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スペーサー
自衛隊ニュース   1084号 (2022年10月1日発行)
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)

アイ ヘイト タ ハフ タ セイ イット
I hate to have to say it!
こう言わなければならないのは残念ですが!

 Hi! How are you doing? 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。関東地方は、秋めいてきました。半袖では肌寒くなってきました。あっという間に冬が来て、クリスマスという感じでしょうか。とにかく、時の流れを早く感じます。私だけなのかもしれませんが、これからゆっくりと秋の夜長を過ごしたいと思います。
 今回の表現は、少し複雑な言い回しです。直接、モノを言わなければならない時は、相手のことを考えると少し躊躇します。相手の気持ちを考えながら、婉曲に表現するのも大変ですね。それを英語でいうとなるとかなり難しかったりします。"I hate to have to say it!"は、「こう言わなければならないのは残念ですが!」です。まず、"I hate〜"で、「〜言うことはイヤだ、気が進まない」を冒頭に付けます。これで、自分の躊躇する気持ちを表します。さらに、"to have to say it"を続けて、「それをあえて言わなければならない」と、少し強い表現を持ってきます。この二つの表現をミックスすることにより、どっちつかずの微妙な表現になります。相手には、強くも聞こえ、思いやりも感じる表現となります。何かを直言するとき、躊躇した感じを醸し出すのに有効なフレーズです。

 これから一年で最も良い季節を楽しめますね。皆さまは、どんな秋を楽しみたいですか。筆者は、やはりおいしい食べ物を堪能したいと期待しております。
 今年の夏は暑く長い夏でした。その分体力も消耗してます。秋の訪れとともに、
 疲れも出てきます。ご自愛され、ストレスの少ない健康な日々をお楽しみください。
 それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル>


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ

株式会社 東洋トラスト特機 野村泰郎
野村氏は平成29年10月に陸上自衛隊西部方面通信群を2陸尉で定年退官。58歳(投稿作成時)
 平成29年10月、自衛隊を定年退職した翌日からご縁を頂き「株式会社東洋トラスト特機」に再就職をすることが出来ました。これもひとえに、定年を迎えた当時、自衛隊長崎地方協力本部佐世保援護センターの方々のお力添えのお陰と感謝いたしております。
 東洋トラスト特機は、海上自衛隊の艦船に搭載している電気機器等の修理を担当するメンテナンス企業で、陸上自衛隊出身の私にとっては、とても新鮮に感じ興味を持ちました。また、官公庁事業においては、県や市町村で管理している電動機及びポンプのメンテナンス事業を実施している創業70年になる歴史と伝統ある会社です。3年前からは艦船の機関部門に参入し、ドイツの会社で艦船のエンジンメーカーであるマンエナジーソリューションズジャパンと提携し、エンジンのメンテナンスを行っております。また、一般公共施設(空港・役場等)に設置している非常用発電機のメンテナンスも行い、地域と密着した事業を展開している会社です。さらに在日米海軍佐世保基地を母港とするアメリカ太平洋艦隊第7艦隊の艦船の修理メンテナンスも手掛けており、毎日様々な状況が舞い込み、自衛隊の作戦行動に匹敵した状況判断と実行動を要求され、現役時代に培ったものを活かすことのできる会社と思えます。
 この会社での私の任務は、品質管理・安全衛生管理・環境管理・教育管理を担った役職で、日々奮闘努力しております。3年前、入社間もない頃は、初めての民間企業で自分に何が出来るか、修理業という世界はどんなものなのか、何も分からない状態で、事務室では英語が飛び交い、電話応対さえ満足にできませんでした。今もその時の事務室で勤務し、習いたての佐世保弁で対応している自分がいます。また、品質管理をはじめとする現在の役職に必要な専門知識を習得するため、会社勤務と並行して部外研修及び専門教育に参加させて頂いており、会社の期待に応えるよう努力しております。技術免許についても工場での荷役作業に必要な玉掛け及びクレーン免許等を取得させて頂き、工場及び現場においてそれぞれ活用しております。
 このように恵まれた環境の中で、会社勤務が出来ていることに社長、会長を始め社員の方々の温かい思いやりの心に感謝しつつ、会社発展のため日々精進し、微力ながら頑張っております。私の現役時代の職種は「通信」で、最後の任務は駐屯地内の電話回線をはじめとする通信システム回線の維持運営でした。「会話ができて当たり前、何かあったら大問題」という職務に対する気持ちは、今の私が担っている職務と本質的な部分は相通じるものがあります。仕事の成果として数値的に表せませんが、「何もなくて当たり前」という精神は、今日も一日無事であったという日々の積み重ねであり、現在の私の仕事に対するモチベーションでもあります。
 また、再就職をして感じているものが「人との関り」です。現職時代も人に関わる仕事をしておりましたが、その時の上司から言われたことが、組織は「人」であり、部隊は日々変わって、その変化を感じながら統制することが大切であると聞かされました。一般社会においても同様で、何をするにも「人」です。「人」との関わり合いについては、今後も大切にしていきたいと感じております。
 これから再就職を迎える皆さん、「人」は石垣、「人」は城です。人との関わりを大切にされ、自分の仕事に対するモチベーションをアップするものは何なのかを考えながら、第二の人生を歩まれては如何でしょうか。
「生涯現役」で生きましょう。

防衛ホーム 俳句コーナー
坐禅の間さ揺らぎのなき寒の燭     高木 智念
モネの家模す洋館の薔薇        木通 佳子
昼の虫しじまを深め東湖の碑      生嶋千代女
桜紅葉ひと葉ひと葉と散り急ぐ     佐賀あかり
糠雨にささやきつげる残る虫      山崎 明子
懸崖菊姿色と匂ひ地に垂らす      富岡めぐみ
建前の声筒抜けに天高し        福本 祥子
師の句碑へ月の満ちゆく大鳴門     山岡仁美子
柿うるる子ども一一〇番の家      後藤知朝子
農繁期懐かしきかな稲穂波       杉山ふく美
地を這つて街に溶け込む朝の霧     足立  徹
夫の二十三回忌蘭咲きぬ        石田 孝子
夫婦して遅き夕餉や豊の秋       井戸田盛男
秋分の国旗掲げて峡の村        一ノ瀬恵昭
鐘楼をまなかひにして松手入      岩城 節子
亭々のすずかけ並木天高し       榎  利風
草茂り径なき径を墓参         勝又 哲子
祝詞をあげて新酒の栓抜かれ      川端 初枝
選者吟
光圀の案山子の睨む学習田       畠中 草史

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