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自衛隊ニュース   957号 (2017年6月15日発行)
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三者間による安否確認訓練を実施
〈練馬駐屯地〉
 練馬駐屯地業務隊長(隊長・山口芳正1陸佐)は、5月28日、隊員家族、東京都練馬区自衛隊家族会及び東京都練馬区隊友会と連携した安否確認訓練を練馬駐屯地及びその近傍地域において実施した。本訓練は、家族会及び隊友会と隊員家族との連携を強化することにより、安否確認の実効性の向上を図ることを目的として実施され、方面総監部及び各区(練馬、板橋、北、杉並及び中野区)の支部長等も研修に参加した。
 訓練では、家族会及び隊友会会員と隊員家族との顔合わせの後、隊員家族の自宅を訪問して安否確認を行うとともに、合わせて近傍の避難所への経路・現地確認を行い、三者による安否確認の手順について認識の統一が図れ、問題点を明確にすることができた。
 訓練終了後、本訓練の慰労と今後の信頼関係の強化の意味を込めて新緑の爽やかな野外での昼食会を行い、隊員家族の子供達へのアトラクションにより、会場は大いに盛り上がり親睦が深まった。意見交換会では、それぞれの立場から活発的な意見が交わされ、多大な成果・教訓を得ることができた。隊員家族からは、「家族支援に関し、よく理解できたので、万が一の災害に際し、大変心強い」という意見が出た。また、東京都練馬区自衛隊家族会副会長は、「大変有意義な訓練だった。引き続き、業務隊と連携強化を図っていきたい」と語った。また、複数の家族会員及び隊友会員と、複数の隊員家族をグループとしてまとめ相互に補完し合うことにより安否確認の信頼性の向上が期待できることについて認識を共有することができた。本訓練を通じて、三者による信頼関係の醸成が図られ、信頼度の高まった実り多い訓練となった。
 今後は、本訓練の成果を踏まえ、家族支援の目的である「各種事態等への対応に際し、隊員が後顧の憂いなく安心して任務に邁進できる態勢を確立」するため、家族支援担当者が一体となって、より一層安否確認の実効性を向上させていくとしている。

中央即応集団創立10周年
国内外で数々の任務を完遂
 5月26日、陸上自衛隊座間駐屯地に所在する中央即応集団(司令官・小林茂陸将)が創立10周年を迎え、グラブスキー在日米陸軍副司令官や歴代司令官等を招き、隷下部隊8個の隊員約200名も参列して記念式典が行われた。
 式典で小林司令官は「陸上自衛隊大改革の一翼を担っており、新編される陸上総隊の核となり平成30年3月に新たな体制をスタートする。その直後から十分に機能発揮できるよう、その準備を推進することも求められている」などと式辞を述べた。また、グラブスキー在日米陸軍副司令官は「中央即応集団の隊員は、在日米陸軍の兵士にとって素晴らしいパートナーである」と述べた。
 中央即応集団は、国外では、南スーダン共和国をはじめとする国連平和維持活動、ネパール大地震に対する国際緊急援助活動等延べ65個任務を、国内では東日本大震災、熊本地震及び本年5月の東北における山林火災への災害派遣や伊勢・志摩サミット支援等延べ28個任務をこの10年で完遂した。

海自・空自が米海軍と共同訓練
 海上自衛隊と航空自衛隊は日本海及び日本海側空域で米海軍と共同訓練を行った。
 海上自衛隊は、6月1日?3日に護衛艦「ひゅうが」と護衛艦「あしがら」が、航空自衛隊は、6月1日?2日に小松基地所属の第6航空団Fー15が、米海軍は、空母「カール・ヴィンソン」空母「ロナルド・レーガン」及び艦艇数隻が参加して行われた。

タイ王国空軍司令官 防衛大学校を訪問
 6月1日、タイ王国空軍司令官 ジョム・ルンサワン空軍大将が防衛大学校(学校長・國分良成)を訪問した。ジョム司令官は航空幕僚長の公式招待により来日、母校である防衛大学校の学校長表敬及びタイ王国本科留学生を激励した。
 ジョム司令官は防衛大学校第26期卒業生であり、防大在学中は電気工学を専攻、校友会ではバスケットボール部に所属、卒業後も航空自衛隊幹部学校指揮幕僚課程と高級幹部課程に留学している。
 防衛大学校では、学校長を表敬したのち、記念講堂において全学生による記念式典、資料館や学生舎の施設見学のほか、学生との歓迎会食、防大生による茶会、タイ王国本科留学生と懇談、激励した。
 記念式典では、防衛大学校儀仗隊の栄誉礼、両国国歌演奏ののち、学校長から「ジョム司令官は、同期生によれば人間性に優れており、怒った顔を見たことがない。大変律儀で約束を必ず守る有言実行であり、いろいろなことに真摯に取り組む学生であった」と紹介。ジョム司令官も「防衛大学校に在学していた時からは建物が近代的になり驚いているが、防大生の精神は未だ変わらず受け継がれていることをうれしく思う。」と全学生に対し防大精神を忘れないよう激励した。両者はそれぞれ記念の盾を贈り、しっかり手を握り合った。
 また、資料館では防衛大学校同窓会から記念品である銘板の紹介が行われ、学生時代の写真を前にして、学校長に思い出を懐かしそうに話していた。
 ジョム司令官は国際交流会館での茶会ののち、タイ王国本科留学生と懇談、激励され、留学生は緊張した面持ちながら、偉大な先輩からの言葉に改めて学業、訓練に取り組む意欲を向上させた様子であった。
 今回のジョム司令官の訪問により、学校長以下教職員、学生は、本校卒業生の栄達を誇りに思うとともに、日本とタイ王国との交流が更に深化、拡大することの必要性を認識した。

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