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自衛隊ニュース   968号 (2017年12月1日発行)
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ラオスに陸自隊員7名派遣
HA/DR分野における能力構築支援
 陸上自衛隊は、防衛省が実施する能力構築支援事業に、第2普通科連隊(高田)所属7名の隊員をラオス人民民主共和国のビエンチャンに派遣した。同国への能力構築支援は今回で4回目。
 ラオスに対する能力構築支援は、昨年同国側からの要望を受け、同年6月に捜索・救助及び衛生活動に関するHA/DRセミナーを実施。続く同年7月には陸自隊員6名を派遣し、ADMMプラスHA/DR専門家会合実動演習に向けた同分野の座学・実技教育を実施した。
 今回も、ラオス側から能力構築支援継続の要望があったため、11月19日から26日まで現地にて捜索・救助及び衛生活動に関する機能別教育及び工兵・衛生部隊指揮官への実技教育が実施された。
 15日は鈴木雄二1陸尉を中心とした派遣隊員が山崎幸二陸上幕僚長に出国報告を行った。「日本らしく真面目で誠実に対応したい」「前年度できなかった要望事項を実施したい」「ラオスとの信頼関係をより深めたい」等ひとりひとりが抱負を語った。山崎陸幕長は「一致団結して目的・目標を明確にして達成するように」「現地のニーズに臨機応変に対応し、次に繋がるような成果を出して帰国してほしい」等と激励した。

厳しい募集環境
陸・海・空の力を合わせて
 東部方面区内の募集業務に関わる陸・海・空指揮官の参加による「平成29年度第2回東方区内3自衛隊指揮官募集会同」が東部方面総監・住田和明陸将主催により11月9日北関東防衛局(さいたま合同庁舎)において、横須賀地方総監・道満誠一海将、中部航空方面隊司令官・金古真一空将の参加により行われた。
 本会同は、今年6月に実施された第1回同会同に引続き実施されたものであり、少子高学歴化、有効求人倍率の向上等により志願者数が減少する中、厳しい募集環境を克服し、陸海空が一体となり募集目標を達成するための更なる連携要領について各指揮官が意見を交換した。
 特に、隊員自主募集を強化すること、陸・海・空各自衛隊の仕事を多くの国民に知ってもらうための創意工夫した部隊見学、艦艇・航空機等による募集広報、隊員の出身学校への説明会への派遣等の必要性について認識を共有し、陸・海・空一丸となった募集により地本と連携していくことを確認した。

防衛大学校有志によるゴミ拾いボランティア
 11月3日金曜日、文化の日に、有志の防衛大学校の学生223名が起床時間前の6時から、ゴミ拾いボランティアを実施しました。防衛大学校周辺、観音崎公園、京急観音崎ホテル周辺、走水神社、防衛大学校正門から京急馬堀海岸駅まで続く道のり等の環境美化に努めました。
 防衛大学校の学生は勉学や訓練といった学校側としてのカリキュラム以外に、自主的な発案によって学生自身の手によって運営される活動を数多く実施しています。そのうちの一つがこのゴミ拾いボランティアです。ゴミ拾いボランティアは平成26年度の前期学生隊学生長付であった山本玲学生の発案によって始まり、毎年2〜3回程実施しています。本年度は6月に既に実施しており、年明けにも実施する予定です。
 本ボランティアの目的は、1つ目に日頃から様々な支援をいただいている防衛大学校の近隣住民の皆様に感謝の意を表すこと、2つ目に周辺地域の環境美化に貢献し、横須賀市民の一員であることを改めて認識すること、3つ目に学校生活における士気の向上に繋げることです。防衛大学校の学生は平日の外出が制限されており、その反動もあってか休日になると遠方へ出かけることが多く、近隣地域との関わりは意外にも少ないのです。そのため、このボランティアはそういった関係を改善するための非常に良い機会だと思っています。
 このボランティアは平均100名程が参加しており、今回は海外の士官学校から防衛大学校に留学している学生10名を含む200名以上の学生が参加してくれました。本ボランティアが始まってから学生間での知名度とイメージが高まったことが全体的な参加人数を押し上げたのではないかと思います。
 このような小さなものと思われる活動は環境美化のみならず、近隣住民の皆様の理解促進、更には学生自身の人格を高め、幹部自衛官としての素養を高めることにつながると思います。今後、後輩たちの手にこの活動が引き継がれ、より一層盛んになることを望みます。(平成29年度中期学生隊学生長付1係 福本タイラー徹郎)

〜中央即応集団〜
魁の風
Central Readiness Force
派遣海賊対処行動支援隊(第8次)

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コミュニケーション
2陸曹 紫垣 肇
 私は派遣海賊対処行動支援隊の隊員として、貸出図書・DVDの管理や研修の支援ドライバー等を行い、派遣隊員のストレス軽減に日々努めています。
 私の職場には、多くの外国人スタッフが一緒に働いていて、フランス語、英語、ソマリ語など様々な国の言葉が飛びかっています。「おはよう」「元気ですか?」「元気です」「ありがとう」「あなたは?」など、このようなやり取りを毎日しており、朝からとても元気が出ます。
 日本ではせいぜい「おはよう」「お疲れ様です」と挨拶をする程度でしたが、外国人スタッフと毎日仕事を共にし、コミュニケーションを取っていると、「おはよう」の一言だけで終わるのではなく、「元気?」「調子は?」など、もう一言を付け加えるだけで相手との関係が大きく変わると感じました。
 慣れない環境下で重要となってくるのが人間関係とよく言われます。外国人スタッフだけとコミュニケーションするのではなく、隊員に対しても積極的に声を掛け、厚生業務に邁進して行こうと思います。
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ジブチでの教訓
3陸曹 須田 昭彦
 私は今回のジブチ派遣において、警務陸曹として勤務しています。主な職務は、隊員の規律維持、要人警護などです。私がこれまでの活動を通じて得た教訓は、「基本・基礎を忘れず、かつ、現地に適応して任務に臨む」ことです。
 ジブチにおいては、様々なことが日本とは異なります。しかし、これまでの任務を通して、どのような環境であっても、これまで自身が携わってきた任務で得られた経験や、教育で学んだ事項を現地に適した方法で活かすことが大事だと考えるようになりました。
 車両運行を例にすると、日本では少ないロータリー式交差点がジブチでは一般的であり、最初は合流にも手間取りましたが、教官から、高速道路の本線に合流するように、という指導を受けてからは、スムーズに合流・離脱ができるようになったということがあげられます。
 歴代派遣部隊のおかげで、ジブチ市民は私たちに対して日本語で声を掛けてくれるなど、非常に友好的です。この日本に対する信頼感を保てるよう、得られた教訓を活かして任務完遂に努めたいと思います。

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