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自衛隊ニュース   1019号 (2020年1月15日発行)
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令和2年潜水はじめ
<海自第31航空群>

帝国海軍の時代から100周年・飛行艇
 山口県に所在する海上自衛隊第31航空群(司令・大西晢海将補=岩国)第71航空隊(司令・宮崎研三1海佐)は1月9日、令和2年の「潜水はじめ」を行った。岩国航空基地の第31航空群では救難飛行艇US-2を持つ第71航空隊の他、多用機EP-3とOP-3を持つ第81航空隊、多用機UP-3DとU-36Aを持つ第91航空隊の3つの航空隊が任務に就いている。(掃海・輸送機MCH-101を持つ第111航空隊は、岩国航空基地に所在しているが、第31航空群所属ではなく、海上自衛隊航空集団直轄部隊である。)
 岩国航空基地に隣接する岩国錦帯橋空港では、民間機が降りられない事態となった前日までの強風が嘘の様に収まり、幸先の良い年頭行事となった。潜水はじめに先駆けて、第71航空隊格納庫で、「だるま目入れ」と「鏡開き」が隊員お手製の大きな門松前で行われ、部隊は活気に溢れていた。
 波も穏やかな青空の下、まずは桟橋で宮崎司令が「今年も飛行艇部隊伝統のチームワークを継承しつつ一致団結して任務に臨んでいこう」等と示達をした。その後桟橋のお清めを終え出港。姫子島近辺で母船・救助ボート・ゾディアックボートによる姫子島お清めの後「潜水はじめ」として潜降・上昇・入水等の入水訓練、5人が三角形で泳ぐスノーケル泳法訓練を行なった。キラキラした海に約20キロのボンベを背負い潜る隊員、潜水士を運ぶ救難飛行艇US-2の運航に携わる隊員はじめ、現場以外でも支えている隊員たち。訓練前に第71航空隊格納庫に足を踏み入れた瞬間に感じた「部隊の一体感」を改めて思い出し、「困難な洋上救難の任務」というものを考えさせられた。
 帰港した後、ボートや船外機を水洗いし、令和2年の「潜水はじめ」は終了した。なお、洋上救難最後の砦である飛行艇の歴史は帝国海軍の時代から数えて今年で100周年の節目を迎える。

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