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自衛隊ニュース   1067号 (2022年1月15日発行)
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統合幕僚長 山崎幸二陸将
〜統合運用態勢の更なる強化へ〜

 新年、おめでとうございます。皆様におかれましては、穏やかな新春をお迎えのことと存じ上げます。
 我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増し、周辺国による軍事力強化や軍事活動の活発化は依然として顕著です。
 こうした状況を踏まえ、令和4年は、統合運用態勢強化に当たり次の3点を重視します。
 1点目は、統合発展による「抜本的な防衛力の強化」です。領域横断作戦の深化の必要性が高まる中、「多次元統合防衛力」構築に向け、新たな領域に係る態勢整備や全領域の能力向上を図って参ります。
 2点目は、「日米同盟の更なる強化」です。普遍的価値と戦略的利益を共有する米国との更なる関係強化は、我が国の安全保障にとってこれまで以上に重要です。米軍との共同による抑止力を有効に機能させ、あらゆる事態に適切に対応して参ります。
 3点目は、「自由で開かれたインド太平洋の実現」です。地域全体の平和と繁栄の確保には、日米同盟を基軸に豪印や欧州、アジア等の同志国と連携を密にし、望ましい安全保障環境の創出に向け協働することが極めて重要です。様々な取組を通じ、多角的・多層的な安全保障協力の推進に努めて参ります。
 新年にあたり、皆様の負託に応えるため、地域の平和と安定の維持に積極的な役割を果たすべく、自衛隊一丸となり使命の完遂に尽力して参ります。
 本年も引き続き自衛隊への変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


統合幕僚監部最先任 関秀之准海尉
 全国各地で任務についている多くの隊員をはじめ防衛ホームをご覧のみなさん、新しい年を迎えここにご挨拶を申し上げます。
 コロナ感染拡大の波も若干落ち着きを見せてはいますが、まだまだ油断ができない状況は続いています。昨年もこの目に見えない敵との戦いと周辺海域の安全確保、領土、領空を守るため、また、突然生起する災害派遣活動に多くの隊員が国民の生命と安全を守るため汗を流してまいりました。隊員にとって教育、訓練、任務等々、我慢を強いられた日々は大きな負荷が掛かった一年でありましたが、それらを支える隊員家族や国民のご理解があったことで乗り切ることができました。しかしながら、我々の勤務する環境は常に変化し、宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域において想像もつかない任務に携わっていきます。そして厳しい環境下においても様々な変化がありますが、あらゆる環境の変化にも柔軟に対応し、日本の領土、領海、領空を、そして国民の生命と財産を守るという崇高な使命のもと、自衛官としての自覚と誇りをしっかり胸に留め「即応態勢の維持」に邁進していきますので本年もよろしくお願いいたします。
 最後に、更なる発展と隊員及び隊員家族にとって良い年でありますよう祈念いたします。

陸上幕僚長 吉田圭秀陸将
〜強靭な陸上自衛隊の創造に向けて〜

 新年、明けましておめでとうございます。
 昨年、陸上自衛隊は、大規模接種センターの運営、熱海災害派遣活動、在アフガニスタン・イスラム共和国邦人等輸送の他、東京2020大会支援等の任務を完遂しました。
 また、陸上自衛隊演習を実施、作戦準備に焦点を当てた検証及び練度向上を図るとともに、陸自の領域横断作戦と米陸軍MDO/米海兵隊EABOとの連携を焦点として共同訓練を質的に向上させ、抑止力・対処力の強化に寄与して参りました。加えて、QUAD、ASEAN、欧州等と二国間・多国間との防衛協力・交流を多層的に積み重ね、FOIP実現に寄与したほか、部隊新編等の防衛力整備に取り組んで参りました。
 さて、インド太平洋地域では、「大国間競争」、大量破壊兵器の「不拡散体制への挑戦」、非国家主体による「グローバルテロリズム」の3層の脅威や不安定要素の先鋭化により、我が国は国際的な安全保障の最前線に位置していると認識しております。また、新型コロナが、世界的に米中の戦略的競争とAIデジタル化を加速している状況にあります。
 令和4年は、我が国を取り巻く戦略環境がさらに厳しさを増す中、国家安全保障戦略、大綱・中期防の見直しが行われる分水嶺となる年です。陸上自衛隊としても、引き続き、「変革の加速」、「実力の進化」「信頼の増進」を合言葉に、統合運用の下、防衛力強化に資するイノベーションを進めて参ります。
 本年も強靭な陸上自衛隊の創造に邁進することを誓いご挨拶と致します。


陸上自衛隊最先任上級曹長 村脇正伸准陸尉
 防衛ホームの読者の皆様、あけましておめでとうございます。本年1月1日付で、陸上自衛隊最先任上級曹長を拝命いたしました村脇准尉です。よろしくお願いいたします。
 昨年、陸上自衛隊は新型コロナウイルス感染症の影響はありましたが、教育訓練を継続し、また災害派遣等の各種任務を完遂してまいりました。今、この瞬間も国内外において任務を継続している隊員もいます。我々は、今年も引き続き、使命を自覚し、厳正な規律の下、隊員一丸となってあらゆる事態に対応するとともに、「強靭な陸上自衛隊の創造」に向け、変革を先取りした教育訓練に取り組み、確実に実力を進化させてまいります。最後に、陸上自衛隊と隊員に対するご理解とご協力をお願いするとともに、皆様からより一層の信頼を得られるよう日々精進していくことをお誓いし、新年の挨拶とさせて頂きます。

