防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1002号 (2019年5月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
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誓い新たに! 入隊・入校予定者激励会
<札幌>
 札幌地本(本部長・菅股弘信1陸佐)は、3月18日、札幌市内のホテルにおいて札幌市自衛隊協力会主催による入隊・入校予定者激励会に参加した。
 激励会には、北海道副知事を始めとして関係者が多数参加して、盛況に行われた。入隊・入校予定者に対して来賓からの祝辞の後、岩屋防衛大臣の映像による激励メッセージに始まり、北海道日本ハム、コンサドーレ札幌、レバンガ北海道及びエスポラーダ北海道の選手それぞれがビデオにおいて、札幌地本広報大使のシンガーソングライター佐藤広大氏が、若人らに熱い思いと激励を贈った。
 先輩隊員の第18普通科連隊の高垣信博3陸曹が激励と入隊にあたってのアドバイスを送り、これらの励ましの祝辞を受けて、享保潤哉さんが「自分の目標に向ってチャレンジし、信頼される自衛官に成長したい」と謝辞を力強く述べた。
 激励会後、第11音楽隊の軽快な演奏のもと、元気よく会場を送り出された。
 札幌地本は、2月17日から約1ヶ月間にわたり、札幌地本管内各地で実施された、入隊・入校予定者激励会を支援し、参加した約540名の門出を祝うとともに、着隊・着校までの間、入隊・入校予定者や家族に対するフォローを行っていく。
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海自入隊予定者に見学会を実施
<山形>
 山形地本(本部長・齋藤信明事務官)は、3月5日・6日の両日、海上自衛隊横須賀教育隊及び横須賀基地において、今春の海上自衛隊入隊予定者及び家族合わせて15名に対する見学会を実施した。
 初日は横須賀教育隊を研修、同隊では、概要説明を受けた後、基地案内、ベットメイキング、隊員食堂での体験喫食、入浴と新隊員さながらの生活体験を実施。また、現職隊員との懇談では、入隊に対し不安を抱いている入隊予定者からは、「体力に自信がないのでついていけるか心配だ」「集団生活が出来るのだろうか」など様々な質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われた。
 翌日は、横須賀地方総監部募集支援係の支援を受け、横須賀基地見学を実施した。午前中は、募集支援係長から海上自衛隊全般から職種の細部まで詳しい説明を受けた後、隊員食堂で体験喫食、参加者は自分でお盆を持ち、隊員と同様に配膳レーンへ。当日のメニューは、人気の「から揚げ、ビーフシチュー」だった。入隊予定者からは、「ボリュームがあって最高です」家族は「野菜なども豊富でバランスがいいですね」などの感想が聞かれた。
 続いて、護衛艦「むらさめ」を見学した。甲板や居住スペースなど実際に生活や勤務する場所を見学して「お風呂はどうやって入るんですか」や「女子の部屋はあるんですか」など、対応した隊員にたくさんの質問が出ていた。見学を終えた参加者から、「合格し、うれしい半面不安でした。今回、入隊してからの話を聞くことができたので不安がなくなりました」といった声や「教育隊の生活や基地、艦艇などの実際に隊員が勤務している姿を見学でき有意義な2日間でした」と喜ぶ声が聞かれた。
 山形地本は、「教育隊及び修了後に配置される第一線部隊の見学を実施し、安心して自衛隊に入隊してもらえるよう、これからも地本一丸となって、入隊予定者と家族に対し不安の払拭に努めてきたい」としている。
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入隊予定者がラジオ出演
<長野>
 長野地本(本部長・三笠展隆1陸佐)茅野地域事務所(所長・町田祐一2海尉)は3月11日、諏訪地域コミュニティーFM・LCVの番組「トワイライト交差点」《自衛隊のツボ》コーナーに出演する、この春陸・海・空自衛隊に入隊予定の高校生3名を引率した。
 パーソナリティーの中島裕子さんの進行で、自己紹介の後、入隊の動機、今後の抱負を聞かれ3名とも元気よく答えていた。中島さんから、ハキハキと答える姿は「さすが、国を守ろうとする人ですね」と感心の言葉が聞かれた。
 最後に、親への感謝の言葉を一人ひとり述べ、見学に来ていた親御さんが感激する場面も見られた。
 放送終了後には、ラジオを聴いていたリスナーから「自衛隊に入隊する人は入隊の動機もしっかりしていて素晴らしい、感動しました」と茅野地域事務所長宛に電話があった。
 茅野地域事務所は、「今後とも毎月の放送を通じて地元リスナーに対する自衛隊の広報のため、頑張っていく」としている。
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区長へ決意表明
<東京>
 東京地方協力本部(本部長・荒井正芳陸将補)豊島出張所(所長・今井1陸尉)は、3月1日豊島区役所において、今年度入隊予定者3名(曹候補生2名、自候生1名)及び家族とともに高野之夫豊島区長へ表敬訪問した。
 本表敬には、豊島区危機管理監、区民部長らも同席し、入隊予定者及び家族を激励した。
 参加した入隊予定者は、豊島区長からの激励を受け「立派な自衛官になるために一生懸命頑張ります」と入隊に向けた決意を表明するとともに、家族からも「貴重な場を設定していただき有難く感じます」と感謝の言葉が聞かれた。
 東京地方協力本部豊島出張所では、「今後も『対象者ファースト』を合言葉に志願から入隊まで懇切丁寧なサポートに努めるとともに、地域と密着した募集・広報活動を実施して防衛省・自衛隊に対する理解を深め、自衛官募集業務に対する協力関係の強化を図っていく」としている。
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心に残る激励会
<三重>
 三重地本(本部長・鹿子島洋1陸佐)は、3月16日自衛隊協力3団体(三重県防衛協会連合会、三重県隊友会、三重県自衛隊家族会)が主催する三重県自衛隊入隊・入校予定者激励会を支援した。三重県総合文化センターで開催された激励会には、来賓、招待者、入隊・入校予定者の家族及び部外の出演団体、一般市民の約700名が参加し、今春から自衛隊に入隊・入校する約150名の若者を盛大に激励した。
 激励会は入隊・入校予定者紹介、式典、激励行事で構成され、ステージ上のスクリーンに映し出された紹介プロフィールとともに入隊・入校予定者が順次登場しスタートした。登場の際、鈴木英敬三重県知事が一人ひとりと握手を交わし熱いエールを送った。
 式典では各来賓の祝辞や防衛大臣の激励メッセージの放映、主催団体からの激励品の贈呈、先輩隊員からの激励の言葉などが贈られ、入隊・入校予定者や家族は感動した面持ちであった。
 激励行事では、春日井駐屯地桃陣太鼓の演奏に続き、第33普通科連隊ラッパ隊の吹奏展示や地元三重大学応援団の応援エールが披露され、最後の第10音楽隊の激励演奏では会場が一体となって、入隊・入校予定者の輝かしい門出を祝福した。フィナーレでは出場者や家族たちの温かい拍手のなか行進曲に合わせて退場し、入隊・入校予定者の心に残る激励会は幕を閉じた。
 三重地本では、「今後も、自衛隊の協力団体と連携して、入隊予定者等を全力で支援し、自衛隊を一層身近に感じてもらうことにより、自衛隊の重要性や魅力を伝えていきたい」としている。
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新たな門出を祝福
<香川>

