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自衛隊ニュース   2003号 (2019年5月15日発行)
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部隊発足後初の災害派遣
〈宮古警備隊〉

 第15旅団宮古警備隊(隊長・田中裕明1陸佐)は、4月19日及び20日において、宮古島にあるビーチに漂流した廃油ボールの回収を行うため、沖縄県からの要請を受け災害派遣活動を行い、これを宮古島の住民や航空自衛隊の隊員と協力して回収した。これは、今年3月26日に宮古警備隊が発足して初の災害派遣活動となる。
 今回、災害派遣に参加をした隊員は、「当初災害派遣場所に到着した際、辺り一面が廃油ボール一杯でとても驚きました。実際に活動してみると砂に付着した廃油ボールはとても取りにくく、大変な作業でしたが、全て回収することができました。今回活動して良かったことは、まず、地域の安全を守るために活動することができた達成感とそして地域の方々と連携しながら作業を実施したことにより、地域住民との一体感が醸成されたことでした」とコメントした。
 今後とも、第15旅団(旅団長・中村裕亮陸将補)は沖縄県、そして地域の皆様を守るため日々活動していくとしている。


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