防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年2月15日号
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共済組合ニュース

ライフプラン・食生活
各セミナーを開催
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  『防衛力の人的側面についての抜本的改革に関する検討』におけるライフプラン及び健康面・生活面の支援施策の一環として、「ライフプランセミナー」が2月5、6の両日に、「食生活セミナー」が同6日に防衛省庁舎内の研修講堂で開催された。

ライフプランセミナー
 ライフプランセミナーは、職員の在職中から退職後にわたる生涯の各段階において、より充実した生活を実現するために生涯生活設計思想の普及を図るとともに、これを支援することを目的に行われた。今回は部外の講師を招いて30歳代の自衛官を想定したカリキュラムが用意され、2日間で約100人が受講した。内容はライフプラン(生涯生活設計)の必要性から始まり、続いて教育費用や住宅購入費、老後の生活資金など資産管理について話がされた。そのほか必要保障の基礎知識と共済制度を活用したライフプランの説明や各種シミュレーションの紹介などがされ、受講者は配布された資料を手に講師の説明に耳を傾けた。
 なお、共済組合のホームページにアクセスすると「ライフプラン支援サイト」が閲覧可能。万全のサポートが期待できる。
(http://www.boueikyosai.or.jp/ パスワードは支部窓口でお尋ねください)

食生活セミナー
 また、食生活セミナーは職員が健康で充実した生活の実現を図り、意欲的に職務に取り組めるようにするため、職員個々人の食生活に関する意識の高揚を図ることを目的に陸上自衛隊中央業務支援隊の管理栄養士奥仲技官を講師に迎え行われた。同セミナーには、昨年からメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査が始まるなど健康への関心が高まっているため、約150人と多くの人が受講し、受講者の意識も高かった。セミナーの主な内容は、「太る、痩せるのしくみ」や「自分に必要なエネルギー量」など体に関する知識について説明されたほか、バランスの良い食事の摂り方、減量プラン、食生活改善のポイントなど参加者にとって有意義な時間となったようだ。


防衛省研修に参加して
一般幹部候補生の所感文
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川井幸太
 11月6日、7日の防衛省研修への参加は、私にとって貴重な経験であったと思う。なぜなら、普通では見られないものを見ることができ、そして学ぶこともあり、反省すべき点もあったからである。以下それらを述べていきたい。
 今回の研修では、多くの貴重なものを見ることができた。具体的には極東軍事裁判の会場や三島由紀夫が割腹自殺した場所などである。なかでも防衛省内の見学において、課によっては職員の携帯電話が管理されていたり職員でも出入りが制限されている場所があったことは、私に仕事自体が非常に緊張感があり国家の中枢にかかわるものだと印象を与えた。
 学ぶべき点は、市ヶ谷ツアーにおいて説明してくれた元自衛官の方が、おそらくほとんど知識のない民間人に対して分かりやすく説明していた点である。また人事部募集・援護課での貞方さんの説明にも学ぶ点があった。特に、貞方さん自身が知らないことに関しても真摯に答えてくれる点は学びたいと思った。
 陸上幕僚長室がある階にあった写真にも学ぶべき点があった。写真について説明してくれた柴田さんによれば、写真は「話題作り」のためであると言っていた。このような細かい点において、来客などの他者とのコミュニケーションを円滑にする気配りなどには学ぶところがあった。
 最後に反省点について、今回の研修において、事前に質問事項をまとめておく、またある程度調べておくなどを行っていれば、もっとつっこんだ質問などができたと思う。全体的に、反省点があったが有意義な研修であったと思う。