 香川地本(本部長・河合龍也1陸佐)は、3月10日、高松市内において、自衛隊協力3団体(香川県防衛協会、香川県隊友会、香川県自衛隊家族会)が主催する「平成30年度香川県自衛隊入隊・入校予定者激励会」を支援するとともに、来賓、家族等の約350名と入隊・入校予定者の新たな門出を祝った。
 本激励会では、主催者代表挨拶の後、地元選出の国会議員の祝辞があったほか、香川県審議監による県知事祝辞の代読では、先般発生した豚コレラにおける災害派遣について触れられ、自衛隊に対しての謝辞が送られるとともに、入隊・入校予定者に対しての敬意と激励が伝えられた。
 祝辞の後、104名の入隊・入校予定者が壇上で一人ひとり、緊張した面持ちの中、自分の言葉で決意を発表した。その中には、元気良く、「国防のために一生懸命頑張ります」と発表した者もおり、志の高いその姿に会場から暖かく応援する眼差しが見られた。
 その後、岩屋防衛大臣のメッセージ映像が紹介され、入隊・入校予定者達の表情からは、将来の国防に携わる者としての固い熱意が窺えた。
 式典の最後に、昨年度入隊した陸上・海上・航空自衛隊の各先輩隊員から激励の言葉があり、そこでは、入隊後の仲間の作り方、仕事内容等についての話もあり、入隊・入校予定者達の入隊後の不安が一部ではあるが払拭されたようであった。また、壇上での先輩隊員のキビキビとした動作を見て、1年後の自分にも、と想像を膨らませた様子でもあった。
 激励会の後半では、第14音楽隊による激励演奏が開かれ、本会は大成功の内に幕を閉じた。

※役職等は、実施当時のものです。


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