4月5日、防衛大学校(國分良成学校長)で本科第67期学生516名(内女子59名、以下同様)をはじめ本科留学生25名、研究科学生計77名(4)の入校式典が厳かに行われた。まだ表情に幼さが残る若き学生たちの門出を原田憲治防衛副大臣、増子豊統合幕僚副長をはじめ来賓、家族・関係者ら約1350名が見守った。
國分学長から任命を受けた後、第311小隊(理工学専攻)の難波竜平学生が代表して宣誓を行い、これから始まる新しい人生への決意をその力強い言葉に込めて表明した。
原田副大臣は訓示で「防衛大学校での勉学と訓練を通じ、一人一人が自らに対して、また、お互いの議論の中で、問い続け、探求していただくことを通じ、知・徳・体すべてを磨き続けていただきたい」と期待を述べた。國分学校長は式辞の締めくくりに「防衛大学校は昭和と平成の時代を積み重ね、今年も新たな時代の先駆けとして67期の新入生諸君を、桜咲き誇るこの小原台に迎えることができました。おめでとう」と入校生を歓迎した。
式典後は場所をグラウンドに移し、観閲飛行(AH-1、P-1、RF-4等)や学生約1000人が参加した観閲行進で入校生を祝福した。 |