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   2005年2月15日号
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第2次イラク復興業務支援隊 8名、無事帰国
<八戸駐屯地>
家族と半年ぶりに再会
盛大に帰国歓迎行事開く
壇上に整列し、帰国報告する派遣隊員(2月1日)
 八戸駐屯地(司令・阿部知己1陸佐)では2月1日、第2次イラク復興業務支援隊派遣隊員帰国歓迎行事が行われた。
 午後4時30分、派遣隊員8名が半年ぶりに八戸の地を踏みしめ、氷点下8度の身も凍る寒さの中、家族や駐屯地全隊員の拍手で出迎えを受けた。
 次いで、八戸駐屯地体育館に場を移して帰国行事が始まり、国歌斉唱に続き、阿部司令が「諸官が真摯に職務に取り組む姿と得られた成果は、国内外で高い評価を得、自衛隊に対する信頼を一層高めたものと確信しています。諸官の活動の支えとなって下さったご家族への感謝を忘れないで貰いたい。本当にご苦労様」と慰労の言葉を述べた。
 続いて、八戸陣太鼓による「祝い太鼓」を勇壮に演奏した。
 派遣隊員を代表して第2対戦車ヘリコプター隊の辻村雅之3陸佐が「家族に『ただいま』と言える幸せをかみしめたい」と帰国の喜びを語った。
 歓迎行事が終わると、派遣隊員の緊張がほぐれたのか「パパ」と言う子供の声に顔をほころばせ、しっかりと抱き上げていた。
駐屯地全隊員の出迎えの中、派遣隊員8名が半年ぶりに八戸の地を踏みしめた

寒中水泳大会で"阿波踊り"披露
<小松島>
 1月16日、徳島市繁華街の中心部を流れる新町川の水際公園で開催された「新町川寒中水泳大会」(新町川を守る会主催)に小松島航空隊(司令・松田和典1佐)から新入隊員、新成人隊員及び飛行幹部候補生の若手隊員有志18名が参加し、大会を盛り上げた。
 この大会は、新町川の美化活動に取り組む主催団体が水質浄化をアピールするために市民に呼びかけて毎年開催しているもので、今年で11回目を迎え、今では徳島市の冬の風物詩としてすっかり定着し、市民に親しまれている新春恒例行事である。
 各地に雨や雪を降らせた前日の寒波も去り、澄み切った青空となったこの日は、気温8度、水温11度という身を切るような冷たさの中で泳ぐ若者の勇ましい姿を見物しようと家族連れや報道関係者ら約500名の観客が川岸に詰めかけた。
 徳島文理大学和太鼓部の演奏で幕を明け、主催者の挨拶と徳島市長の祝辞の後、徳島大学水泳部員や徳島市水泳協会員が近代泳法や古式泳法の展示を行い、続いて小松島航空隊の隊員らが橋の上からダイビングを行って、大会は大きな盛り上がりを見せた。最後は、大会のメインイベントである水中阿波踊りに、松空隊員が中心となって約40名の若者がハッピ姿で入水し、川の中で円陣を組み、阿波踊りのリズムに合わせて立ち泳ぎによる見事な水中阿波踊りを披露した。
 全身を震わせながら耐え泳ぐ若者達に観客から「ヤットサー、ヤットサー」のかけ声や「頑張れ!」と温かい声援と大きな拍手が飛び交い、会場は大いににぎわった。
 寒中水泳に参加した飛行幹部候補生は「冷たいというより、突き刺さるような痛さに自然の厳しさを知った。航空事故防止に向け気持ちを引き締めます」と語っていた。

大湊海曹会が「食の祭典」に参加
 大湊海曹会(会長・小松和美曹長)は1月29日、30日の2日間、地元むつ商工会議所主催の第4回冬の下北「食の祭典」に参加し、「海軍コロッケ」を出品した。
 昨年、1時間もしないうちに完売してしまった実績から、今年は数を増やして一日約350パック(ビーフ、フィッシュ、ポテトの3種類を1パック)を準備した。
 昨年同様、販売ブース前には長蛇の列ができ、1日目は340パック、2日目は350パックがそれぞれ1時間30分あまりで完売、海軍コロッケの人気の高さがうかがえた。
 今回は2日間で約700パック(2,100個)を準備したが、コロッケの製作工程上、これ以上の数を準備するのは至難の業であることから、大湊海曹会では、また別の機会(ちびっ子・ヤング大会等)を楽しみにして頂きたいと話していた。
 また、2日目の会場ステージでは、大湊海友会軽音楽部「フェア・セーリング」が登場し、「きよしのズンドコ節」や「かたちあるもの」など5曲を披露。最後の「下北帰郷」が終わるとアンコールの声がかかり、すかさず「マツケンサンバ??」をプレゼント、約30分の歌と演奏に会場に詰めかけた来場者から大きな拍手喝采を浴びていた。

