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自衛隊ニュース   1033号 (2020年8月15日発行)
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自衛隊高級課程合同卒業式
統合運用体制の更なる牽引者として期待
 7月31日、目黒地区に所在する統合幕僚学校(学校長・清田安志陸将)、陸上自衛隊教育訓練研究本部(本部長・田中重伸陸将)、海上自衛隊幹部学校(学校長・乾悦久海将)および航空自衛隊幹部学校(学校長・阿部睦晴空将)は、合同で自衛隊高級課程卒業式を実施した。式には増子豊統合幕僚副長(統幕長代理)、竹本竜司陸上幕僚副長(陸幕長代理)、山村浩海上幕僚長、丸茂吉成航空幕僚長が陪席した。また、新型コロナウイルス感染防止の観点から、来賓は田中聡防衛研究所長ら内部のみで、国歌は、斉唱をやめて航空自衛隊中央音楽隊の吹奏のみとなった。
 卒業生は陸自17名、海自15名、空自15名、インドとパキスタンからの留学生が各1名の合計49名。1佐または2佐を対象に、昨年8月に各自衛隊の高級課程に入学後、今年3月からは統合運用に関する知識・技能を修得した。今期は新たに東日本大震災の被災現場等も研修し、本震災における統合運用の重要性や教訓を再認識した。
 執行者を代表して清田統合幕僚学校長が式辞で、「卒業後の各配置においては、専心職務を全うするのはもちろんのこと、自らの能力向上を怠ることなく、今後の統合運用体制の更なる牽引者となって活躍されることを期待する」とはなむけの言葉を贈った。増子統幕副長が代読した統幕長訓示では、「強いリーダーシップを発揮し使命を完遂せよ」「多次元統合防衛力の実現に向け果敢に挑戦せよ」の2つを要望した。また、留学生に対しては「帰国後も本課程で培った同期生の絆を継続・発展させわが国との友好の架け橋として相互理解の発展に寄与してほしい」と期待を述べた。

日米共同訓練
<航空自衛隊>
 航空自衛隊は7月27日、日本周辺空域において、米空軍との共同訓練を実施した。これは、日米共同対処能力及び部隊の戦術技量の向上を目的に、編隊航法訓練や各種技術訓練を行ったもの。航空自衛隊からの参加は、第6航空団(小松)のF-15が4機、第7航空団(百里)のF-2が3機、第8航空団(築城)のF-2が4機、第9航空団(那覇)のF-15が4機。米空軍からは、B-1が1機参加した。

MFO司令部要員帰国
功績を讃え表彰

連絡調整部副部長、運用幹部として活躍

 7月28日、エジプト・シナイ半島で活動する多国籍部隊・監視団(MFO)に、司令部要員として派遣されていた桑原直人1陸佐と若杉貴史1陸尉(ともに陸上総隊司令部運用部付)が、防衛省で帰国報告を行った。
 MFOは国連PKOに代わって、1982年からエジプトとイスラエルとの間の停戦監視活動や両国間の信頼醸成促進を支援することで、日本が重視する中東の平和と安定に貢献する機関である。MFO側からの要請に応えるかたちで、昨年4月から陸上自衛官2名を派遣しており、桑原1陸佐と若杉1陸尉の両名は今年6月に新しく派遣された2名と業務の引継ぎを終え、7月中旬に帰国した。桑原1陸佐は連絡調整部副部長として、若杉1陸尉は連絡調整部運用幹部として、主にエジプトとイスラエルとの連絡調整や、領空通過・滑走路使用許可取得に係る調整、両国の軍事当局間の対話・信頼醸成の促進支援を行った。これらの功績を讃え、桑原1陸佐には河野防衛大臣より第1級賞詞が(岩田政務官伝達)、若杉1陸尉には湯浅陸幕長より第2級賞状がそれぞれ防衛功労章を添えて授与された。


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