「威風凛々」と 記念式典の式辞で、松岡中隊長は「自衛官として、警務科職種隊員として、厳しい儀じょう訓練を乗り越え、これからも威風凛々(威光があって犯しがたいさまをいう。雄々しくきりりとした容姿、態度)を合言葉に真の特別儀じょう隊を目指すべく一意専心努力する」と決意を表明した。式典についで防衛庁本庁舎前において冬晴れの晴天の下、小澤英男副中隊長が指揮する展示儀じょうが行われ、中央音楽隊の奏でる旧「栄誉礼冠譜」及び「栄光」に、昔を懐かしむ中隊OBや来賓から盛んな拍手が送られた。 午後は、グランドヒル市ヶ谷に場所を移し、新たに統合幕僚会議事務局長、陸・海・空の各幕僚副長を迎え約300名が出席して祝賀会 が催された。中隊50周年の歴史をスライドで紹介したあと、現職隊員による余興、歴代中隊長6人に対して若手陸士隊員からの花束が贈呈されるなど、終始和やかなムードで会は進行し、最後に、全員で302保安中隊歌を合唱、記念行事の幕を閉じた。