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自衛隊ニュース   2009年2月1日号
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創立46周年祝う
《東部方面隊》
初めて音楽隊と戦闘部隊が合同で
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 東部方面隊創立49周年を祝う記念行事が1月9、10の両日、朝霞駐屯地などで行われた。9日は、泉一成東方総監が優秀隊員22組(本人と配偶者等)を招待して、その功績を顕彰するとともに労をねぎらった。翌10日、総監感謝状贈呈式に続いて、招待者や一般市民多数が見守る中、午前11時すぎから野外演奏が始まった(写真)。今回初めて、音楽隊(東音、1音、12音、1師団ラッパ隊)と戦闘部隊(32普連、1偵隊、1戦大、1特隊)が合同でパフォーマンスを展開、音楽隊の曲と装備品の空包射撃が見事に調和し、観客から大きな拍手が送られていた。また、装備品展示も終日行われ、大勢の家族連れで賑った。


青空に大輪の華
陸自第1空挺団「降下訓練始め」
最精鋭400隊員が迫真の降着戦闘繰り広げる
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1-2 陸自第1空挺団(団長・永井昌弘将補)の平成21年「降下訓練始め」が1月11日、日本晴れの澄み渡った天候に恵まれ、千葉県・習志野演習場(習武台)で行われた。訓練には人員約400名、航空機19機、車両31両が参加。また、空自航空支援集団、陸自第1ヘリコプター団、第1師団、東部方面航空隊、富士教導団、中央即応連隊がこの訓練を支援した。
 午前11時前、演習場上空にCH-47ヘリが飛来、高度約300mから永井団長以下各指揮官、最先任上級曹長、最年少隊員が次々に落下傘降下し、青空に大輪の華が咲いた。(写真=日本晴れの習志野演習場上空にC-1輸送機が飛来、次々に空挺隊員が落下傘降下し戦闘態勢に入った・1月11日)
 引き続き、浜田靖一防衛大臣をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部、衆参国会議員、一般市民ら約9千人が見守る中、降着戦闘が始まり、ヘリからの航空攻撃、C-1、C-130輸送機から主力部隊の空挺降下、地上部隊の迫撃砲攻撃などが実戦さながらに繰り広げられた。
 訓練終了後、ラッパ吹奏に続いて、浜田大臣が全参加隊員を前に訓示に立ち、空挺団の精強さを称えながら「いざという時には、陸自の最精鋭部隊として大いなる活躍をするよう」要望した。 (金澤修治)

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