1月7日、徳島教育航空群(群司令・山内康司1海佐)において、初訓練飛行が行われた。飛行開始に先立ち、群司令による年頭訓示が行われ、隊員に対し「安全に留意し、明るく前向きに職務に精励」という要望が顕示されるとともに「ご家族はじめ徳島教育航空群に関わるすべての人々にとても幸多き年になるように」とのメッセージが伝えられた。
第202教育航空隊副長の増田淳2海佐による初訓練飛行開始報告の後、搭乗員は群司令とともにTC-90型練習機に乗り込み、徳島飛行場を離陸した。
小雨模様の天気のため、1機のみによる初訓練となったが、徳島飛行場、徳島市、鳴門市などの上空を約1時間かけて飛行するとともに、第24航空隊が所在する小松島航空基地の上空を飛行し、無線による賀詞交換を行った。
各隊員は、飛び立つ航空機をその目に焼き付け、任務の完遂と航空安全の確保に対する誓いを新たにした。 |