野崎美緒
 今回防衛省の見学へ行って一番印象に残った事は、実際に防衛省で働いている自衛隊の方達の仕事をしている姿や、話を詳しく聞けたことです。今まで、自衛隊の幹部候補生といっても実際にどんな仕事をしているか、幹部ならではのやりがいや苦労はどんなものかなど、一番関心のある部分がよく分からなかったので、現役の幹部の方から生の声が聞けて、とても参考になりました。説明をしてくれる際に、分かりやすい資料を用いてゆっくり丁寧に自衛隊とはどんな所なのか、どんな仕事をしていてどのように世界の平和に貢献しているかを教えてくださいました。
 特に、自衛隊の研修の中に、大学や企業に出向いての研修が含まれている事は今まで知らなかったので驚きました。今までぼんやりとしかイメージできなかった自衛隊という仕事が、より身近に感じられるようになったので、今回の見学に参加させていただいて本当に良かったと思いました。
 しかし、1〜2年という短期間で全国を転勤して回るということはやはり女性にとっては難しい職場だと感じました。男性ならば、いつか結婚したとしても、奥さんを連れて全国を回る事は不可能な事ではないと思いますが、女性が旦那さんを連れて回るというのはやや難しいように思うからです。その点は、自分自身が自衛隊に入って仕事がしたい、と決めた時点で覚悟しなければならない部分だと感じています。そういったマイナス要素を分かった上でも、やはり魅力的な職場である事が今回の見学のおかげで分かりました。
 そして、自衛隊の中で働いていく上で一番大切にしなければいけないのは人と人との関わりだという事もすごく感じました。私も、このような温かみがあって、やりがいのある職場で働きたいと思っています。


呉音楽隊 学生と合同演奏
《島根地本》
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 島根地本(本部長・吉永春雄1陸佐)は1月25日、島根県民会館大ホールで松江地区防衛協会が主催した毎年恒例の海上自衛隊呉音楽隊等による演奏会「ハートフルコンサートinしまね」を支援した。
 演奏会は2部構成で行われ、第1部が地元の松江市立第4中学校、県立松江南高等学校の単独演奏及び音楽隊と各学校の合同演奏。そして第2部に呉音楽隊が単独演奏を行った。
 第1部の合同演奏では、全出演者150人による迫力のある息のあった素晴らしい合同演奏2曲「アルセナール」「ボレロ」が披露された。続く第2部は呉音楽隊の単独演奏により「島根県民の歌」「ファンタンゴ」など6曲が演奏された。特に福山雅治作曲の「最愛」は、最近上映された映画「容疑者Xの献身」の主題歌で、音楽隊員の前岡久美子3海曹がプロの歌手顔負けの歌唱力で堂々と歌い上げると割れんばかりの盛大な拍手を浴びた。また、「ベニー・グットマン・メドレー」において演奏の軽快なリズムに合わせて場内に大きな手拍子が起こり、観客と音楽隊とが一体となった。アンコールでは「軍艦マーチ」が演奏され、全プログラムを終了した。演奏終了後には多くの観客から「次回もぜひ聴きに来たい」という声が寄せられた。
 演奏会終了後、奏者挨拶において各学校の吹奏楽部長から音楽隊に対し「プロの奏者との合同演奏、大変貴重な体験ありがとうございました」「少しの時間ではありましたが、各パートごとの奏でるテクニック勉強になりました」と感謝の意が述べられた。
 防衛協会主催のハートフルコンサートは、年末の恒例行事として県内に定着しつつあるが、今回は年明けという事と前日から降りしきる大雪の影響で来場者数の減少を危惧する声もあったがPRに務めた結果、蓋を開けると1450名と前回を約600名も上まわった。


ホテルグランドヒル市ヶ谷
「ふじ」の会席
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 ホテルグランドヒル市ヶ谷の和風レストラン「ふじ」では2月10日から2月27日の間、旬彩会席『早春賦』を提供しています。新鮮な魚介類や地鶏など厳選された素材を使用するとともに、早筍や蕗のとうで旬を味わえる贅沢な会席です。
お献立
〈前 菜〉鱈白子豆腐 天イクラ 山葵 旨味出汁 螢烏賊と堀川牛蒡の酢味噌和え スモークサーモンのアスパラ巻き 酒盗餡掛け
〈お造り〉鮪 寒鮃 甘海老 妻一式
〈蒸 物〉牡蠣と鮟肝のオイル蒸し 赤卸し ポン酢
〈揚 物〉天婦羅 早筍 蕗のとう 梅麩 藻塩
〈鉢 肴〉甲州健美鶏の網目焼き 特製香味つけだれ ベビーリーフ 天豆 ミニトマト
〈お食事〉梅そば
〈水菓子〉季節のもの
〈価 格〉4000円(税込)
<営業時間>17時〜22時(会席のラストオーダー20時半)


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