた。
 また、24日にはヴェトランダで野外演奏、26日にはスウェーデン・エトランタ教会コンサートも精力的に行い、この派遣期間を通じて音楽隊としての技量を高めるとともに、両国の友好関係の醸成に寄与した。


追悼セレモニーしめやかに
初代 横田基地准曹士先任の故・秋元氏を偲ぶ
 横田基地にて、6月27日に、初代空自横田基地准曹士先任の故・秋元洋一氏の追悼セレモニーが執り行われた。本セレモニーは米空軍第374任務支援群主催で行われ、有志により建立された記念碑には、 "IN MEMORY OUR FRIEND MR.YOICHI "AKKIE" AKIMOTO 1962〜2023" と刻まれている。セレモニーは、米空軍第374任務支援群司令ベター大佐、秋元氏の奥様、空自横田基地准曹士先任の小倉准尉、日本人福祉協会会長の浦野氏、同僚であった坂本OBが秋元氏の功績やそれぞれの思い出をスピーチした後、記念碑の除幕が行われた。
 秋元氏は、航空自衛官として初めて米軍下士官課程に入校するなど日米下士官交流のパイオニア的な存在として活躍し、准曹士先任制度の設計、航空総隊司令部等の横田基地移転事業に携った。定年退官後、横田基地米空軍第374任務支援群補佐官として勤務し、通訳支援などを通じて航空自衛隊と米空軍との懸け橋となり日米間の強固な関係構築に多大な貢献をした。また、知的障がいのある方々のスポーツイベントである「関東平野スペシャルオリンピックス」の役員や藤沢に所在するサッカーチーム「藤沢レッヅSC」の指導者として子供達にサッカーを教えるなど多方面において活躍するとともに、横田基地日本人福祉協会会長に就任し横田基地の安定的運用に寄与した。
 この記念碑は秋元氏の多大な功績を称えるのみならず、日米友好の証として末永く横田基地に存在し続けることだろう。

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