防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1022号 (2020年3月1日発行)
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ノーサイド
北原巖男
Today is the beginning of our beautiful friendship!

 令和初の3月。
 卒業式やさまざまな人生の節目のとき。親しくなった友人とも別れのときです。
 間もなく卒業式を迎える高校生達の卒業文集が届きました。(公益財団法人古岡奨学会第38期生・文集「奨学」)
 目に留まった同じ「わが友」と題する二人の生徒の一文(抜粋)。
 Aさん「私は高校三年間で学んだことがあります。それは「自身の挑戦の中」には必ず「友人の励まし」があるということです。彼らのおかげで自分に自信を持て、「自分らしさ」を認めることができました。このことから人は友人がいることで挑戦しようと思えるのだと思います。この学びから私は決意したことがあります。それはどんなときも「目の前の一人を大切にする」ということです。リーダーとは前に立って皆を引っ張ること以上に、どこまでも一対一の関係を築いて、一人一人をきめ細やかに励ましていける人だと思います。」
 Bさん「沢山の友人に囲まれるのは幸せなことかもしれません。しかし、友人が少ないからといって不幸だということも決してないと思います。私は、気を遣わずに何でも話し合える親友という存在がたった一人いるだけで幸せだと感じられました。出会ってくれてありがとうと心から伝えたいです。」
 18歳の二人の高校生と僕との間に在る大きな年齢差や人生経験・社会経験などの違い。それらを超越する何かが胸に迫って参りました。
 そんなとき、地元の長野県上田市にいる高校時代の級友から日帰り招集がかかりました。目的は久しぶりに会おう。新幹線で、JRで、車で、各地から彼の家に駆け付けたクラスメートは11名。飲み物食べ物は持ち寄り。自家産の世界一大きいクルミや「うえだみどり大根」、野沢菜の漬物、佃煮や煮物、シメは拘りの絶品手打ち蕎麦。
 高校卒業後、Mywayを突き進んでいったクラスメート。いつも心配し励まし続けてくれました。何の遠慮もなく、いつも耳の痛いことを言われっ放し。あれから50年有余、改めて友達との出会いに感謝し、鎧を脱いでいる自分を実感する機会となりました。
 去る2月11日に亡くなられたプロ野球「月見草」の野村克也さん。「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」等さまざまな名言を残されています。
 そんな中には、リーダーシップについて次のような言葉もあります。
 「リーダーシップとは人を動かす、先を読むこと。人を動かすのは、生きがい、夢、希望、目標、目的、ビジョン、興味、関心。」「部下を "信じる" というのは、リーダーの重要な資質。」「"叱る "と" 褒める"というのは同意語だ。情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。」「組織は、リーダーの力量以上には伸びない。」
 そして出会いについては、こうも述べています。
 「縁を大切にすると、人生はより豊かになる。」
 今まさに旅立ちを迎える皆さん、友達と離れ離れになろうとしている皆さんに贈りたいと思います。映画「カサブランカ」の中のセリフですが、彼・彼女にあなたの口から直接伝えてください。
"Today is the beginning of our beautiful friendship!"

北原 巖男(きたはらいわお) 元防衛施設庁長官。元東ティモール大使。現(一社)日本東ティモール協会会長。(公社)隊友会理事


家族支援担当者集合訓練
陸上幕僚監部
 陸上幕僚監部は、2月12日及び13日、家族支援の実務者レベルの能力向上を目的とした「令和元年度家族支援担当者集合訓練」を市ヶ谷駐屯地で実施した。
 同訓練は、平成21年度から昨年まで担当者会同として実施していた内容を拡充し、本年度から集合訓練として実施したものであり、担当者会同から数え11回目となる。陸上総隊司令部、各方面総監部、市ヶ谷に所在する部隊の家族支援担当者ら計25名が全国から集結した。陸幕家族支援班長の緒方義大1陸佐の挨拶に続き、家族支援班の各担当者が陸幕の施策を説明。昨年の台風や豪雨などによる災害の教訓を踏まえた家族支援態勢の充実、強化の観点からの取組み等について説明した。
 続いて、陸上総隊司令部及び各方面の担当者が部隊における家族支援、遺族援護に係る取り組み状況として関係部外団体との共同訓練等の実施状況や地方追悼式の状況について説明するとともに、意見交換を実施して認識を共有した。
 今年度からの集合訓練への拡充に伴い実施したケーススタディでは、部隊から家族への情報の伝達要領について意見交換し、迅速かつ確実な隊員家族への情報伝達のために平素から準備、訓練すべき事項について活発な意見交換が行われた。
 陸幕は、家族支援に関する関係団体との協力など、新たな施策の徹底と各部隊に対する斉一な施策の進捗を図るため、次年度も同訓練を実施することとしている。

新型白バイ 前へ!
<警務隊本部>
広報・人材確保にも期待
 令和元年、警務隊に新型の白バイが充足された。新型の白バイは、ヤマハ・MT-03(320cc)をベースとした警務隊オリジナル仕様となっている。現有の白バイ(ヤマハXJR)に比べ車体重量が軽く、俊敏な走行と操縦性が向上、車体後部の赤色灯が起立式になり、ドライバー、走行者からの視認性も向上した。昨年12月から、全国の警務隊で運用が始まっている。
 警務隊の白バイは、高官車両の先導・警護、災害派遣部隊等の道路交通統制に使用される他、交通安全運動等の防犯活動においては、駐屯地等でのパトロールに使用されている。
 警務隊では、女性隊員も白バイに乗り、方面隊の創立記念行事等においても観閲部隊の一員として部隊の先頭を行進し、活躍している。今後、警務隊では、自衛隊の広報・人材確保においても新型白バイを活用する予定である。

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