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スペーサー
自衛隊ニュース   1084号 (2022年10月1日発行)
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雪月花
 安倍晋三元総理大臣の国葬が9月27日、九段の日本武道館で行われた。世界217の国・地域と機関からの要人らも多数出席しての格調高い威厳のある国葬だった。ちょうど1週間前に行われたイギリス・エリザベス女王の葬儀と出席要人のステータスや人数で比べる向きもあるが国家制度や歴史・文化風土が異なるのだからそれは意味があるまい。安倍さんの国葬では自衛隊の儀仗や弔砲、と列、国家演奏、捧げ銃などパフォーマンスが大いに目立った。最高指揮官を何年も務められた方だから自衛隊員総員でお見送りするのは当然のことだ。私邸を出発したご遺骨が目指したのが防衛省だったことにはびっくりした。防衛省正門玄関の儀仗広場に整列する自衛官・職員の前で一周された。過去の総理の時は国会議事堂を回り党本部、議員会館から葬儀場に向かっていたので胸が熱くなる。安倍さんは本当に自衛隊を愛していたのだ。自衛隊最高指揮官の総理大臣は防衛省自衛隊の大きな行事には年に数回出席される。自衛隊記念日での三自衛隊観閲式、市ヶ谷駐屯地内での殉職隊員慰霊祭、高級幹部会同、防大卒業式などコロナ禍の前には頻繁だった。筆者も何人もの総理の写真撮影を行ったが、一番かっこよかったのが安倍さんだった。体格も良く堂々としているから、いわゆる絵になるのだ。そして見た目よりも親しみやすいからメディアからの評判は悪くなかった。何年か前の自衛隊記念日のパーティーがいつもの市ヶ谷会館で賑やかに行われた時、同業他社の女性記者がどうしても安倍総理とツーショットを撮りたいと言い出した。その時、総理はグラスを片手に来賓と談笑していたが筆者の申し出にあっさりといいですよ、と応じてくれた。さらに彼女の差し出した名刺を熱心に見て大事そうにポケットにしまった。多くの政治家は付き添いの秘書に渡すのが普通なので彼女はいたく感激していた。そして周囲の人たちとの記念撮影にも気さくに応じていた。その時の写真は筆者のスマホにも保存しているが人懐っこいにこやかな笑顔はいつ見ても嬉しそうだ。安倍さんのご冥福を心からお祈りいたします。

中病職業能力開発センター
第67期前期生が修了
 公務又は通勤災害による負傷や疾病で障害を負った隊員の円滑な部隊勤務や社会復帰に向けた更生指導業務を実施する自衛隊中央病院(三宿)職業能力開発センター(センター長・大堀健)で9月16日、第67期前期生(一般事務科6カ月コース)1名(陸自)の修了証書授与・申告が行われた。
 式では、病院最先任上級曹長等が立会のもと、大堀センター長が前期生に対し修了証書を授与した後、前期生がセンターでの研修修了を申告した。これを受け大堀センター長は「定年まであと半年、送り出してくれた部隊への最後の貢献と自身の再就職活動においても、当センターで得た技能を活かして新たな人生を進んでもらいたい」と励ました。
 その後、転出者紹介行事が行われセンター職員と同期生が見守る中、拍手で見送られセンターを後にした。
 職業能力開発センターでは、「修了生は、修得した知識・技能を最大限発揮し、部隊において隊務の一翼を担うことを期待する」としている。また来期の入所について締め切りが10月末に迫っており、「公務災害等により障害を負った隊員のおられる部隊等の長は、ぜひ入所を検討していただきたい。新たな出発に向けたスキルアップをセンター職員一丸となって応援していく」としている。同センターの入所については各駐屯地・基地の賠償補償担当に相談を。

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