防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   983号 (2018年7月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部


母校訪問で元気な姿を
<新潟>

 新潟地本加茂地域事務所(所長・樋口茂1陸尉)では、5月1日、2日にかけて今年4月に入隊した5名による母校(高校)への訪問に同事務所の広報官(五十嵐充隆1海曹)が同行した。入隊した5名がお世話になった進路指導の先生に現在の教育訓練や営内生活の近況を伝えると、両校の先生は、久し振りに再会した教え子たちの社会人として、そして自衛隊員として成長した姿に感動し、目を見張っていた。
 新潟地本は、5名がそれぞれの教育部隊で自衛官としての資質や基礎的知識及び技能を習得し、今後ますます成長し活躍することを大いに期待するとともに、地元出身隊員の学校訪問等を活用して、募集目標達成に向け邁進するとしている。


卒業生の迷彩服姿を母校に紹介
<神奈川>
 神奈川地本上大岡募集案内所(所長・平原幸男1陸尉)は、6月11日、横浜市内の学校法人横浜学園高等学校を訪問した。これは例年7月1日の高校生の募集解禁前に、各学校に年度の募集要項等を説明するために訪問しているもので、この日は横浜上大岡募集相談員の山野井会長に同行していただき、担当教諭への説明を実施した。
 この高校は例年自衛官採用試験の受験者は少ないものの、今年の春は女性2名が自衛官候補生として合格し、入隊した。担当教諭に4月の入隊式等で撮影した新制服や凛々しい迷彩服姿の写真を紹介すると、彼女たちの学生当時を振り返り、立派に成長した教え子の姿に驚くとともに、感激していた反応が印象的だった。また、自衛官候補生の魅力等について所長が話すと、経済的なことや就職援護の手厚い状況を改めて知ることで段々と興味を抱いている様子が窺え、募集広報が功を奏したと実感できた。
 上大岡募集案内所は、「今後も学校と連絡を密にとり、教師へのイベント等案内や卒業生で現職の自衛官とともに訪問するなど連携を深化させていき、年度の募集成果に繋いでいきたい」としている。

新隊員が帰郷学校訪問
<茨城>
 茨城地本筑西地域事務所(所長・二階堂覚2陸尉)は、先月まで高校生だった新隊員と共に5月1日学校訪問を実施した。
 各学校では校長先生や担任の先生への成長した姿を披露した後、今年度入隊を希望している後輩に対し経験談を話したり、部活動に参加するなどして、自衛隊に対する理解促進と入隊意欲の向上を図った。
 訪問した新隊員は後輩から「ありがとうございました。頑張ってください」とお礼の言葉をもらい、「後輩の為にも頑張ります」と誓いを新たに帰郷広報を終了した。筑西地域事務所は今後も帰郷広報を通じて、直接高校生に自衛隊の魅力を伝達し、入隊者の獲得に繋げていきたい。

母校訪問 凛々しい姿を見せてきました!
<長野>
 長野地本上田地域事務所(所長・浅野大輔1陸尉)は5月2日、今年3月、陸上自衛隊朝霞駐屯地に入隊した荻原明日香さんと母校(上田染谷丘高校)を訪問した。
 卒業後の母校には新制服で訪れ、少し緊張した面持ちの様子だったが、校長先生や、担任の先生等と在校時の思い出話で盛り上がり、緊張感から一変し満面の笑みを浮かべていた。
 校内を歩いていると、自衛隊の制服姿を見かけた生徒達からは「先輩、格好いい!!」と声援が湧いていた。
 母校訪問終了後、上田城址公園陸上競技場へ移動し、陸上部の後輩たちに大会前の激励を行うとともに、後輩達に自衛隊の教育や生活などの体験談を通して、自衛隊のPRを行った。
 長野地本は「母校訪問を受けてくれた上田染谷丘高校に感謝するとともに、今後も地域の教育機関と連携を密にして募集成果に繋げていきたい」としている。

新隊員が母校訪問
充実した新隊員教育を報告
<京都>
 京都地本福知山地域事務所(所長・梅原和寿2陸尉)は5月1日、今春入隊した西澤斐斗2海士(呉)、福井剛士自衛官候補生(防府南)、木村有輝自衛官候補生(福知山)の母校・京都共栄学園高等学校への訪問を支援した。
 始めに新隊員3名は、担任及び進路指導の先生に挨拶、それぞれ陸・海・空自衛隊での規則正しい生活や充実した訓練内容などについて近況を報告した。
 先生達は、入隊して間もない卒業生(新隊員)の溌らつとした姿に大変喜び「これからの活躍を期待しています。自衛隊での訓練は、非常に厳しいと思いますが、立派な自衛官となれるよう精一杯頑張って下さい」と激励の言葉を贈った。
 京都地本は、これからも学校と緊密に連携し、多くの優秀な人材を入隊させるべく募集業務を推進していく。

陸上自衛隊西部方面音楽隊定期演奏会in武雄を開催
<佐賀>

 佐賀地方協力本部(本部長・大塚陽一1陸佐)は、6月17日、武雄市文化会館において、西部方面音楽隊(隊長・伊東札記3陸佐)による「陸上自衛隊西部方面音楽隊定期演奏会in武雄」を開催した。
 本定期演奏会は、地域住民の自衛隊に対する親近感の醸成を目的として、同音楽隊が年1回行っており、今年は佐賀県での開催となった。当日は、天候にも恵まれ、約1200名が足を運び、地元の小松政(ただし)武雄市長を始め、来賓の参加を得て、多くの来場者に美しい音色を聴いてもらい梅雨時の季節に優雅で楽しい一時を過ごしてもらうことができた。
 開演前には、ステージ上においてミニコンサートを行い、観客に開演までの待ち時間を楽しく過ごしてもらった。
 開演前の武雄市長からの歓迎の言葉の後、演奏会は2部構成で行われ、第1部は、全日本吹奏楽コンクールの課題曲2曲を含めた全5曲を迫力ある演奏で披露し、「クラリネット協奏曲」においては、地元佐賀県唐津市出身の吉田3陸曹のソロ演奏により、会場が美しい音色に包まれた。
 第2部は、打って変わって、アニメ映画監督の宮崎駿氏の作品で使用された楽曲にスポットをあてた親しみのある演奏が行われ、「ひこうき雲」においては、近藤1陸曹の歌声に観客が聴き入っている様子だった。
 第2部終了後には、防衛協会、家族会、隊友会の各協力団体から指揮者への花束の贈呈に引き続き、アンコール演奏が行われ、客席から拍手喝采が沸き起こった。
 演奏会終了後、参加者からは、「素敵な演奏をありがとうございました」、「楽しい時間を過ごすことができました」、「自衛隊には、私達を色々な面で守って頂き、感謝しています」等のうれしい感想を聞くことができた。また、音楽演奏会にあわせて設置した広報コーナーにおいては、自衛官等募集、退職予定隊員の就職援護、予備自衛官等に関する広報活動を行い、「自衛隊員になりたいです」とパンフレットを持ち帰った人もいた。
 佐賀地本は、「今後も音楽演奏を通じて、地域の方々に自衛隊に対する親近感の醸成を図るとともに、防衛省・陸海空自衛隊の架け橋として、各種の任務を遂行して参ります」としている。

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