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   2005年1月1日号
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謹賀新年
本年もよろしくお願い申し上げます
市ヶ谷駐屯地で餅つき大会開催
防衛庁・自衛隊50周年祝う
 12月15日、市ヶ谷駐屯地・基地(陸司令・宮崎悟介将補、海司令・寺田康雄1佐、空司令・古河覚1佐)は、市ヶ谷自衛隊友の会と港区防衛親交会の協力を得て、隊員食堂で餅つき大会を開催した。当日は、部内外者併せて約400名が参加し、主催者の挨拶のあと、自民党政調全長・与謝野馨衆議院議員、民主党・海江田万里衆議院議員が来賓祝辞を述べた。その後、防衛庁を代表して大野功統長官の挨拶があった。恒例の初杵や鏡開きは、大野長官や先崎一統幕議長をはじめとする来賓と主催者の代表により威勢の良いかけ声が会場に鳴り響く中で行われた(=写真)。また、特別ゲストとして加わった在日米軍司令官トーマス・C・ワスコー空軍中将が挨拶、初杵、鏡開きを行い、日米の絆を確認するとともに日本の伝統行事を楽しんだ。その後、守屋武昌事務次官の乾杯の発声により懇親会が始まり、終始和やかな雰囲気で師走の一時を過ごした。一方、東儀仗広場等では、各部隊の餅つき大会が行われ、今年も在日米陸軍軍人等約30名が参加、隊員と一緒に餅つきを体験し、つきたてのお餅を美味しそうにほおばっていた。

新年のメッセージ
三自衛隊を一元的に運用する統合の推進
統合幕僚会議議長
先崎一陸将

 国内外で勤務している隊員諸君並びにご家族の皆様、明けましておめでとうございます。
 さて、昨今の国際情勢は、テロへの取り組み、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散問題等、複雑で多様な脅威が顕在化しているのが特徴であります。このような情勢下、我が国は、イラク人道復興支援のためのイラク派遣やテロ対策のためのインド洋派遣を継続しております。また、UNDOFへの派遣、広範多岐にわたる災害派遣等を適切に実施してきました。
 こうした新たな安全保障環境に対応すべく、防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画が先般策定されました。
 この新たな脅威や多様な事態に即応して実効性ある措置を講ずるという時代の要請に応えるべく、今年は、三自衛隊を一元的に運用する統合の態勢のための準備を推進して参ります。また、引き続き国民の皆様の期待と信頼に応えていくためには、隊員一人一人が自信と誇りをもって任務や訓練に邁進できる環境を整備していくことが重要と考えています。
 隊員諸君には、謙虚さを忘れず、国民と共にあって公に尽くす精神と、事に臨んでは危険を顧みない勇気をもって、日々プロとしての実力の練磨を重ねることが益々求められてきております。
 本年もご家族の皆様方の自衛隊に対するご理解とご支援をお願い申し上げますと共に、隊員諸君とご家族皆様のご健勝とご多幸を祈念いたしまして新年の挨拶といたします。


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