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自衛隊ニュース   1125号 (2024年6月15日発行)
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機略縦横(77)
システム通信・サイバー学校 最先任上級曹長准陸尉 加藤進重
忘れてはいけない感謝の気持ち
 『ありがとう』これは誰が言っても言われても人から聞いても嬉しく、そして心が温まる魔法の言葉だと思います。たった5文字で人との距離がぐっと近くなる言葉はこれ以上ないと思います。改めてそう考えるようになったことには理由があります。それはありがとうの反対の意味の言葉を知ったからです。ありがとうの反対の意味の言葉は『当たり前』です。
 ありがとうの語源は『有難し』という形容詞の連用形である「有難く」が変化して『ありがとう』になったと言われています。「有難し」は有ることが難しいということで、めったになく貴重であるといった意味を表します。以上のことから、人に何かをしてもらうことは当たり前ではなく、何事にも『ありがとう』という感謝の気持ちを忘れてはいけないと、この意味を知って思いました。
 最後に私達は普通に過ごしている日常生活が当たり前になり、それが自分自身の基準(尺度)になっているのです。実はその当たり前のことに対して一番感謝すべきありがたいことだと気付くことが大切なのだと思います。

米インド太平洋軍新司令官が来省
さらなる強化へ緊密に協力
 5月29日、米インド太平洋軍司令官に着任したばかりのサミュエル・パパロ海軍大将が、防衛省で木原稔防衛大臣や吉田圭秀統合幕僚長らと会談した。パパロ司令官は5月3日にハワイでの交代式を経て就任、最初の訪問国として日本を選んだ。
 木原大臣はまず就任への祝意を伝えると共に、「日米同盟の抑止力・対処力強化は自由で開かれたインド太平洋の構築に向けた最重要課題のひとつだ。この大事な時期に日本および周辺地域に非常に深い見識を有するパパロ大将が着任されて大変心強く感じている。日米同盟のさらなる強化に向けて緊密に協力していきたい」と述べた。パパロ司令官は「日米同盟はアメリカにとって最も重要な関係である」と応じ、27日の北朝鮮によるミサイル発射事案を受け、「日米同盟としてしっかり対処できる態勢が整っている」と述べた。また、「昨今、日本が2国間または3カ国間関係を様々な国々と構築していることに我々は大変勇気づけられている」と述べた。

特別輸送ヘリコプター隊 隊歌誕生
 5月30日に特別輸送ヘリコプター隊(隊長・横川文彦1陸佐=木更津)に隊歌が誕生した。
 昭和60年に政府専用ヘリコプター隊として創隊以来、隊歌がない状態だったが、隊員が自覚と誇りを堅持し、士気の高揚、団結の強化を図るために、小学校入学式定番曲である「かけてくる一年生」を作詞・作曲された坂井英一氏に依頼し、特ヘリ隊の誇りと任務遂行時のおもてなしの心を表した隊歌が誕生した。歌を担当されたのは、「かけてくる一年生」を歌われた伊藤道世氏である。
 隊歌は「我らが特ヘリ隊」のタイトルを冠し、2番構成の曲となっている。1番は他に類する部隊がない唯一無二の部隊であることを誇りとし、要人を運び我が国の威容を発揮して日々練度向上に努める様子を表現し、2番は任務を遂行する上で、安全、確実の上におもてなしの心で搭乗者に忙しい合間の癒しの時間、笑顔がこぼれる時間を提供すべく日々任務を遂行する様子を表している。
 特ヘリ隊はこれからも、隊歌にあるように唯一無二の部隊であることを誇りとし、国の威信を背負い、おもてなしの心をもって任務を遂行していく。

陸幹候校で卒業式
衛生科幹部として巣立つ
 陸上自衛隊幹部候補生学校(学校長・吉川徳等陸将補=前川原)は、第60期医科歯科幹部候補生課程及び第7期看護科幹部候補生課程に対する全ての教育を修了し、森下泰臣陸上幕僚長立会の下、5月27日に卒業式を執り行った。
 卒業式では福島功二防衛医科大学校長、鈴木智史自衛隊中央病院長、森知久自衛隊福岡病院長等多数の来賓が見守る中、学校長が候補生一人ひとりに卒業証書を授与し、式辞において、「諸官は、本校卒業後、いよいよ陸上自衛隊の医官・看護官として本格的に職務を遂行していくことになるが、仲間の命と健康を守るため、衛生科幹部として為すべきことを為せ」と餞の言葉を贈った。
 続いて、森下陸上幕僚長から、「克己(己に克つ)」「弛むことなく研鑽せよ」の二点が要望され、「医師・歯科医師・看護士たる幹部自衛官として如何なる困難をものともせず、積極的に職務を遂行するにあたり強靭な陸上自衛隊の創造を実現するための一翼を担う事を切に要望する。あわせて本校で寝食をともにし苦楽を分かちあった同期生との絆を生涯の宝とし、今後の諸官の人生に活かしてもらいたい」と餞の言葉が贈られた。
 卒業式後に行われた医科歯科幹部候補生の任官式では、任官者の気迫溢れる宣誓が大講堂に響き渡った。
 任官式後は記念会食が行われ、約2カ月の教育を終えた候補生たちは、家族、職員に拍手で見送られながら、新たな気持ちを胸に幹部候補生学校を後にした。

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