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自衛隊ニュース   968号 (2017年12月1日発行)
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派遣海賊対処行動航空隊(28次)に第1級賞状
 11月15日、防衛省大臣室で、第28次派遣海賊対処行動航空隊(司令・鎌倉正幸2海佐、第2航空群基幹)に対する第1級賞状表彰式が行われた。式には、大野敬太郎政務官、豊田硬事務次官、河野克俊統幕長、村川豊海幕長、武田博人事教育局長が陪席した。
 式に先立ち、鎌倉司令は63名の派遣隊員全員の帰国を報告。小野寺五典防衛大臣からは「ご苦労様でした」と労いの言葉がかけられた。
 第28次派行空隊は、8月5日から10月28日まで、東アフリカのソマリア沖アデン湾上空から、哨戒機P-3C2機で警戒監視活動を実施した。同活動により国際社会の重要な取組みである海賊行為の抑止に大いに寄与する等自衛隊に対する国内外の理解と信頼を深めた事が評価された。
 平成21年から続く派遣海賊対処行動は、派遣部隊の活躍等により現在の海賊発生件数は低い水準だが、依然としてその脅威が存在していることから、来年11月19日までの継続が決定している。

神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式
<武山>
 11月16日に陸上自衛隊武山駐屯地(司令・滝澤博文陸将補)において、「神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式」がしめやかに執り行われた。式には、御遺族16家族18人、神奈川県知事代理浅羽義里副知事及び三浦のぶひろ参議院議員他3名の現職国会議員を始め、部内外の御来賓及び駐屯地司令以下の隊員ら約800名が出席し、昨年4月U-125飛行点検機に搭乗し、鹿児島県で墜落し殉職した御霊等2柱をお納めし、計59柱の冥福を祈った。
 英霊に対する儀仗の後、参列者全員による拝礼及び黙祷を行った。追悼の辞で滝澤駐屯地司令は、「御霊の尊い犠牲を無にすることなく、その御遺志を受け継ぎ、『我が国の平和と独立を守る』、国家防衛の任務に全身全霊で取組み、身をもって責務の完遂にあたり、もって国民の負託に応えることを、ここに固くお誓い申し上げます」と述べた。この後、祭壇に隊員遺族や参列者が献花を行い、儀仗隊が弔銃を斉射した。最後に徳永成章神奈川県遺族会会長より「我が国を取巻く安全保障環境は厳しさを増している。皆様方が厳しい訓練を乗り越え、国民の信頼に応える姿を故人と共に見守っていきたい」と挨拶をいただき、追悼式を終えた。追悼式後には、御遺族と陸海空自衛官による追悼会食を実施して、和やかな時間を共に過ごし、追悼行事を終了した。

入隊直後初
戦車手に女性自衛官

<9戦車>
 第9戦車大隊(大隊長・武田亀代雄2陸佐)は、この度2人の女性自衛官を戦車中隊へ配置した。これまで戦車部隊における入隊直後の女性自衛官は、衛生科職種を除き、戦車大隊本部管理中隊内の「通信小隊」又は、「補給小隊」に配置されていたが、本年4月の女性自衛官配置制限見直しに伴う普通科中隊、戦車中隊、偵察隊等への配置制限解除により、陸上自衛隊で初めて戦車手(装てん手)として戦車中隊へ配置されたものである。
 第1中隊に配置された藤原麻穂2陸士、第2中隊に配置された佐々木理恵2陸士は、ともに本年4月に入隊、前期教育終了後の7月3日から9月23日の間で行われた新隊員特技課程「機甲」では、16人の男性隊員とともに、岩手駐屯地内の自動車教習所における大型特殊自動車第1種免許の取得から、戦車の構造、重機関銃、連装銃、無線機の取扱い、戦車操縦等に至るまで、戦車手(装てん手)として必要な基礎的知識及び技能を修得し、機甲科職種き章をつけ、憧れの戦車中隊の一員となった。
 藤原2陸士は岩手県出身で、東日本大震災で被災者や高齢者を救助している自衛官の姿に感動し、「人助けができる仕事に就きたい」と思い入隊、前期教育中に地元の岩手駐屯部隊勤務を希望していたところ、戦車部隊勤務の可能性を聞き戦車大隊を第1希望とした。一方、宮城県出身の佐々木2陸士は、学生時代に戦車の体験試乗のため駐屯地を訪れた際、「オートバイに乗った隊員にあこがれて」入隊し、希望通り機甲科隊員になった。
 藤原2陸士は、「同期はもとより、男性隊員に負けない戦車手として、1日も早く車長に信頼される装てん手になる」ことを、佐々木2陸士は、「中隊で初めての女性隊員として、第1中隊の藤原2陸士と切磋琢磨しつつ、1日も早く車長から信頼される戦車乗りとなる」ことを目指しつつ、来年2月に実施される戦車射撃共同訓練を大きな目標として、日々練度の向上に努めている。

世界糖尿病デーイベント
<札幌病院>

 自衛隊札幌病院(病院長・上部泰秀陸将)は、11月13日〜17日「世界糖尿病デーイベント」を開催した。
 自衛隊札幌病院のエンブレムを世界糖尿病デーのシンボル「ブルーサークル」に装飾した1階エントランスホールでは、本イベント間、DVD上映、教育ポスター掲示及びパンフレット配布などを実施するとともに、看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士による相談コーナーを設けて、糖尿病と食生活との関連、合併症などについての啓発活動を行った。
 また、真駒内駐屯地西厚生センター(13日)及び札幌駐屯地厚生センター(17日)に「血糖値測定」コーナーを臨時設置し、個々の測定値に応じたアドバイスを実施することにより、訪れた隊員等約130名に糖尿病に対する認識を深めてもらった。


 11月15日号8頁「寄せ書き」に掲載の藤本大樹2陸曹は第31普通科連隊所属です。部隊名が抜けておりました。ご迷惑をお掛けしました。

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