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自衛隊ニュース   910号 (2015年7月1日発行)
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精鋭無比・第一空挺団の訓練検閲
5月24日〜6月10日、習志野及び東富士等で実施
統裁官「概ね優良」
 第1空挺団(団長・岩村公史陸将補=習志野)は5月24日から6月10日までの間、習志野駐屯地及び東富士演習場並びに同周辺において、「降下」「山地機動」「交戦装置(バトラー2)を使用した対抗形式の戦闘行動」及び「戦闘射撃」による第1・第3普通科大隊戦闘群の訓練検閲を実施した。
 5月24日から29日までの間、両大隊戦闘群は習志野駐屯地において戦闘に使用する車両及び物品を航空機から投下するための梱包訓練、第1普通科大隊戦闘群(戦闘群長・山下正浩2陸佐)は隊容検査を実施。隊員の基礎的戦闘能力について点検を実施するとともに、降下前訓練を実施して準備を完了した。
 5月30日、東富士演習場に車両で移動、第3普通科大隊戦闘群は現地において隊容検査を実施し、戦闘群長の五十嵐雅康2陸佐は戦闘群の隊員を集め、全員はちまきをしめ、任務完遂を祈念し雄たけびを上げた。
 6月1日から3日にかけて実施された自由降下及び空挺降下は各大隊戦闘群の予定されていた人員がすべて成功しじ後の戦闘行動に移行した。第1普通科大隊戦闘群は6月1日17時から、第3普通科大隊戦闘群は6月2日18時40分からそれぞれ、標高差約1,500メートル、約100キロメートルに及ぶ山地機動を踏破した。
 6月4日及び5日早朝、第1普通科大隊戦闘群は防御準備を、第3普通科大隊戦闘群は攻撃準備を完了し、5日13時以降戦闘行動を開始した。「交戦装置(バトラー2)」を使用した戦闘行動では、隊員及び車両に装着した受信器、個人及び部隊装備火器に装着した送信機により実際に当たった場合、損傷状況が発生し、隊員たちは実戦闘さながらの状況付与に戸惑いながらも戦闘を継続、約2日間に及ぶ戦闘行動の末、7日14時15分状況が終了した。
 6月10日両大隊戦闘群は小銃小隊及び迫撃砲小隊の無線による連携を取りながらの戦闘射撃を実施した。約14年ぶりに実施された戦闘射撃では、与えられた想定に伴い小隊長の射撃号令のもと現出した的(敵)に対し射撃を実施、練成の成果を発揮した。
 6月11日に行われた統裁官総評では、両大隊戦闘群ともに、空挺降下からの急峻な地形を克服した3夜4日に及ぶ山地機動に引き続く戦闘行動を実施して任務を完遂したとして「概ね優良」の評価を得た。両部隊及び統裁部についてはそれぞれに分派して習志野駐屯地に帰隊し、整備及びしばしの休息についた。

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