当日は、寒波の到来すで雪が舞い、山道が積雪している状況の中、学生達が颯爽と山中より登場すると、出迎えた会員たちは「がんばれ、がんばれ」と声高らかに激励していた。おもわぬ声援を受けた学生たちは疲れ果てた悲壮な顔ながら、笑顔を浮かべていた。井口支部長は、「自衛隊も海外で活動する時代となりましたが、皆様もこの寒さの中、試練を乗り越え、無事任務を達成し、立派な幹部自衛官となり、部隊・海外での活躍を期待しています」と激励した。これを受け、県内出身退院の中村真生候補生(鳥栖市)が「みなさんの激励を受け、学生一同感激しています。最後まで全力で頑張ります」と力強い感謝と誓いの言葉を延べ、大野原演習場へ向け出発した。(写真=学生を励ます井口武雄支部長) 会長以下23名は、学生達の姿が見えなくなるまで手を振って、その勇姿を見送り、演習が無事終了する事を祈って解散した。