防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1022号 (2020年3月1日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
鴻池運輸株式会社関西支店尼崎西営業所 湖南事業所 中村義成
中村氏は平成29年9月に陸上自衛隊第3戦車大隊を2陸佐(特別昇任)で定年退官。57歳(記事作成時)

 私は、平成29年9月に陸上自衛隊第3戦車大隊を最後に定年退職し、自衛隊滋賀地方協力本部援護課の紹介を得て、鴻池運輸株式会社に入社致しました。
 私の本格的な就職活動は、通勤圏内に明確な希望職種がなかったことで退職日の約1・5カ月前と遅くなってからのことでしたが、援護課担当者の親身な援護のおかげで、新規求人の就職先の紹介を頂き、再就職することができました。現在、退職して1年が過ぎましたが、毎日充実し、自衛隊及び援護担当者の親身な指導に感謝しております。
 鴻池運輸株式会社は、物流という枠内だけでなく、生産工程、航空関連、医療関連等々、10分野のサービスの組み合わせによる幅広いソリューションを提供しています。私は、その中の鉄鋼生産工程サービス分野での安全及び品質管理を担当する業務内容で勤務しています。
 職場には自衛隊OBは勤務しておらず、当初不安はありましたが、管理・監督といった職務は、自衛隊在職中に得た様々な経験をもとに積極的に行動した結果、すぐに職場及び人に慣れることができました。慣れてくると、その職場及び人を良く観察するようになり、良くない面も私の目に飛び込んでくるようになりました。その中でも特に、挨拶(敬礼動作に「ご安全に」を呼称)ができない、ルールが守れない、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)ができていないことです。それに比例して、品質事故も多発する現状を何とかしなければと思い、改善する方向への意欲が高まり、仕事人としての自覚・責任及び連帯感を重視して指導するようになりました。その結果、安全・品質において、徐々にではありますが良い方向に向かっています。
 私は、「自衛隊は人を育てる」素晴らしい組織であるとつくづく思っています。今後も、自衛隊で得た「人を育てる」経験をもとに、災害『0』、品質事故『0』を目指し努力していこうと思っています。
 これから再就職を迎えられる皆さんも、健康に留意されることは勿論のことですが、再就職に対し気負うことなく、職種・職域、給料、勤務時間等々、何を求めるかを決めることが重要だと思います。それには求人情報等の吟味が必要になるので、援護担当者とよく連携するとともに、家族との話し合いも十分行ってください。
 今は、自衛隊の地位も上がり国民からも十分認められている環境から、企業等での勤務に当たっては、自衛隊で培った経験で十分対応できると思います。ご安全に。

防衛ホーム俳句コーナー
泣き虫の渾名は昔卒業す     早坂 洋子
屋号にて声かけられし彼岸寺   井出かへい
何時よりを余生と言ふや畑を打つ 井戸田盛男
春愁や西望遺愛の木槌欠け    佐藤 邦子
一の午厄除け乗馬嫌がる児    塩見 惇子
うづくまり面打つ彫師寒灯下   田中 雅巳
ほまち畑老の一日の嫁菜摘む   原 つたえ
こぶしの芽仰げば空の青無限   本多 令佳
吊し雛赤きビーズの兎の眼    後藤知朝子
うすべにを注し絵手紙の風光る  加川 師亨
野水仙流謫の島の海鳴りに    庵崎 京子
紙雛を折りゐる老いの目の優し  牧  浩子
真青なる空の陸奥雪間草     大島 愛子
城垣の石に番号春寒し      山岡仁美子
巨船ゆく沖うららかに蜑の舟   鬼本英太郎
白木蓮の際立たせたる日和かな  杉山ふく美
芽柳の揺れゐる川辺乳母車    尾野千惠子
選 者 吟
春雨に頬つややかな岩子像    畠中 草史

HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
レッツ フィニッシュ アップ ヒア トゥデイ
Let's finish up here today!
今日はここで終わりにしよう!

 春めいてきました。そろそろ春の便りがニュースになります。日本気象協会は、今年の桜の開花は暖冬の影響でかなり早くなると予想しています。桜前線の北上に伴い、各地の桜だよりが放送されるようになると、一気に華やいだ雰囲気になります。新型コロナウイルスの脅威も、その頃には薄らいでいると思います。外出を控え、人ごみを避け、常時マスクを着用するなど、今までの生活とは違う新しい習慣や常識が生まれつつあります。大きな社会変化です。特に、生活の中の危機管理の考え方が、根本的に変化するのではないでしょうか。防衛政策の大切さの理解へ直結するものではないと思いますが、そこから防衛、自衛といった考え方も、徐々に浸透していくのではないかと感じています。

 さて、今回の表現は、"Let's finish up here today!"「今日はここで終わりにしよう!」です。以前、同じ意味で、"Let's call it a day!"「これで切り上げましょう!」を紹介しましたが、どちらも、このぐらいで仕事や行動を切り上げようと提案するフレーズです。Let's〜は自分を含めて関係者全員が一緒に何かをするという意味で、全体を統制しようとする強い語感が(言葉の力)があります。finishにupがつくことにより、「スパッ!と切り上げる」感じが強調されています。年度末で、残業が多くなる時期には、使い勝手の良いフレーズです。

 これからは三寒四温で、日々春めいてくるのが例年ですが、暖冬の今年は、暖かい、寒いという感じではなく、暑い、寒いという極端な気温の変化がありそうです。まだまだ風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなど、自衛しなければならない状況です。大切なのは健康的な生活と自分のリズムを日々維持していくことです。外出後の手洗い、うがいをしっかりと励行し、マスクなどの着用で自衛していきましょう。日々の生活のリズムを整えて、陽気で楽しく、ストレスの少ない生活をお過ごしください。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル>


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