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自衛隊ニュース   1086号 (2022年11月1日発行)
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千歳野球部、日本選手権へ
道大会制し10年ぶり2度目
井筒空幕長「健闘を期待する」

 北海道屈指の社会人硬式野球部として活躍する航空自衛隊千歳基地野球部(部長・小山晃紀雄1佐=第2航空団基地業務郡司令=以下27人)が道代表として「第47回社会人野球日本選手権大会」への出場を決め、10月18日、防衛省で行われた壮行会で井筒空幕長をはじめとする幹部・隊員に激励された。

 千歳野球部は1981年に創設。甲子園出場経験もある第2航空団、第3高射群の隊員らが課業外などに練習を積み、都市対抗野球大会・北海道大会で準優勝するなど、各種大会に挑み実績を残している。
 日本選手権への出場切符を争う北海道地区予選は9月23日から同25日まで、札幌市円山球場で道内強豪4チームによる総当たり戦で実施された。
 千歳は伊賀俊輔3曹の本塁打などで北海道ガスに3-2で辛勝。JR北海道戦も佐藤怜3曹、本木敬基3曹の継投で5-4の1点差で競り勝ち、3戦全勝で10年ぶり2度目の日本選手権出場を決めた。
 壮行会には井筒空幕長をはじめとする空幕幹部、千歳野球部監督の福井一気2曹以下選手・スタッフ、合わせて約30人が出席。
 福井監督が「送り出して良かった、と思っていただける成果を挙げたい。自衛官としての強い矜持を持って全国の強豪に立ち向かいます」と決意を表明。井筒空幕長が「これまで培ってきたチームワーク、技術を遺憾なく発揮し、ぜひ、決勝まで駒を進めてほしい。活躍を期待してやみません。健闘を期待しています」とエールを送った。
 壮行会終了後、防衛省A棟17階フロアで、隊員らの見送りも受けた。
 日本選手権は代表32チームが出場し10月30日に開幕。11月9日まで京セラドーム大阪(大阪市)で争われる。千歳野球部は11月2日、初戦で王子(愛知県)に挑む。


古市3尉 銅メダル
レスリング世界戦
 レスリングの世界選手権が9月10日から同18日までセルビアのベオグラード市で開催され、女子フリースタイル72キロ級で自衛隊体育学校(朝霞)の古市雅子3陸尉が3位に入賞、銅メダルを獲得した。
 古市3尉は初戦を危なげなく制し、続くフランス人選手との準々決勝戦。後半の終了間際にタックルを決めて4点を奪い、8-4で勝利した。
 準決勝で惜敗した後、迎えたトルコ人選手との3位決定戦は、積極的に攻め2点を先取。後半同点に追いつかれたが、相手の反則で1点を獲得し3-2で競り勝った。
 試合後、古市3尉は「全試合で最初に自分がアクティビティ・タイム(消極的な選手に課せられるポイントを獲得する時間。30秒間でポイントを奪えなかった場合、相手に1点が与えられる)をもらったので、前に出て、崩しが攻めにつながるように臨んだ」と振り返った。
 また、オリンピック実施階級(50キロ、53キロ、57キロ、62キロ、68キロ、76キロ各級、全6階級)の68キロ級に変更して挑む12月の全日本選手権に向けて、「しっかりと準備をして全力で臨みたい」と決意を新たにした。

小原3佐殿堂へ
世界レスリング連盟
 ロンドン五輪(2012年)のレスリング・女子48キロ級金メダリストで体校レスリング班女子コーチを務める小原日登美3陸佐が世界レスリング連盟の殿堂入りを決め9月9日、ベオグラード市内で開かれた授賞式に出席した。
 小原3佐は青森県八戸市出身で中京女子大(現至学館大)を卒業し2005年、体校へ直接入校。五輪優勝、世界選手権8度優勝などの成果を残した。
 小原3佐のほかに、五輪出場切符を懸けて55キロ級で戦ったこともある吉田沙保里さん(アテネ、北京、ロンドン各五輪を3連覇)ら2人も殿堂入りした。
 小原3佐は受賞後、「ロンドンオリンピックを最後に現役を引退しちょうど10年の節目の年に殿堂入りすることができ、今まで支えて下さった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。次はコーチとして金メダル獲得を目指して頑張ります」と語った。

34普連が災派
 第34普通科連隊(連隊長・水野克輝1佐)は9月26日から10月3日まで、台風15号の大雨による被害が発生した静岡市と川根本町で災害派遣活動を行った。
 静岡県内各地で土砂災害、断水等が発生。連隊は県知事からの災害派遣要請を受け人員約30名で清水区内で給水活動を開始。さらに翌日から約100人態勢で同区内の各地に拡大して給水を行うとともに、興津川の取水口に流れ込んだ土砂、流木等を夜を徹して除去した。
 川根本町では、水川地区の断水を解消するため水川導水ポンプ場で土砂の除去などを、瀬平地区では受水槽に送水するためのホースの設置を行った。また、孤立状態が続いていた文沢地区では、町職員らと連携し避難住民を誘導した。

101特大 3中がV7
 第101特科大隊(大隊長・原田大輔2佐)は9月28日、美幌駐屯地で大隊持続走競技会を実施した。
 大隊所属隊員全員が参加。駐屯隊内の3キロコースを走り、中隊対抗の部と個人対抗の部で健脚を競った。中隊対抗の順位決定は、中隊参加人員全員を採点人員とし、タイムを年齢に応じた体力検定の点数で算出。平均点数が一番高い中隊を優勝とした。
 紅葉深まる秋陰の中、第1組が8時20分の大隊長の号砲とともにスタート、その後、5分間隔で次々と選手が出走し、少しでも平均点数を上げようと中隊のため力を尽くし力走した。結果は、第3中隊が優勝、7連覇を達成した。

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