海上幕僚長 山村浩海将
〜創設70周年の年 高い志で任務遂行〜

 新年おめでとうございます。令和4年を迎えるにあたり、海上自衛隊を代表しまして旧年中賜りました数々の御支援、御協力に対し厚く御礼申し上げますとともに、初春の御挨拶を申し上げます。
 わが国を取り巻く安全保障環境は、極めて速いスピードで変化し、軍事力の強化や軍事活動の活発化の傾向が顕著となっていることに加え、質・量に優れた軍事力を有する国家が集中し、一層厳しさと不確実性を増しております。
 このような情勢の中、昨年は、前年から続く新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、行動に大きな制限がある中であっても、厳格な感染防止対策を図りながら、洋上において各国海軍等と訓練を実施する「非接触型の防衛交流」が可能な海上自衛隊の強みを活かし、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、多くの国と連携を強化するとともに、実任務においては、海賊対処行動及び情報収集活動のため、アフリカ・中東方面へ護衛艦及び航空機を派遣し、同地域の安全確保に貢献しております。
 本年は、海上自衛隊創設70周年となる記念すべき年となります。これまで築き上げられてきた海上自衛隊の歴史や伝統を継承しながらも、しっかりと将来を見据え、既存の考えにとらわれず、変化に対して柔軟に適合していく必要があります。それは容易なことではなく、多くの困難も予想されますが、「精強・即応・変化への適合」の旗印の下、全隊員が高い志と、しっかりとやり遂げる気概をもって任務を遂行していく所存ですので、今年も変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


海上自衛隊先任伍長 東和仁海曹長
 新年あけましておめでとうございます。旧年中は多数の御支援・御協力を賜り、ありがとうございました。年頭に際し改めて感謝いたします。
 さて、昨年も海上自衛隊は、今なお続く新型コロナウイルスへの対応に加え、国内外問わず任務遂行に全力を尽くしてまいりました。新年を迎える日にあっても、多くの隊員が家族と離れ、日本周辺の洋上はもとより、灼熱のアフリカ沖・アデン湾、極寒の南極等で実直に任務に当たっております。常続的な警戒監視活動に加え、災害派遣や海外派遣任務、諸外国海軍との共同訓練など、我々の任務が拡大し続ける中、隊員一人ひとりが自覚と誇りをもって任務に邁進できるよう、最善の環境づくりに尽力し、国民の期待に応えるべく取組んで参りますので、引き続き海上自衛隊の活動へのご理解とご協力の程、お願い申し上げます。
 最後に、全隊員及び隊員家族、並びに読者の皆さまにとりまして幸多き一年となりますよう、お祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

航空幕僚長 井筒俊司空将
 防衛ホームをご愛読の皆様、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は、航空自衛隊に対し格別のご厚誼を賜り、誠にありがとうございました。
 航空自衛隊は、新型コロナウイルス感染症に関する、各種感染拡大防止策を講じながら、24時間365日上空を見上げ、我が国の平和と安全を守るため、即応態勢の維持、練成訓練、それらに係る後方支援等に全力で取り組んでいます。
 我が国を取り巻く安全保障環境は、引き続き厳しさと不確実性を増しています。更には、一国のみでの対応が困難な安全保障上の課題が顕在化する情勢下において、航空自衛隊が担う役割や活動の場面は、ますます増大していくものと考えています。
 本年も、真に実効的な防衛力としての多次元統合防衛力を構築するため、引き続き、効果的な防衛力整備を推進していきます。宇宙作戦群(仮称)の新編といった新たな領域における能力の獲得・強化、F‐35A/Bの取得や偵察航空隊(仮称)の新編等、従来の領域における能力の強化、更には、後方分野も含めた能力発揮のための基盤の強化等の持続性・強靭性や人的基盤等の強化を、引き続き、行っていきます。
 航空自衛隊は、引き続き、我が国の防衛のため、任務に邁進する所存です。今後とも、紙面をお借りしまして、「進化」する航空自衛隊を情報発信してまいりますので、本年も航空自衛隊に対するご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 結びに、防衛ホーム新聞社の益々のご発展とご愛読の皆様のご健勝とご多幸を祈念して、新年のご挨拶といたします。

航空自衛隊准曹士先任 甲斐 修准空尉

 防衛ホームをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。航空自衛隊准曹士先任の甲斐准尉です。
 現在も引き続き、新型コロナウイルス感染症との戦いは続いております。そのような中、対領空侵犯措置、災害派遣など航空自衛隊は着実に任務を果たしています。
 これからも新型コロナに負けず全国各地で日夜任務に取り組んでいる隊員一人ひとりの声に耳を傾け、より一層任務に集中できる環境作りに取り組む所存です。
 また、統幕、陸自、海自及び諸外国軍の各最先任と密接に連携し、准曹士レベルでの関係強化を図り、円滑な統合運用、共同作戦の基盤作りに寄与すべく努力して参ります。
 本年も航空自衛隊の隊員に対するご支援、ご協力をお願い申し上げます。


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