水中処分母船2号 就役後初の定期検査
 大湊警備隊所属の水中処分母船2号(船長・佐藤養悦1海尉)は、1月6日から4月6日の間の予定で、就役後初めての定期検査を実施している。
 特に1月18日から2月3日の間の大湊1万トンドック入渠中は、ドック内部の最低気温マイナス6℃という凍てつく極寒の中、各種検査工事を実施する傍ら除雪作業に追われることも多く、乗員の苦労は絶えないが、4月6日の完工に向け、大湊造修補給所及び関連業者との綿密な連携の下「安全第1」をスローガンに奮闘中!!

陸自中央音楽隊・演奏会のお知らせ
 陸上自衛隊中央音楽隊が第32回室内楽演奏会を開催します。日時、申込み方法などは次のとおりです。
 〈日時〉3月19日(土)開場13時30分、開演14時30分
 〈場所〉和光市民文化センター サンアゼリア 大ホール(東武東上線・営団地下鉄有楽町線和光市駅南口徒歩15分)
 〈プログラム〉*木管5重奏:ファンタジア P.M.デュポア *クラリネット4重奏:ディヴェルティメント A.ウール *管楽11重奏:セレナーデ 作品44より A.ドヴォルザーク/ほか
 〈入場料〉無料(往復はがきにて応募)
 〈あて先〉住所、氏名、年齢、電話番号を明記して〒178-8501東京都練馬区大泉学園町 陸上自衛隊中央書楽隊「ホーム」係へお送り下さい。
 〈締め切り〉3月3日(木)必着
 ※備考:往復はがき1枚につき抽選1名入場。他のお客様のご迷惑になる恐れがありますので、未就学児童の入場はお断りさせていただきます。
 〈お問い合わせ〉陸上自衛隊中央音楽隊 演奏班TEL048-460-1711(内線4591)

補給艦「さがみ」除籍記念懇親会開催のお知らせ
 補給艦さがみ(艦長・久和清幸2海佐)は、海自初のプローブ方式による洋上給油及び弾薬・糧食等の洋上移送能力を有する補給艦として昭和54年3月30日就役以来、護衛艦隊、各地方隊の支援、阪神淡路大震災での災害派遣等に従事し、平成13年のテロ対策特措法成立以後は国内の洋上補給の所要をほとんど一手に引き受け、まさに東奔西走し海上自衛隊のインド洋における協力支援活動を陰から支えて参りましたが、今年3月吉日をもって除籍されることになりました。
 つきましては、補給艦「さがみ」の栄光を称えるため、ご尽力、ご支援を賜りました皆様方にお集まり頂き懇親の会を催したく、下記のとおり準備したいと考えておりますので、ご出席を希望される方は、次の連絡先にご一報をお願い致します。
 〒857-0056長崎県佐世保市平瀬町18番地佐世保総監部気付 補給艦さがみ副長・田畑浩一 TEL 0956-23-7111(代表電話)、090-3022-2427(船舶電話)、090-2519-2650(補給長)
 〈日時〉3月2日(水)19:00〜21:30
 〈場所〉ホテル万松楼TEL 0956-23-6171)
 〈会費〉男性6,000円、女性3,000円、子供1,000円

護衛艦「ゆうぐも」懇親会のご案内
 大湊地方隊第25護衛隊所属の護衛艦「ゆうぐも」(艦長・乾悦久2海佐)は昭和53年3月、住友重工浦賀造船所で「やまぐも」型護衛艦の6番艦として就役し、佐世保を定係港とする第3護衛隊群第21護衛隊に編入されました。以来、昭和57年3月大湊・第4護衛隊群第23護衛隊へ転籍、平成2年1月大湊地方隊へ編成替えとなり、北の守りの要として任務に従事してまいりました。
 この度、往年の母港でありました佐世保入港の機会を得たことから、懇親会を下記の期日に催したく計画しております。つきましては、歴代の艦長、幹部、乗員の方々にお集まりいただき、「ゆうぐも」27年の労をねぎらうとともにその功績をたたえたいと考えておりますので、ご出席を希望される方は、ご一報をお願い致します。
 〈期日〉4月20日(水)(細部は、後ほど連絡します)
 〈場所〉グランドベルズ(予定)
 〈連絡先〉〒035-8511むつ市大湊町2-50 大基業気付 護衛艦「ゆうぐも」副長 TEL 0175-24-1111(代表)

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