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自衛隊ニュース   1067号 (2022年1月15日発行)
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新年のご挨拶を申し上げます
防衛省高官、先任 年頭メッセージ

防衛副大臣 鬼木誠
〜厳しい安全保障環境の中役割多く、重い〜
 明けましておめでとうございます。隊員諸君、御家族の皆様、読者の皆様に謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 我が国を取り巻く安全保障環境は、国際社会のパワーバランスが大きく変化しつつある中、厳しさと不確実性を一層増しております。厳しい安全保障環境下にあっても、国民の命と平和な暮らしを守り抜くという防衛省・自衛隊の任務に変わりは全くありません。
 本年も私は防衛副大臣として、我が国の平和と安全を守る「プロフェッショナル」である隊員と共に、国民の皆様の厚い信頼に応えることができるよう、人的基盤の強化、装備体系の見直し、技術基盤の充実・強化、装備調達の最適化、防衛産業基盤の強靭化など、様々な政策課題に対して全身全霊で取り組み、真に実効的な防衛力の整備に努めてまいります。
 大切な御家族を隊員として送り出してくださっている御家族の皆様、日頃から隊員を温かく御支援いただいている関係者の皆様に対し、防衛副大臣として心からの感謝を申し上げますと同時に、今後も防衛省・自衛隊に対する変わらぬ御支援、御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
 厳しい安全保障環境の中、防衛省・自衛隊の果たす役割は大変多く、そして重いものですが、岸防衛大臣の下、一丸となって国民の生命と財産、領土、領海、領空を断固として守ってまいります。
 最後になりますが、皆様の御健勝を心より祈念いたしまして、年始の挨拶とさせていただきます。

防衛大臣政務官 中曽根康隆
〜我が国自身の防衛体制強化不可欠〜
 明けましておめでとうございます。謹んで新春のお祝いを申し上げます。
 我が国を取り巻く安全保障環境が、一層厳しさを増す中、我が国の領土、領海、領空、そして国民の生命と財産を断固として守り抜かなくてはなりません。そのためには、米国をはじめ各国との多層的な安全保障協力を進めることはもちろんのこと、我が国自身の防衛体制強化が不可欠です。
 本年は、防衛力の抜本的な強化のため、新たな国家安全保障戦略、防衛計画の大綱、中期防衛力整備計画の策定に取り組む、まさに節目の年です。政府の一員として、身を引き締めてこの重要職務に励み、真に必要な防衛力の整備に努めてまいります。
 我が国の防衛体制の重要な基盤の一つは、他ならぬ自衛隊員です。各種事態へ迅速かつ効果的に対処するために、また国内外における困難かつ多様な任務に対応するために、日夜、過酷な訓練に励む隊員諸君に対し、改めて敬意と感謝の意を表します。
 隊員諸君が誇りをもって任務に専心できるよう、適切な環境整備と処遇向上に注力してまいります。部隊視察の際には、皆様の忌憚なき意見を聞かせてください。
 そして、大切な御家族を隊員として送り出し、厳しい任務から帰ってきた彼ら・彼女らを、温かく迎えてくださっている御家族の皆様。皆様の御理解、御支援によって、日本と、日本国民の平和な暮らしは守られています。本当にありがとうございます。
 国民の皆様から寄せられる期待に万全の態勢でお応えすることができるよう、本年も、岸大臣の下、隊員とともに職務に一層邁進してまいります。最後に、本年が皆様にとって素晴らしい年となるよう祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

防衛大臣政務官 岩本 剛人
〜全国25万人の隊員と力合わせ邁進〜
 隊員の皆様、ご家族の皆様、読者の皆様明けましておめでとうございます。
 我が国の平和と安全を維持するためには、我が国自身の防衛力強化とともに、我が国の安全保障の基軸である日米同盟の一層の強化が不可欠です。
 様々なレベルでの累次の協議、日米を基軸とした共同訓練、能力構築支援における連携等を通じ、日米同盟は着実に強化されています。本年も日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に取り組み、我が国の平和と安全の確保に万全を期すとともに、「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンを推進してまいります。
 同時に、米軍基地が所在する地元の方々の負担軽減も進めてまいります。米軍の円滑な駐留のためには、地元の皆様の御理解と御協力が不可欠です。特に、沖縄については、目に見える形で負担軽減を実現するため、丁寧な説明、対話による信頼を地元の皆様と築きながら、普天間飛行場の1日も早い返還等に向け全力で取り組んでまいります。
 新たな国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防衛力整備計画の策定に向け、本年は非常に重要な一年になります。急速に厳しさを増す我が国の安全保障環境の下、防衛省・自衛隊が果たすべき役割は多岐にわたり、期待は更に大きくなっています。防衛省・自衛隊が持てる力を十二分に発揮できるよう全国25万人の隊員と力を合わせ、職務に邁進してまいります。
 最後になりますが、皆様の益々の御健勝を祈念し新年の挨拶とさせていただきます。

防衛事務次官 島田 和久
〜厳しい現実に正面から楽観主義で〜
 謹んで新年のお慶びを申し上げますとともに、旧年中に賜りました御支援、御協力に厚く御礼を申し上げます。
 また、今この瞬間も、日本全国で、世界各地で、任務に精励している多くの同僚隊員に、この場を借りて、敬意を表します。ご家族の皆様に心から感謝を申し上げます。
 今、世界では、自由や民主主義、法の支配、基本的人権の尊重といった私たちの心の奥底にまで根付いている普遍的な価値が、重大な挑戦を受けています。そして国際社会の平和と繁栄を支えてきた、普遍的価値に基づく国際秩序は大きな試練にさらされています。
 グローバルなパワーバランスが大きく変化する中、その最前線に立つ日本にとって、自らの防衛力を抜本的に強化し、果たし得る役割を拡大していくことが必要不可欠です。それこそが、志を同じくする国々との協
力強化の基盤ともなります。
 昨年11月、岸防衛大臣を議長とする「防衛力強化加速会議」が発足しました。年末に向けて、あらゆる選択肢を、躊躇することなく俎上に乗せ、検討していく必要があります。まさに今年は、我が国の安全保障の分水嶺となる年です。
 岸大臣の御指導の下、日本と世界の平和と安全のため、防衛省・自衛隊の総力を結集し、全力で前に進んでまいります。
 「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」という言葉があります。私たちには、揺るぎない意志があります。一人ひとりが高い熱量を持っています。激変する厳しい現実に正面から向き合いながら、楽観主義の下、責務を果たしてまいります。
 結びに、新たな年が、皆様にとって笑顔の絶えない、幸い多き年となりますよう祈念して、年頭の御挨拶とさせていただきます。

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