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2005年2月15日号 |
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インド洋大津波 被災者を救援 |
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陸海空国緊隊、活動範囲広げる |
今津副長官、先崎統幕議長も現地視察 |
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車載噴霧器で町中の水たまりにスミチオン殺虫剤をまく防疫救助隊(3日、アチェ市内で) |
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陸海空3自衛隊でスマトラ沖地震被災者支援にあたっているインドネシア国際緊急援助隊は2月に入り、各部隊で活動の範囲を広げている。
陸自の医療援助隊は2月3日、パンダ・アチェから空路で約1時間離れた西海岸地区・テノムでのワクチン・キャンペーンに参加。国連児童基金(ユニセフ)と共同で行った支援ではユニセフ親善大使の黒柳徹子さんらと子供たち約270名へのワクチン接種やビタミン投与を行った。また、1月29日からは感染症防止のための防疫活動をアチェ市内で開始。6日までに39,800?にわたりスミチオン殺虫剤を散布、この日までに予防接種した人数は1,948名、医療施設での診察患者はのべ2,300名以上にのぼった。
一方、タイのウタパオ海軍基地を拠点に活動する空自の空輸隊では3日、NGOや企業からの救援物資等9.3トンをC-130輸送機でアチェまで空輸した。民間の物資を被災地等に輸送するのは国際協力活動の中でも今回がはじめてで「官民連携輸送」第1便となった。
また先崎一統幕議長が2日から5日の間、インドネシア、タイに派遣されている各部隊を視察に訪れ隊員を激励、国軍司令官スタルト大将、米軍CSF司令官ブラックマン中将などを表敬した。 |
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「くにさき」搭載のLCAC陸自車両や資材を陸揚げ |
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民間企業等から提供された支援物資を空自C130輸送機がはじめて被災地に輸送した(2日、アチェで) |
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先崎統幕議長(左から2人目)は統合連絡調整所(JCC)を視察し、派遣要員として関係各国との調整をはかる高田1佐?から現況報告を受けた(4日、ウタパオ海軍基地で) |
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