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   2005年6月1日号
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<寄せ書き>
美味しいりんご栽培
神町駐屯地=20普連3中 付准尉  堀 修市
 我が家では、無袋『ふじ』りんごを栽培しています。リンゴ栽培の労働者は、両親と妻の三人できりもりしています。私が手伝いの出来る時間は、土日の限られた時間だけです。朝日町の特産品種で、山形県では第3位の生産量を誇っています。朝夕に気温の差があり、リンゴ栽培には大変適している気候です。そんな訳で、糖度が高く歯触りが良いので、贈答品としても歓迎されています。
 一度食べたら、やみつきになってしまう美味しさです。皆さんも一度朝日町に来る機会がありましたら、是非一度ご賞味ください。
ビギナーズラック
神町駐屯地=20普連3中 3曹  坂野 行男
 なぜ、題名が『ビギナーズラック』なのかと言うと、私は今年の夏に、生まれて初めて懸賞に応募し、当選してしまったのです。
 その応募した懸賞と言うのが、これを読んだ方の中にも送った人が多数いるであろう、アテネオリンピック期間中のコカ・コーラのキャンペーンでした。
 今までに一度も送ったことのなかった懸賞に、どうして送ろうと思ったのかというと、理由が二つありました。
 一つ目は、後輩が、ジョージアコーヒーの懸賞で、ポータブルDVDプレーヤーを当てたことを聞いたのです。その話を聞くまで、懸賞なんて当るわけがないと思っていた考えが、180度変換し、もしかして俺でも当るかも、という思いが芽生えたわけです。
 二つ目は、私は駐屯地内で自転車を愛用しているのですが、なぜかこの自転車が、よく行方不明になってしまうのです。行方不明になること6回。私はそのたびに捜索に出かけ、発見・救助してきたわけですが、あまりにも行方不明になるので、新しい自転車を購入しようかなと、考えていた時に目に入ったのがコカ・コーラキャンペーンの懸賞『オリジナルクロスバイク』だったのです。それで、買うよりも当てちゃおうと思ったわけです。
 というわけで、当選したのが、オリジナルクロスバイクです。初めて応募して当選しちゃうなんて、本当にラッキーでした。まだ、懸賞に応募したことがない人は、これを機に応募してみてはいかがでしょうか。『ビギナーズラック』で、当るかもしれませんよ。ちなみに、駐屯地内でこの自転車を愛用しておりますが、まだ行方不明にはなっておりません。ラッキーがあれば、アンラッキーもあると思いますので、行方不明にならないようにしっかり首輪でもしておこうと思います。
変わった趣味・特技
神町駐屯地=20普連3中 士長  進藤 大輔
 私の変わった趣味は、絵画です。絵画といってもいろいろありますが、私は鉛筆だけで描くことをしています。普通に考えれば、簡単なように思えますけども、色を使う所を鉛筆一本でモノクロのように描くことなのです。はじめは、私も思うように描けずに、色に頼ろうとしたことがありましたけど、人と違う絵を、描き方を考えて、今はそのように描いています。
 私が絵に知り合ったのは中学のときで、それからは独学により、じぶんの中では誰にも負けない鉛筆画を描いていると思っています。おととし頃から駐屯地さくら祭の絵画展に出品させてもらい、入選させていただいています。
 私は、出品前によく頼まれることがあります。それと似た感じで保全ポスターも頼まれますが、気が乗らないときは一切描きません。というよりも、描けません。気持ちが落ち着いているときや、何かにイライラしているときに描くとその人の気持ちが絵に出るのです。絵は描くものではなく、心や気持ちで描かされてるものだと思います。
私の故郷
郡山駐屯地=6特連5大 3曹 川内幸介
 私の故郷は、九州の佐賀県です。佐賀と言えば、いったい何が有名なのか分からないという人が多いと思うので簡単に紹介します。
 佐賀はどちらかと言えば食べ物よりも焼き物が有名な県です。例えば有田焼や伊万里焼などは古くから知られていると思います。特に有田焼は、GWに「陶器市」という市が開催され、大勢の人が全国各地から買いに来るくらいです。
 ほかには、毎年バルーンの世界大会が行われます。自分も何度か見に行きましたが、澄み切った青空に色とりどりのバルーンが舞っているのは本当に壮観で、何度見ても飽きないものです。
 このように、隣県の福岡などのように大都市ではないですが、佐賀には佐賀にしかない良さが沢山あります。今回は少ししか紹介できませんが、これで佐賀に興味を持ってもらえると嬉しいです。

「頑張っています」 新しい職場
活躍するOB シリーズ
宇都宮市茂原健康交流センター  宇佐美 俊昭
宇佐美氏は平成14年4月、第4施設群(宇都宮)を陸曹長で定年退職。57歳
 私が勤務している健康交流センターとは、高齢者や障害者等の健康づくり・生きがいづくりの場を提供するとともに、市民の健康増進や世代間・地域間の交流を促進することにより、市民福祉の向上に寄与することを目的として整備された施設で、館内には、浴場、プール、交流プラザ、大広間等があります。
 私の主業務は、来館されるお客さまの受付業務と券売機の集計、その他にセンター周辺の環境整備(営繕関係)を必要の都度行っています。
 一番苦労したのが受付業務での接客要領でした。自衛隊では何時でも大きな声を出すことでどんなことも乗り切れていたのですが、接客相手がお年寄りとか子供が多いため、「大きな声」を出すことでびっくりされてしまうので、「大きな声」を出すことなく「控えめな声」でお客様の対応をしています。
 この職について、最初に感じたことが、「パソコンを触れていてよかった」ということでした。「ワードやエクセルを使いこなせ」とか急に言われても難しいですが、数字等の入力操作なら出来て当たり前の世界です。私の知っているOBはパソコン等の操作が苦手で勤務先では個人の勤務表を個人で入力しなければいけないのですがなかなか覚えられず苦労したという話を聞いております。まだ、パソコン等に触れたことがない方も業務管理教育で触れる機会があると思います。機械に恐れずにチャレンジして下さい。それと、これからは持っている資格が就職の際に大きく役だって来ると思います。私のおすすめは、これから無人給油所が増えてくると思いますので危険物取扱者とかはいかがでしょうか。
 私は、今も現役時代から継続している持続走で職場へ出勤することも度々あり健康管理には、十分気をつけております。また、現在も予備自衛官で訓練に参加しており、16年6月に実施した小火器射撃では、現役時代に撃ったこともない89式小銃で44点をとり、まだまだ現役には負けてないぞと思っております。本当に負けていないのかと確認されたい方は、是非、茂原健康交流センターまで洗面器又は水着を持ってお出かけ下さい。
 健康センター一同お待ちしております。

<話題の新刊>
ヘリコプター災害救助活動
大災害時にヘリコプターを有効に活用するために
前陸上自衛隊航空学校長 山根峯治著
 平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から10年が経過した。この震災により、さまざまな課題が残された。本書は、阪神・淡路大震災のヘリコプター部隊を指揮し、ヘリコプターのパイロットでもあった筆者が、自らの体験など実例を基にヘリコプター救助活動の実態を赤裸々に述べるとともに、平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震において教訓がどのように活かされ、どのような課題がいまだ残されているのかなどについて解説している。また今後、防災関係機関が連携して一層効果的な救助活動を行うための各種提案を行っている。
 大規模災害初動の救助活動は、各防災機関のヘリコプターによる「Joint Operation」こそ重要であるとの筆者の信念がにじみ出ている。関係者必読の書である。

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