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自衛隊ニュース   970号 (2018年1月1日発行)
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謹賀新年


小野寺大臣、河野統幕長 米海軍・露軍トップと会談

 12月18日、小野寺五典防衛大臣は米海軍作戦部長ジョン・M・リチャードソン海軍大将の表敬を受けた。
 冒頭、小野寺大臣はリチャードソン米海軍作戦部長の訪問を歓迎するとともに、11月に起きた米海軍艦載機C-2輸送機の墜落事故の犠牲者に対して哀悼の意を述べた。また、13日に沖縄県宜野湾市の小学校の校庭に米海兵隊のCHー53Eの窓が落下した事案について再発防止の徹底を依頼した。
 小野寺大臣は北朝鮮情勢について、「度重なる挑発行為は断じて容認できない」と述べると、リチャードソン米海軍作戦部長は「緊張が高まる中、各軍が統合して取り扱わなくてはならない事態であり、外交の後ろ立てという意味でも軍の行動が重要だ」と述べ、海上自衛隊と米海軍との連携の重要性を強調した。両者は、今後も日米が連携して地域の安定に向けて取り組むことを確認した。

 12月11日、ロシア連邦軍参謀総長ヴァレリー・ゲラシモフ上級大将が防衛省を訪問し、小野寺五典防衛大臣、河野克俊統合幕僚長と会談を行いアジア太平洋情勢について意見交換を行った。今回の訪日は、9月の日露首脳会談を踏まえ、河野統幕長が公式招待して実現。ロシア連邦軍参謀総長の訪日は7年ぶり、ゲラシモフ氏は初来日となる。
 先立って行われた河野統幕長との会談では、河野統幕長が「日露の防衛協力は地域の安定のために非常に大事だ」、「今後も軍のトップ同士の交流を進めていきたい」と述べた。これに対しゲラシモフ参謀総長は「両国のトップ会談の方針に沿って、ロシア軍と自衛隊の協力を発展させていきたい」と応えた。
 続いて行われた小野寺大臣との会談では、北朝鮮情勢について「北朝鮮に大きな影響力を持つ日本とロシアはこれからも連携していきたい」と小野寺大臣が述べると、ゲラシモフ参謀総長は、「北朝鮮の弾道ミサイル実験を批判する」と述べるとともに、「北朝鮮の周辺地域で訓練を行うのは、ヒステリーを高めるだけで状況を不安定にさせる」と意見を述べた。


自信と誇りを持って真に機能する航空自衛隊目指せ
 12月20日、第35代航空幕僚長に丸茂吉成空将が着任した。
 儀仗広場に現れた丸茂新空幕長は、栄誉礼・儀仗を受けた後、A棟講堂に場所を移し、着任式に臨んだ。市ヶ谷勤務の職員ら約220名を前に「この重責を果たすべく、全身全霊を持って与えられた職務に臨む覚悟である」と決意を述べた丸茂空幕長は、「我々は今後も航空自衛隊のさらなる精強化を図り、またこの組織が有する良き伝統、気風を未来へ継承していかなければならない。これからも我が国の平和と安全、国民の生命と財産を守り、その付託に応えるためにも、国内外の情勢、時代の変化に柔軟に適応しつつ、任務が完遂できる精強な存在でなければならない」と続け、「各隊員は各級指揮官を核心として一致団結、部隊の精強化に努め、自身と誇りを持って真に機能する航空自衛隊を目指し職務の完遂に努めよ」と要望した。
 丸茂空幕長は、昭和58年防大27期卒業後、航空自衛隊に入隊。平成26年8月に空将に昇任後は、西部航空方面隊司令官、航空幕僚副長を歴任し今年12月から現職。

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