防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2005年5月15日号
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99式10センチ山砲が復元
市ヶ谷駐屯地にお目見え!
 中央業務支援隊は、平成17年3月10日から4月8日の間、メモリアルゾーンに展示されていた「九九式10センチ山砲」を濱田一彦氏の協力を得て、復元した(写真)。
 この「九九式10センチ山砲」は旧市ヶ谷駐屯地戦史室前の広場に昭和42年9月より展示してあったもので、微雨頴娃町移転後はメモリアルゾーンに展示されていたが、塗装が落ち、車輪部などが壊れていた。今回の補修により本来の姿が見事によみがえった。

コスプレも大人気
町田「フェスタ相原100」を支援
 4月16日、相原中央公園多目的広場オープンを記念して行われた『フェスタ相原100』に東京地連町田募集案内所長・安藤3海佐以下4名が支援した。
 今回は、町田市相原地区防衛協力会・山崎光正会長から「自衛隊の広報活動を行い、地域住民に対する防衛意識の啓蒙と地域の募集基盤の拡充に資したい」との意向を受け、広報用パネルの展示、子ども用制服の試着コーナーなど、展示会場の設営を支援した。
 フェスタ会場には、約4000人が訪れ、特に、子ども用制服コーナーが大好評で、制服姿の写真撮影を楽しむ親子連れが多く見られた。また、山崎会長発案によるイラク派遣隊員を激励するための色紙への寄せ書き署名にも多くの来場者が積極的に参加し、自衛隊展示テントは大盛況だった。来場者からは、パネル写真等を通じ自衛隊に対する認識を新たにしたとの声が多く聞かれた。

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(防衛ホーム英語教室)
LET' S ROCK' N' ROLL!
ぱーっとやろうぜ
 Hi!皆さん。お元気ですか。ゴールデンウィークも終りました。北海道では雪が降り、沖縄はすでに梅雨入りしました。東京地方は、晴天、五月晴れが続いていますが、5月にしては寒い日が続いています。四谷駅をおり、線路に並行に続いている外壕公園を歩いていくと新緑と春の花が楽しめます。1ヵ月前には、サクラが満開の道を少しひんやりとした早朝の空気を吸いながら通ったことが随分昔のように感じられます。時の移ろいが本当に早く感じられます。

さて、今回の表現は“Let' s Rock' n' roll ! ”「ぱーっとやろうぜ」です。ロックンロールは元々音楽のジャンルでしたが、名詞が動詞として特別の意味で使われるようになりました。豪勢に、「わーっ」と皆で一緒にやろうという意味です。若者の考えることは昔も今も多少形は変わっても同じようなものです。集まって合成にやることを、若いころの感傷に少し浸りながら、声高に叫ぶのです。「ぱーっとやろうぜ」。又、逆にそういうことは好きじゃないんだよなと斜にかまえてニヒルさを表現したいときには“I don' t like to rock' n roll this time”「こういうときに、ぱっとやる気にはなれないんだよね」とつぶやくのも決まるかも知れません。

沖縄は梅雨ですが、本州はもう少し良い天気が楽しめそうです。遠出ではなく家族で近くの公園でゆっくりするのにも良い季節です。梅雨に入る前に、衣替えの準備をしておくと楽かも知れませんね。さわやかな風と光のなかで、自然を楽しみましょう。それでは、また。See ya!
(市ヶ谷 中央資料隊)  <スワタケル>

<雪月花>
 大型連休でいなかに帰ってきた。四国の西南端で愛媛県と小さな川をはさんだ高知県の過疎地である。昨年も帰り県境の篠山に登ったことは前にもこの欄に書いたが今回ものぼってきた。日本でここだけに群生していると言われるアケボノつつじを見たかったのだ。鹿に食い荒らされた熊笹も地元小中学生や青年団の努力でだいぶ復活していた。つつじは昔みた時とおなじように可憐で山一面をおおっていた。台風や大雨にいじめられた古木とのコントラストに感動する。この篠山からいくつもの滝や流れをつくって下りてきたのが県境になっている篠川である。新緑の時期になると30年前からこの川をまたいでこいのぼりが30mの上空に泳ぐことになっている。高知県側の山の上から愛媛県側の小学校まで約200mのロープが張られ100匹の華やかな鯉が山里を見下ろしている。いまあちらこちらでも見る風景だが、地元の人たちはここが一番先に始めたというのが自慢、そして二つの県にまたがるのはここだけだとも言っている。さらに一番の自慢がこの小中学校は両方の県から生徒が通い校名が世界一長いと言うのだ。書いてみると、愛媛県南宇和郡一本松町立・高知県宿毛市立篠山小中学校組合立篠山小学校、または篠山中学校となるのだ。たしかに長い。これをローマ字に書き換えたら何文字になるか。そこで若い人たちは里おこしのために考えた。世界一の記録をのせているあのギネスブックに申請したのだ。もうそろそろ認められるのではないかとみんな期待している。小学校の今年の一年生は一人だけ、廃校寸前の状況に、孫だけでも校区に帰せないかと頑張っているおじいさんたちも素晴らしい。私にとってもここが最愛の母校である。(所谷)

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