防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
spacer
防衛ホーム
spacer
home
spacer
news
spacer
購読
spacer
2024年 INDEX
5月1日
4月1日 4月15日
3月1日 3月15日
2月1日 2月15日
1月1日 1月15日
2022年 2023年
2020年 2021年
2018年 2019年
2016年 2017年
2014年 2015年
2012年 2013年
2011年 2010年
2009年 2008年
2007年 2006年
2005年 2004年
2003年 2002年
2001年
-
スペーサー
自衛隊ニュース   1114号 (2024年1月1日発行)
-
1面 3面 5面 10面 11面 12面

体校選手 パリ五輪へ前進
近代五種全日本、上位独占す
 「第63回近代五種全日本選手権大会」が11月23日から同25日まで、静岡県御殿場市で開催された。ナショナルチームの選考を兼ねた国内最大の大会に自衛隊体育学校(朝霞)近代五種班から11名が出場。男子が表彰台を独占、女子は2位、3位を獲得した。団体でも1位、2位の成果を収めた。パリ五輪で最後となる馬術は国内では今大会が最後の実施となった。
 男子で優勝の佐藤大宗3海曹は、フェンシングで1位通過、水泳・馬術で順位を2位に下げたものの、得意のレーザーランで圧倒的な強さを見せ独走でゴール、歓喜の雄叫びを上げた。
 ゴール後、「全日本選手権の優勝奪還を目標に全種目集中してベストパフォーマンスを発揮できた。監督、コーチ、学校職員の方々の熱い応援、サポートが選手全員の力になった。心から感謝します。パリ五輪での金メダル獲得を目指しさらに精進します」と言葉に力を込めた。
 女子の内田美咲3陸曹は、4年前の大会の優勝選手とレーザーランで激しい首位争いを繰り広げたが惜しくも優勝を逃し2位。
 「優勝を狙っていたので本当に悔しいし、まだまだ力不足の点があると改めて感じた。今回の反省点を課題としさらに強くなるために日々練習に励みたい。応援・サポートしてくださったすべての皆様に感謝します。国内では馬術を含めた最後の試合だった。馬たちにも感謝します」と振り返った。

ボクシングは2冠
五輪出場権かけ世界予選に挑む

 「全日本ボクシング選手権大会」が11月21日から同26日まで、東京・墨田区総合体育館で開催され、体校ボクシング班から秋山佑汰3陸尉ほか10名が参加。優勝2名、準優勝3名、第3位1名の成果を納めた。優勝した2名は、パリ五輪代表権獲得をかけ世界予選に挑む。
 各階級のうち、男子フライ級に出場した坪井智也3陸尉は初戦、準決勝ともに5-0で勝ち上がり、迎えた決勝は牧野草子3陸尉との "同門対決" に。
 全日本選手権2連覇中の牧野3尉と、アジア大会銅メダリストの坪井3尉との戦いは攻守で勝る坪井3尉が5-0で勝利。
 5年振りに全日本王者に返り咲いた坪井3尉。試合後、「3度目の正直(挑戦)でオリンピックを目指す」と力強く宣言した。
 女子ライト級に出場した田口綾華3陸尉は、決勝で大澤選手(日大)を5-0で下し優勝。前回に続いて2連覇を達成し「うれしい」と笑みを見せるとともに、「パリオリンピックの代表権獲得に向けて頑張る」と決意を新たにした。


少工校同期の息子、高工校同期に
湯浅1佐(北方航)と寺戸2佐(内局)親子

体育大会で再会

 北部方面航空隊(隊長・三笠展隆1陸佐=丘珠)の副隊長である湯浅征幸1陸佐はこのほど、陸上自衛隊高等工科学校(武山)で実施された体育大会に参加した。現在、湯浅1佐の長男翔太君が高等工科学校に入校中であり、湯浅1佐は保護者として参加した。
 湯浅1佐は昭和60年3月に第31期陸上自衛隊少年工科学校(現高等工科学校)生徒して入隊し、今年で自衛隊生活39年目になる。平成29年8月には高等工科学校教育部長として着任し、後輩の人材育成に携わった経験を持つ。
 また、翔太君が令和5年3月に第69期高等工科学校生徒として入校したことから、親子で陸上自衛隊生徒の道を歩むことになった。今年4月8日、同校で第69期生徒入校式が行われたものの湯浅1佐は業務のため参加できず、本体育大会で親子の再会が叶った
 一方この日は、湯浅1佐と生徒同期で内局整備計画局施設整備官付として勤務する寺戸眞志2陸佐も体育大会を見学し、こちらも久し振りの再会を果たした。
 2人は、昭和60年3月の入隊後、3コ学年の区隊替えで2回も同じ区隊になり、卒業時の職種も同じ施設科となった。
 その後、湯浅1佐は陸曹航空操縦課程を経て航空科職種に変更となったが、38年経った今でも電話などで連絡を取り合い、年賀状を出し合う仲である。また、寺戸2佐の次男の陽哉君も第69期高等工科学校生徒であり、「少年工科学校生徒同期の息子達が高等工科学校生徒同期」という非常に珍しい状況となった。

募集目標へ邁進

 翔太君は宮崎県から、陽哉君は東京都からそれぞれ同校の推薦試験に合格して入校。翔太君はラグビー部に、陽哉君はサッカー部に入部、勉学に励みながらクラブ活動でも頑張っている。父親の2人は、「息子たちも同期として仲良くするとともに、勉学にも切磋琢磨してもらいたい」と語っていた。
 北部方面航空隊は、隊長の三笠1佐が長野地方協力本部長、副隊長の湯浅1佐が愛知地方協力本部募集課長として、それぞれ自衛官等募集の最前線で勤務した経験を有す。
 北部方面航空隊は、近年の少子化の進行による募集対象者の減少、コロナ禍後の民間企業の積極的な新規及び中途採用、大学生の就職内定の早期化及び内定率の上昇、高校生の大学進学率の高止まり、中・高一貫校の新設、高校の無償化等、自衛官等募集を取り巻く環境がますます厳しくなっている中、各地方協力本部、学校等と連携して部内外広報や部隊・駐屯地見学支援を積極的に行い、1人でも多くの方々を入隊・入校させ、各地方協力本部の募集目標の達成に寄与するとともに、北部方面航空隊としても隊員自主募集の目標達成に向けて邁進する。


NEXT →
(ヘルプ)
-
shop
-
マスク
-
日本の機甲100年
通販部
10
Copyright (C) 2001-2024 Boueihome Shinbun Inc